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不完全なプランを人に見せるのは恐怖である。だが時間をかけすぎるくらいなら乗り越えなくてはならない恐怖でもある。

みなさんこんにちは!
Shimeji & Oyakiです。
外資系企業で10年くらいマネージャーをしています。


一般的に業務に対してかける時間を増やせば増やすほど、ある一定のところまではクオリティも付随してくるものです。

時間もかけられず、自分でもクオリティが高いと思っていないものを周りの人や、上長に見せるということは恐怖以外の何者でもないと思います。

・時間がなかったから
・初めての仕事だから
・もう少し時間があればできたかもしれない
・これはそもそも私の仕事なんだろうか

人はその時になって色々な言い訳を作り出し、自分を正当化しようとする心理が働きます。


しかしながら私個人の考えでは、タイトな時間内に、そこそこのレベルで出してくれれば、良しとすることがほとんどです。

今はまさに世の中がどの様に転じていくか、誰にも読めない状況です。
その中で、100%のクオリティの仕事を時間かけて結果を出してもらうより、80%、場合によっては60%くらいのレベルで期限内に出してもらったほうが有意義であることがほとんどだからです。


今まではもしかしたらきちんとしたストラテジーの元に、長期視点でのプランを描いてフォローしていくことができて来たかもしれません。

今は1ヶ月後、2ヶ月後は元より、一週間、二週間のスパンでも先が見通しにくくなっています。

いつなん時に、政府や会社からの要請や命令が飛び、仕事のやり方を変更しなければならなくなるか、誰にもわかりません。

なので私は今の自分のチーム内では、クオリティよりもスピードを重視する様に伝えています。


スピードを重視させることのメリットとして、アウトプットが増えてくることを挙げられます。

しょうもないアウトプットばかりを増やしてもあまり価値はないのかもしれませんが、試行錯誤して、何が一番今の現状にフィットしているのかの模索は多くの場合とても有効です。


但し一点守らなくてはならないのは、ゴールの設定とフォローアップを徹底すると言う点です。

ゴールもなく闇雲に走ったとしても、成功要件がなんなのかわかりません。

フォローアップがなければ、良いのか悪いのかも判断しようがありません。


逆に言えば、ここだけ守っておけば、成果の積み重ねになってくるので、安心してトライアンドエラーを繰り返せると思います。


繰り返しになりますが、プランを作る側からすれば、未完成なものを見せるのは強い恐怖心を感じるはずです。

そこを乗り越えて、アウトラインだけでも作り終えて会議の議題に乗っけて行くのが大事な時代だと思います。

当然管理者側は、ある程度のクオリティのブレを許容する環境を作っていくことが求められます。

完璧が求められているところにスピードを上げろと言っても、追加のストレス以外の何者でありません。(よっぽどエンゲージしている部下でない限り)


難しい時代ですね。
ですがこの状況下でもできる限り楽しんで働いていきたいと思ってます。

では!

Shimeji & Oyaki

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