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【反映は気長にまっててね】Account Engagementのページアクション

昨日の記事でさらっと「ページアクション」を作りました。
きっと「コレは便利!」と思って頂けた方もいらっしゃると思います。

例えば、プロスペクトがランディングページを見に来る
 ↓
Slackに通知が来たら、即架電ってフローが思い浮かびますよね?

こんな便利な機能をもった「ページアクション」なのでどんどん使って頂きたいのですが、その前にいくつか注意点がありますので、お付き合いください。

1、完了アクションはプロスペクトにのみ適用されます。
メールアドレスを得ていない匿名ビジターが監視ページに訪れても「ページアクション」は何も反応しません。このビジターが後日、メールアドレスをフォーム入力してプロスペクトになると「このページを見たんだな」とレポートでは分かりますが「完了アクション」は発動しません。

2、ページアクションが効くのはトラッキングページだけです。
Account Engagementの内部ランディングページ(従来のランディングページ)かトラッキングコードを外部ランディングページ(トラッカードメインと紐づいてるドメインサイト)でしかページアクションは動きません。

3、ページアクションがトリガーされるのは、1 時間に 1 度です。
プロスペクトは1 時間以内に何度ページを見ても1カウントです。テストする時は待ちましょう。「急いで設定しないと!」という時はシークレットウインドか別ブラウザ、あるいはスマホなど違うクッキーに紐づくプロスペクトを作ってテストしてください。

4,ページアクションに使うURLは正確に。
例えば「http://shiro-k.jp」でページアクションを作成した時に「http://www.shiro-k.jp」では発動しません。

蛇足ですが「www」を使うか「なし」かはどちらかに決めておくことをおすすめします。弊社は「www」で来たら「なし」にリダイレクトしてますが、「www」にドメイン資産がある場合は「なし」を「www」にリダイレクトします。google.comは「www」派ですね。

更に蛇足ですが、皆さんのサイトはSSL証明書を持っていらっしゃると思いますので「http」を「https」へのリダイレクトもまだでしたらしておきましょう。いずれも.htaccessというテキスト書類で設定できます。
詳しくは「URLの正規化」で検索するとレファレンスが沢山あります。

5,スコアリングカテゴリは過去のことは対象外です。
ページアクションを作成する時に「スコアリングカテゴリ」という項目があります。複数の商品のアセットをひとつのフォルダに保存することで、そのグループ全体にスコア付ができる便利機能です。ただ、後からスコアリングカテゴリを追加したり、スコアの値を変更した場合は値は反映されません。完了アクションだけが走ります。

スコアリングカテゴリの設定

逆にスコアリングカテゴリをページアクションに紐づけた後に変更した場合はどうでしょう?この場合は例えば「セーター」というスコアリングカテゴリを「トップス」に変えると「セーター」のスコアはすんなりと「トップス」に付け替えられます。

最後にページアクションの動作はネットの通信状況やサーバ負荷など環境に左右されます。ほんの10秒ほどで反応する時もあれば、数十分かかる時もあります。リアルタイムでSlack通知は来ませんのでプロスペクトがページを見ている間に架電のようなフローは避けたほうが良いですね。


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