鈴木隆弥

shiro IncでWEB制作に従事/Account Engagementコンサルタント サービス案内:https://go.shiro-k.jp/service

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最近の記事

【待ったなし!】Account Engagement のトラッキングオプトイン

Account Engagement はランディングページやトラッキングコードを入れたWebページからクッキーを使ってビジターとプロスペクトのアクティビティを記録します。 クッキーは、ビジターがサイトを再訪問したときにフォームの値やテーブルフィルターの設定などを記憶しておいてくれます。また、ログインユーザーのセッションを維持するにもクッキーを使います。 こんな便利なクッキーですが、EU圏内ではクッキーをとって良いかどうか、サイト訪問者に明示的に許可をもらうトラッキングオプ

    • 【MAの肝!】Account Engagementのマーケティングフロー(ファイナル)

      前回書き切れなかったEngagement Studioのレポート機能をご紹介します。と言っても難しい操作はありません。一連のステップを通過してプログラムが終了すると[レポート]タブでマーケティングフローが開かれます。 それぞれのステップの上にある黒地に白文字のツールチップはそのステップを完了したプロスペクトの数が表示され、各ステップのアイコンをクリックすると統計資料が表示されます。 [表示するレポート]でプログラムの特定のバージョンのみを表示させることもできます。 下図

      • 【MAの肝!】Account Engagementのマーケティングフロー(後半)

        前回に引き続きAccount Engagementの中核機能であるEngagement Studioのお話をしていきます。 ちょっとおさらいをしておくと、Engagement Studioにはアクション、トリガー、ルールの3つの主要アイコンがあってそれらをつなぐことでマーケティングフローを作っていました。 それぞれの役割は下のようになります。 アクション:何かを実行する → Account Engagementに何かをさせる トリガー:イベントをリスンする → プロスペク

        • 【MAの肝!】Account Engagementのマーケティングフロー(前半)

          今回はAccount Engagementの柱の機能になるEngabement Studioをご紹介します。下図は展示会の後のブース訪問客をフォローするフローのサンプルになります。このフローを作ってみましょう。 まず、最初に一番上の水滴のアイコンをクリックします。 ■ 名前:マーケティングフローの名前を入れます。 ■ フォルダー:保存するフォルダーを指定します。 ■ 説明:マーケティングフローの説明を書きます。 ■ 受信者リスト:予め作られたリストからこのフローのメール配

          【お手軽!】PDFコンテンツをAccount Engagement LPのかわりに使おう!

          Account Engagementを導入するとランディングページを用意して、様々なトラフィックソースからビジターを集める事を想定しますよね?それは全く王道でマストな手法ですが、今日はお手軽にランディングページ代わりに使えるPDFファイルのお話をしたいと思います。 通常、商品やサービスはコーポレートサイトとは別にランディングページを持つ事が多いですが、例えば扱っている商品のカテゴリーや数が多いとその全てをデザイン・コーディングするのは結構コストがかかります。 こんな時はラ

          【お手軽!】PDFコンテンツをAccount Engagement LPのかわりに使おう!

          【3分で完了!】Google広告とAccount Engagementを連携する

          Account EngagementユーザーがGoogle広告を出稿されるときは、Google 広告コネクターを使うと広告アカウントと連携して統計指標が取れるので是非、利用してみてください。(エディションがPlus以上から利用できます) 設定はとても簡単です! まず【Account Engagement】→【コネクター】の画面を表示させます。 「+コネクターを追加」ボタンを押すとAccount Engagementに追加可能なコネクターが並ぶので、「Google Ads」

          【3分で完了!】Google広告とAccount Engagementを連携する

          【安全更新!】Account Engagementのコンテンツリージョン

          今回は「pardot-region」という文字をHTMLタグに含むことでユーザが安全にランディングページを更新ができる仕組みをご紹介したいと思います。 Account Engagementのランディングページの作り方は過去記事で書きましたようにWYSIWYGエディターの編集画面でテキストや写真などのコンテンツをレイアウトをしていました。 最新情報などランディングページをリリースした後からコンテンツを追加したり、修正するにはこのWYSIWYGエディターの編集画面上で行うので

          【安全更新!】Account Engagementのコンテンツリージョン

          【もはや必須?】reCAPTCHA v3をAccount Engagementに実装する

          最近フォームにbotからの送信で大量のプロスペクトが作られる事が増えています。意味不明のアルファベットの羅列だったり、googleを騙ったり、大事な本当のプロスペクトが視認しにくいだけではなく、統計値にも大きく影響が出てしまうのでほんとに迷惑ですよね! Account Engagementの標準フォームだと「有効なメールサーバーからのメール」または「ISP や無料のメールプロバイダ以外からのメール」という項目にチェックを入れることでbot対策になりますが、フォームハンドラー

          【もはや必須?】reCAPTCHA v3をAccount Engagementに実装する

          【裏ワザ】JicooとCRMとAccount Engagementを連結!

