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とある大学生の学習記録 Day73 #創作の世界へようこそ!登場人物の設定を練ろう #理系女子大学生のリアル


みなさんこんばんは。本当はフランス語のプレゼン準備を進めないといけないにも関わらず、一日中趣味に時間を溶かした塩中真夜です。やっぱりこういう無駄な時間の使い方、ぜいたくで楽しいなぁと思ってしまいます。今日もまじめな話題はなしで、小説のことを書いていこうと思います。はじめましての方は自己紹介からよろしくお願いします。

キャラクター設定を練ろう!(やることが多い)

①キャラの大まかな性格(方向性)の決定

昨日のnoteでは一次創作の世界観設定の練り方を考えましたが、今日はキャラクターの性格やバックグラウンドの設定の練り方について書いていこうと思います。

まずキャラクターの性格設定を練るタイミングなのですが、私の場合は世界観設定が絶対に先です。もっと言えば、初めに『こんな系統のこんなシーンが書きたい!キャラにこんなことさせたい!』という欲求があって、そこから書きたいテーマにあった世界観を選び、書きたいストーリーを実現してくれそうなキャラを作っていきます。取っ掛かりはとにかくストーリー(と言うか書きたい場面)からはじまるんです。

これをやると何がいいかというと、書きたいシーンを成り立たせるためにキャラクターの設定を考えるので、方向性がぶれにくいんです。おまけにすでに登場人物同士の関係性が決まってしまうことも多くて、主要キャラの基本的な要素が結構簡単に決まって行きます。主要キャラクターの性別、性格、年代、関係性をそれぞれ一言で設定出来たら、次の段階です。

②それぞれのキャラの普段の様子を考えつつ、性格をよりはっきりさせる

私が思ういいキャラクターは、本当に感情の動きがリアルで共感できます。ですので、主人公や準主人公のキャラはできるだけリアルな感情を持たせるために、キャラ同士を頭の中で絡ませながら細かい性格を決めていきます。ここで個人的に大事なのは、①で決めた方向性から逸れないことです。ただ性格の設定だけを膨らませていると、変な方向に発展していってしまうので、あくまでも自分の書きたい場面・書きたい会話を基準にして、そこから掘り下げていく感じですね。

あとは、ここらへんで関係性がよりはっきりしてくるので、キャラクターの容姿設定も考えてしまうことが多いです。活発なキャラクターは鮮やかな色彩、落ち着いたキャラクターは彩度を低めにと、性格を反映した設定をすると、その後の細かい設定を考えるうえでの一つの基準になります。頭の中にざっくりとした容姿を思い浮かべることで、キャラブレを防ぐという作戦です。ただし、見た目と実際の性格にギャップのあるキャラクターというのも一定数存在するので、そこだけ注意が必要ですね。

見た目と性格の関係性って、私は結構気になるほうで、いくつかテンプレと言っていいような外見と性格のセットってあると思っています。例えばピンクブロンドのふわふわした髪の毛に蜂蜜色の瞳、童顔だったら悪役令嬢物のヒロインちゃんで、飛び切り純粋あるいは純粋な性格を装った腹黒キャラだと思ってますし、黒髪ストレートにつり目のお嬢様なら大体悪役令嬢ポジですよね(通じますか?)。

見た目と性格がちゃんとリンクしてるなぁと思ったのは、私の好きな作品だと鬼滅の刃で(漫画ですが)、しのぶちゃんは紫色で落ち着いた性格、蜜璃ちゃんはピンクと緑の髪の毛で可愛らしい性格、煉獄さんは赤と黄色でかなり情熱的な印象ですよね。こういう色と性格の関連をある程度守ることって、一次創作の小説を書くときに、すでに読者と共通認識が成立している情報として使えるのでとても便利だと思っています。

③主人公たちがどのように変化していくのか?を考えながら、キャラクターの過去や価値観などの詳細を練る

ここからはストーリーのプロットを考えながらになると思います。悪く言えばご都合主義。整合性がとれるかどうかの確認は必要ですが、細かい性格はだんだん変わっていくのが普通なので、私はそこらへんはじゃんじゃん変えていっちゃいます。どちらかと言えば楽しさを優先に、『こうなったほうが面白いじゃん!』を突き詰めていくスタイルです。とにかく自分の好みを詰め込むとも言います。

あとは、性格の設定が出来上がってくると、細かいストーリーは主人公たちが勝手に動いで作り始めるのでそうなったらもう楽しいだけの段階ですね。とてもいい。

ということで、以上が基本的なキャラの性格設定の作り方でした。

①キャラの大まかな性格(方向性)の決定
②それぞれのキャラの普段の様子を考えつつ、性格をよりはっきりさせる
③主人公たちがどのように変化していくのか?を考えながら、キャラクターの過去や価値観などの詳細を練る

ただし、(これは本当に個人的な意見ですが)しっかりと作りこむのは4~5人程度がいいと思います。具体的には、主人公1人とその相方キャラ、主人公の仲間(家族のことも)くらい。なぜかというと、大体の小説って、主人公視点からほとんどのストーリーが進んでいくじゃないですか。なので、その主人公を中心に据えたストーリーを考えたとき、ほかのキャラクターの事情って実は主人公にあんまり影響がなくて、いろいろごたごたした情報を考えていると書きたいことがぶれてしまうリスクがあるんです。

あと、設定が多いと単純に読み手側が『このキャラなんだっけ』となって読みにくい、というのもあります。ですので、主人公とその周りのストーリーに関連しそうなキャラ設定を作りこもう!と考えると、多くても4~5人くらいの設定をどうにかすればいいことが大半だと思います。後のキャラは、ストーリーの進行させる都合に合わせて、わかりやすい役割とそれに沿った性格、軽いバックストーリーを考えてあげるだけでちょうどいいかと。基準を決めているわけではないのですが、主人公・準主人公以外のキャラは①と②を決めるくらいですね。

次回は明日か明後日のどちらかになるかと思いますが、ストーリーの練り方を考えていこうと思います。ただ、プロットを作るのは苦手なのでいろいろと好きな作品を眺めながら考察していこうと思います。

今日も好きなことについていろいろ書けて満足した塩中真夜でした。また次のnoteでお会いしましょう。


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