シマタケル

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最近の記事

自分のトリセツ「インナーペアレンツ」

インナーペアレンツとは?今回は「インナーペアレンツ」ということについて触れていきます。 「インナーチャイルド」という言葉はよく耳にしますが、「インナーペアレンツ」はあまり聴き慣れない言葉ではないでしょうか。 インナーペアレンツとは、「人の心の中に存在している、幼いころの親との関わりあいによって生まれた親に対するイメージ」のことです。 「インナーチャイルド」が親との関係性によって生まれた「こうしたかったのに」という感情だとしたら、「インナーペアレンツ」は親との関係性によっ

    • 自分のトリセツ「強運体質になる」

      「運がいい」とはどういうこと?わたしが所属している経営者の勉強会では、経営の「やり方」ではなく、経営者としての「あり方」を教えてくれます。 そして、そこで教えてもらったことは、知識として「知ってる」だけでなく、行動として「出来る」という状態になるまで、繰り返し習慣化していきます。 経営者として、相応しい「あり方」が身についてくることによって、仕事も人も大繁盛していくようになるのですが、このことは、別の表現をすれば、「運がよくなっている」「強運体質になっている」ということだ

      • 自分のトリセツ「日本人としての誇り」

        日本人の自己肯定感 こちらのグラフは、内閣府が発表した「平成26年版 子ども・若者白書」の自分自身に対する満足度の諸外国との比較を表したものになっています。 調査対象は、当時満13歳から満29歳までの男女となっていたようなので、現在の20歳~36歳の方たちが該当していたことになります。 グラフを見れば明らかではありますが、日本人の「自分自身に満足している=自分を肯定している」割合は、諸外国に比べて非常に低くなっています。 日本人の美徳として「控え目である」ということを

        • 自分のトリセツ「コンフォートゾーンを理解する」

          「自分はこういう人間だ」という思い込み心理的に居心地がよい場所というものが、人には必ず存在します。 「わたしは○○なんです」というセリフの「○○」の部分に、自分のことを表現する言葉を入れてみてください。 ・わたしは自信がないんです ・わたしは臆病なんです ・わたしはいつも上手くいかないんです ・わたしは男運がないんです 敢えてネガティブなものだけを並べてみましたが、もちろんポジティブなものが入る方もたくさんいらっしゃると思います。 ただし、もしネガティブなものが入って

          自分のトリセツ「心のブレーキ外し」

          3点が定まっても身動きができない原因夢を叶えるため、目標を達成するため、幸せになるためには、自らが何を望んでいるのかを正確に理解する必要があります。 自らが何を望んでいるのか?ということがはっきりしてくると、その場所に少しでも早くたどり着きたいと思うのが人情ですが、自分が今いる場所が分からないことには、なかなかその場所にたどり着くことはできません。 というのも、何かを成し遂げるプロセスにおいては、計画というものが非常に重要で、その計画は今いる場所を正確に把握するからこそ、

          自分のトリセツ「心のブレーキ外し」

          自分のトリセツ「夢を叶える方法」

          夢に関する名言夢を叶えるということは、その人の人生をとても幸せなものにしてくれるということは言うまでもありません。 多くの偉人たちが、夢を抱くことの大切さを言葉に残してくれています。 夢をバカにする人間から離れなさい。 器の小さい人間ほどケチをつけたがる。 真に器量の大きな人間は、 "できる"と思わせてくれるものだ。 (マーク・トゥエイン) 人間にとって成功とはいったいなんだろう。 結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろう

          自分のトリセツ「夢を叶える方法」

          自分のトリセツ「はじめの一歩のために」

          夢を叶えるために必要なこと前回の記事「コーチングが行う3つの支援について」では、①目的地、②現在地、③はじめの一歩、の重要性について触れてみました。 人生で何かを成し遂げるということは、旅行と非常に似通ったところがあり、最初に目的地を決めるということですべてが始まります。(ただし、ミステリーツアーのような目的地の分からない旅は除きます。笑) しかし、目的地が決まったとしても、自分がどこにいるのかが分からなければ、目的地にたどり着くことは決してできません。 現在地が明らか

          自分のトリセツ「はじめの一歩のために」

          自分のトリセツ「コーチングが行う3つの支援について」

          コーチングという仕事について前回までの記事で、仏教の「十界論(じっかいろん)」ということについて、また、わたしたちの目指すべき在り方として、「六道(ろくどう)」ではなく「四聖(ししょう)」であるという説明をしてきたのですが、記事を書きながら、少しマニアックな内容になり過ぎたと感じていました。 今日は、まったく趣向を変え、コーチングにおいて、わたしが最も大切にしている「心のブレーキ外し」について話ができればと思います。 コーチングという言葉を耳にしたことがある方は多いと思い