          最近Jicooという予約カレンダーサービスにセールスフォースへのサービス連携機能があったのでやってみました。CRMにはこの連携機能ですんなり繋がりますが、今回はWebhookという機能でAccount Engagementにも繋げてみます。 セールスフォースと連携するにはJicooのteamプラン以上の会員登録が必要になります。登録をしてログインをすると下図の画面が出ます。 ▼JicooとSalesforceの連携 まずJicooとSalesforceを連携します ホー

          【裏ワザ】JicooとCRMとAccount Engagementを連結!

          【超便利】Account Engagement オートメーションルールはコレだけ抑えて!!

          今回はオートメーションルールを解説します。 オートメーションルールはその名の通りルールベースで何らかのアクションを実行する機能です。 下図のように様々なプロスペクトの属性が選べ、その属性の状態によってこれもまた様々なアクションを発動できるので、ルールとアクションの順列組み合わせで大抵の事はできてしまう強力な自動化ツールです。 便利すぎて弊社では「困ったらオートメーションルールで!」という感じで重宝しています。今回はそんなオートメーションルールでコレだけ抑えておけばOKとい

          【超便利】Account Engagement オートメーションルールはコレだけ抑えて!!

          Account Engagement 検証済みのメールドメインの設定について

          7月にAccount Engagementから送信するメールのセキュリティが上がるようです。下図には「認証済みのドメイン以外のメールアドレスからのメール送信を制限する変更が適用されております。」とあります。まだトラッカードメインとDKIMの設定をされていない方はこの機に済ませておきましょう! SPFとDKIMの設定はSalesforce Spring '23 リリースノートから以前と少し設定方法が変わりましたが、既に設定をされている方は変更の必要はありません。 DKIMの

          Account Engagement 検証済みのメールドメインの設定について

          【MAの肝はリスト作り!】Account Engagementのセグメンテーションリスト

          今回はAccount Engagementのリストについてお話をします。 何らかのルールでセグメント化されたリストをAccount Engagementではセグメンテーションリストと呼んでいます。(簡単にリストととも言います)セグメンテーションリストは静的なスタティックリストと動的なダイナミックリストとがあります。このリストを一斉メールの送信、あるいは送信除外リストとして一斉メールの宛先に利用します。 では、まずスタティックリストから作っていきましょう。 【見込み客】→【

          【MAの肝はリスト作り!】Account Engagementのセグメンテーションリスト

          【反映は気長にまっててね】Account Engagementのページアクション

          昨日の記事でさらっと「ページアクション」を作りました。 きっと「コレは便利!」と思って頂けた方もいらっしゃると思います。 例えば、プロスペクトがランディングページを見に来る  ↓ Slackに通知が来たら、即架電ってフローが思い浮かびますよね? こんな便利な機能をもった「ページアクション」なのでどんどん使って頂きたいのですが、その前にいくつか注意点がありますので、お付き合いください。 1、完了アクションはプロスペクトにのみ適用されます。 メールアドレスを得ていない匿名ビ

          【反映は気長にまっててね】Account Engagementのページアクション

          【簡単に動的ページを作る凄いヤツ!】Account Engagementのダイナミックコンテンツ

          今回はプロスペクト毎にコンテンツを切り分けて表示する「ダイナミックコンテンツ」を紹介します。ダイナミックコンテンツはプロスペクトが持つデータによってメールやウェブページの表示を変える動的なページをノーコードで実現できます。 では、さっそく・・プロスペクトの持つスコアによってメールの件名を変えてみたいと思います。 【Account Engagement メール】→ 【ダイナミックコンテンツ】の画面で「+ダイナミックコンテンツを追加」ボタンを押して新規作成します。 いつもの

          【簡単に動的ページを作る凄いヤツ!】Account Engagementのダイナミックコンテンツ

          ドラッグ&ドロップで簡単Account Engagementメール (拡張メール)

          前回はリストメールについて書きましたが、今回はAccount Engagementのもう一つのメール「拡張メール」をご紹介します。 「拡張メール」を使えるようにするにはウインドウ右上の「⚙」を押して【マーケティング設定】→【コンテンツの設定】の画面で「新規セットを作成」を押すと簡単に権限セットが作成できます。 権限セットができたら「割り当ての管理」ボタンを押しましょう。 権限セットページが開きますので 「割り当ての管理」ボタンを押して権限セットをユーザに割り当ててくださ

          ドラッグ&ドロップで簡単Account Engagementメール (拡張メール)

          【A/Bテストにも使える】Account Engagementのメール送信

          前回と前々回で「作成」~「テスト」プロセスでの設定方法を見てきました。今回は最後のプロセス「送信」プロセスをご紹介します。 前々回:Account Engagementのリストメールの作り方 前回:Account Engagement テストメールの使い方 まずは宛先を「リスト(送付先)」から選びます。 次に同業社など送付しない宛先を「除外リスト(対象外の送付先)から選びます。もし、どちらのリストにも同じメールアドレスがあった時、Account Engagementはその

          【A/Bテストにも使える】Account Engagementのメール送信