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【待ったなし!】Account Engagement のトラッキングオプトイン

Account Engagement はランディングページやトラッキングコードを入れたWebページからクッキーを使ってビジターとプロスペクトのアクティビティを記録します。

クッキーは、ビジターがサイトを再訪問したときにフォームの値やテーブルフィルターの設定などを記憶しておいてくれます。また、ログインユーザーのセッションを維持するにもクッキーを使います。

こんな便利なクッキーですが、EU圏内ではクッキーをとって良いかどうか、サイト訪問者に明示的に許可をもらうトラッキングオプトインを表示することを義務化しています。最近は日本のサイトでもかなり実装例が増えてきました。

トラッキングオプトインの実装というと難しそうですが、Account Engagementの場合はノーコードで簡単にできます!

まず、Account Engagement設定→ドメイン管理の画面で右上にある「トラッキングオプトインプレファレンス」ボタンを押します。

トラッキングオプトインプレファレンス

次の画面でビジターにトラッキングオプトインするように求めるメッセージを入力します。また、メッセージの見た目やリンクスタイルをcssでお好みで変更ができます。

そして、その下にあるラジオボタンで全てのビジターにオプトインをしてもらうか、特定の国からのビジターのみかを選ぶ事ができます。
やることはこれだけです!

トラッキングオプトインプレファレンスの設定画面

下は弊社サイトでのシンプルな実装例になります。
ここでビジターはクッキーの使用を許すかどうかを選択できます。

トラッキングオプトインの表示

実装したら注意することとして・・・

1,プロスペクトがオプトインしていない場合、ページビュー数とフォームビュー数はトラッキングされません。

2,メールリンクのクリック数とフォーム登録数は、引き続きアクティビティ履歴に表示されます。

3,トラッキングオプトインのメッセージは、シークレットウィンドウを使うか、ビジターのクッキーをクリアしない限り再表示されることはありません

また、Account Engagementが実際に取っているファーストパーティのクッキーは下のとおりです。

visitor_id<accountid>      
アカウント識別子により、確実に適切なビジネスユニットでビジターがトラッキングされます。

pi_opt_in<accountid>
ビジターがトラッキングにオプトインするとpi_opt_in クッキーが true
オプトアウトしたときに または falseになります。

visitor_id<accountid>-hash
ビジターに対応するプロスペクト情報を守るためのビジターのハッシュクッキーです。

lpv<accountid>
30分間に何度もページを訪れてもひとつのページビューとして扱います。

pardot
このクッキーはビジターがAccount Engagementのアセットやトラッキングコードのあるページにアクセスする時に有効なセッションを示すもので、トラッキングには使用されません。

visitor_id および pi_opt_in トラッキングの有効期間は調整できます。デフォルトの有効期間は 365 日に設定されています。

Account Engagement設定でクッキーの有効期間を入力

また、Account Engagementのトラッキングオプトインはカスタマイズが可能です。Account Engagement設定メニューで「トラッキング & 同意 JavaScript API を有効化」にチェックを入れておきます。

実際の実装の仕方は下記のヘルプページを参照してください。
JSには慣れていないといけないので、ここはウェブ製作者の領域になるかも知れません。


一点だけ・・GET STARTのページのプログラム例でコメントアウトに下記の様になっていますが「+ 1000」は無視して普通にAccount Engagement account IDとcampaign IDをパラメータに入れてください。

// pdt('create', Account Engagement account ID + 1000, AccountEngagement campaign ID + 1000, 'go.example.com');


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