          自分のトリセツ「コーチングが行う3つの支援について」

          自分のトリセツ「目指すべき意識領域」

          六道から四聖へ前回の記事で触れた、地獄界から天界までの「六道」の在りようでは、結局のところ、外の条件にいちいち反応していると言えます。 欲望が満たされた時は 天界の喜びを味わったり、環境が平穏である場合は人界の安らぎを味わえますが、ひとたび それらの条件が失われた場合には、たちまち地獄界や餓鬼界の苦しみの境涯に転落してしまいます。 外部環境に影響されているという意味で、「六道」の在りようでは、本当の意味で自由で主体的な人生を歩んでいるとは言えません。 目指すべきは、外部

          自分のトリセツ「目指すべき意識領域」

          自分のトリセツ「意識領域の進化」

          意識のマネジメント量子力学が示す「粒子と波動の二重性」という事実と、フロイトによって証明された「潜在意識」の存在に対する理解を深めていくと、自らが自覚することのできない意識を、どのようにマネジメントするかこそが、人生を成功に導くための方法だということに気が付くことができます。 近年になって、「やり方」よりも「在り方」を問われることが多くなってきたのは、(自覚することのできない)潜在意識の領域を開発するためには、「在り方」からアプローチする他に手段がないということが明らかにな

          自分のトリセツ「意識領域の進化」

          自分のトリセツ「一流の意識マネジメント」

          潜在意識と投影量子力学の研究が進むにつれ、わたしたちの世界は、わたしたちの意識によって創造されていることが明らかになってきました。 わたしたちの意識がどのように働いているのかを正確に理解し、それを望む方向に向けることさえできれば、わたしたちの未来は、自らが求めるものへと変容していきます。 自分の意識がどのように働いているのかを理解する上において、他人の存在というものは非常に貴重なものだったりします。 他人が自分の内側を示してくれていることを表現する言葉に、「他人は自分を

          自分のトリセツ「一流の意識マネジメント」

          自分のトリセツ「潜在意識の有効活用」

          意識が結果を決めている量子力学の専門用語に「波動関数の崩壊(はそくのほうかい)」という言葉があります。 初めはいくつかの固有状態の重ね合わせであった波動関数が、「観測」という行為によって、ある1つの固有状態に収縮することを表す言葉です。 もう少し分かりやすく表現すると、全ての現象は、人間が観測(意識)した瞬間に状態が確定し、全ての現象は、無限の可能性を持っており、人間の意識一つで確定する、ということになります。 もっと簡単に表現するとしたら、「人間が意識したその瞬間、結

          自分のトリセツ「潜在意識の有効活用」

          自分のトリセツ「素粒子と無意識」

          粒子と波動の二重性について前回の記事「意識と素粒子論」では、最新の量子力学において、物質の最小単位とされている「素粒子」が、波と粒子の二重性の振る舞いをするということが分かってきたということに触れました。 われわれの世界を成立させている「素粒子」は、観測されていない状態では、あらゆる可能性を含む波として存在をしています。 一方で、観測をされた瞬間、「素粒子」は粒として、その存在が確立されるという、非常に不思議な性質をもっています。 これは「粒子と波動の二重性」と呼ばれて

          自分のトリセツ「素粒子と無意識」

          自分のトリセツ「意識と素粒子論について」

          「パラダイム」とは価値観のことである今までの記事で、自己肯定感や自己受容の重要性、それらを決定づけている、わたしたちが持つ「過去の記憶」、それによって作られる「人生脚本」というものなどについて触れてきました。 わたしたちは、それぞれが、非常に純粋な状態でこの世に生を授かります。 そして、その瞬間から、五感覚を通じて入ってくる様々な情報に対し、自分なりの「意味づけ」をしながら、それらの情報理解を進めていきます。 しかし、あまり自分自身で考え、判断する力のない幼少期には、そ

          自分のトリセツ「意識と素粒子論について」

          自分のトリセツ「脚本の書き換え方」

          前回の記事「過去の錯覚と脚本の書き換え」では、マリリン・モンローを例えに、人は過去の記憶に対する意味付けによって、現在の思考や行動のパターンが決定づけられているということに触れました。 「人生脚本」という言葉は、アメリカの精神科医エリック・バーンが、人の性格分析のフレームワークとして提唱した交流分析の中の言葉であり、人の潜在意識の中に植え付けられている生き方の基礎となっている筋書きのことを表しています。 3つの脚本人生脚本には、「勝者の脚本」「敗者の脚本」「平凡な脚本」と

          自分のトリセツ「脚本の書き換え方」

          自分のトリセツ「過去の錯覚と脚本の書き換え」

          人生脚本前回の記事「過去の錯覚について」では、自己肯定感を決定づけている要素として、「過去の錯覚」というものがあるということについて触れさせて頂きました。 「過去の錯覚」とは、主に幼少期に経験した事柄に対し、何らかのネガティブな意味づけがされ、その記憶が、大人になってからの行動や決断に影響を与えてしまうことを意味します。 この「過去の錯覚」があることによって、人は無意識のうちに、同じような人生のパターンを繰り返してしまうことがあります。 例えば、恋愛で同じような別れを繰

          自分のトリセツ「過去の錯覚と脚本の書き換え」