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マネージャーとして板挟みにあったときの自分の指標

みなさんこんにちは!
Shimeji & Oyakiです。

外資系企業で10年くらいマネージャーをやってきましたが、中間管理職というのは名前の通り上と下の板挟みに合うポジションです。

自分の部下は好き勝手言い、上司は現場感がないことを平気で言ってくる。
言っていることが両方とも一緒ならあまり問題は起きませんが、二者相反の場合に問題が生じます。

あちらを立てればこちらが立たず。
そんな状況になるからです。

そんな時に私は一つの言葉を思い出すことにしています。
現職マネージャーや、今後昇進を目指している人の役に立てば幸いです!


「結局はS&Oさんのやりたい様にやったらいいんですよ」

この言葉をかけてもらったのは前の職場で働いていた時なので、今から10年以上前になります。

当時私はマネージャーになり立てで、ちょうど上と下の板挟みに悩んでいた時でした。

「まぁ、そうなんだけどね。それができたら苦労しないですよ。」

というのがそのときの率直な感想でした。
その時は気持ち的に追い込まれていた時期で、もっと直接的な助けを求めていたため、すぐには理解できませんでした。


今の職場に8年前くらいに移ってからもやはり板挟みの状況というのはありました。

ボトムアップ型のマネジメントをしたくて転職した会社ですので、いい面もあれば難しい面もあります。(例えば部下の主張が非常に強いなど。)

そんな時、よくこの言葉を思い出していました。

「自分の全員が満足する結果を出すことなんて不可能なんだから、どうせなら自分の好きな様にやろう。」

今にして思えば、200人を超えるチームにトップの役割を持てたのは、この考え方が基盤になっている様に思えます。


驚くほどストレスがなくなる

前職で苦しんでいた時、何が一番辛かったかと考えると、

「人の期待に応えられない」
「ガッカリさせたくない」

ということでした。

振り返れば、「若いな」と思いますが、若い時期に管理職になった人って大体そういう傾向ありませんか?

人のニーズが千差万別である以上、原理的に不可能なんですよね、これ。

転職をきっかけに、上に書いた二つの点はキッパリ諦めました。
その代わりにとにかく自分の良いと思ったことをしようと心に決めました。
(もちろん会社の方針に背くとか、そういうことではありませんよ。)

その結果「別に全員に満足してもらえなくても構わない」という考え方に変わり、以前感じていた様なストレスはほとんど感じなくなりました。


勝手に磨かれたスキル

"自分の好きなことをやる"って結構難しいものです。
やはり人はそれでも反発してくるし、やりたいことをやらせてくれない時もあります。

そうなると当然、人に対して、

「なぜそれがしたいのか、良いと思っているのか」
「ベネフィットは何なのか、リスクは何なのか」

というようなことをしっかり説明する機会が増えます。

その結果、半ば意図せず自分の中の論理性や説明力、説得力などのスキルが磨かれることになりました。

よく「S&Oさんと話すとスッキリする」というありがたい言葉をかけてもらえるのですが、常に人に対して説明、説得をし続けてきたのが功を奏しているのかな、と思っています。


そして人の上に立つ場合、このスキルは必要不可欠だと思っています。
なぜなら、

行きたい方向性を示す
なぜそこに行きたいのか理由を挙げる
行ったらどういう価値があるのかを納得させる

この辺はリーダーに当たり前に求められている必須の素養だからです。


まとめ

今回は、

「板挟みにあったマネージャーがどうしたら良いか」

についての記事でした。
結局会社って、

「会社という枠組みの中で、積極的に好き勝手やって成績を上げてくれる人」

が欲しいはずなんです。

「上司が〇〇って言うから従わなければならない。」
「部下が納得しないからそうしなければならない。」

悩む方は多いかもしれませんが、意外と本質は別のところにあるかもしれませんね。

何かご感想があればコメントくれたらうれしいです!
では!


Shimeji & Oyaki

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