外資系で一歩抜きん出た存在になりたいなら、とにかく決断を早めることが有効である

みなさんこんにちは！
Shimeji & Oyakiです。
外資系企業で10年くらいマネージャーをしています。

私は約10年くらい前に管理職になってから、今では240人くらいのチームのトップになりました。

色々な幸運とか、巡り合わせなどがあったとは思いますが、一つだけ意識して来たことがあります。

決断と行動をとにかく早める

ということです。

私の今の会社では、会社の規模が大きいこともあり、決断と行動に時間がかかることが多いです。

「じゃあこれについてはXXさんの承認をもらって..」

「もう少し分析するのに一週間かかります..」

いや、悪いとは言いません。
もちろん何かしらの決断をするのにしかるべき人を絡めるのは大事ですし、しっかりとした根拠を出すということは大事です。

ですが、

「本当にその人の承認は必要なの？」

「その分析は一週間決断を引き伸ばすよりも多くの価値を提示できるのか？」

を考えてみると良いかもしれません。

誤解のない様に言うと、データやファクトを元に決断をすることは大事です。
なんとなくのフィーリングで判断するのは少しリスクが高いのは間違いありません。

ですが例えばデータ分析で引き出したい結論が何かというと、

明確なファクトよりも、大まかな方向性を出すことが重要

なこともあります。

大まかな方向性と大まかな情報が取れているのであれば、これ以上そこに対して分析をかけていく意味を一度しっかり考えた方が良いかもしれません。

少なくとも私の経験上、ある程度の指向性が見えていることに対しては、深掘りするよりも走り出してしまった方が良いことが多かったです。

簡単なリスクアナリシスは重要である

そうかといって何でもかんでもすぐに決められるわけではないと思いますが、その場合は、

この決断をしたことによるリスクはなんだろう。

この決断をしなかったことによるリスクはなんだろう。

と言う二点を天秤にかける様にしています。

意外と決断をしなかった時のリスクは見落としがちで、行動をしないよりも悪い状況になることも多々ありますので要注意です。

とにかく決断を早めよう。

繰り返しとなりますが、とにかく決断を早める努力をしてみましょう。

決断をするのにどれくらいの情報がどれくらいの精度で必要か、これがマネージャーが掴まなければならない経験値だと思います。

これは決断を繰り返して来た人しか培われることはありません。

周りの人がゆっくりゆっくり物事を進めようとしている中で、あなただけが即決断、即行動できる様であれば、外資系では間違い無く一気に道は開けていきます。

では！

Shimeji & Oyaki

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