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仕事に慣れて来た時こそ、タスクの本質的な価値に疑問を持とう

みなさんこんにちは!
Shimeji & Oyakiです。
外資系企業で10年くらいマネージャーをしています。


新しく始めた仕事に慣れるまでは、「え、これなんのためにやるの?」と色々な疑問を感じる時期もあったかと思いますが、慣れてくると"当たり前"になります。

物事が当たり前になったタイミングで、もう一度"Why?"をぶつけてみると、意外と違う結果が出てくるかもしれません。


私がよく用いる質問の形式は、

「どういう目的でこれをやっているんですか?」

「何が理由で始めたんですか?その理由は今も継続しているんですか?」

の様な形です。
一般的に「なんで?」という質問は強い力を持ちます。

その業務が当たり前になっている人は、今更目的など考えないで対応していることも多いでしょうから、答えられなくてストレスがかかることが多いので、できる限りプレッシャーを与えすぎない様に配慮する必要があるかもしれません。


社内での諸々のタスクというのは、基本的に"How"であることが多いです。

その奥に"目的=What"が待っており、そこを達成させることが本来の行動理由になり得る、つまり"How"は必ずしも現状を維持しないといけないわけではなく、継続的に改善されて行くもののはずです。

一般従業員に見られるのは、"How"と"What"を混在させているケースです。

「どういう目的でこれをやっているんですか?」という質問をすると、

・わかりません
・入社した時からやれって言われているのでやってます
・これやらないとXXさんが困ってしまうじゃないかな

という感じの返答が返って来ます。


フェアに言えば、一般従業員はある程度それでいい部分もあります。
決められたことに対して疑問を抱かずにコツコツ実行してくれる人は一定数必要です。(物事変革する時に足かせになりがちですが。)

これがマネージャーで同様の返答が返って来た場合は注意が必要です。
マネージャーが理由もなく、何も考えていない様であれば、その部門はちょっと心配ですね。

なぜなら目的と手段を混在させてしまっているためです。
手段に固執されてしまうと、本来改善されていかなければならない部分がされていかないわけです。


会社にもよりますが、外資系でも下からどんどん昇進していける文化を持っている企業もあります。
その様な環境で昇進した人は、ほぼ間違いなくマネージャーとしての立ち位置をしっかりと理解していません。

そういう時に、この様な力のある質問を繰り返すことで、本来の役割に気付き、改善が見込まれる可能性もあります。


自分自身の業務においても、定期的に同じ質問を自分自身に投げかけることも大事です。

「なんの目的でやっているのか」

「継続すべき理由は未だに存在しているのか」

意外と盲目的に続けてしまっている無駄なタスクが見つかるかもしれませんね!

では!

Shimeji & Oyaki

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