マガジンのカバー画像

湖畔吟 弍

73
ニ○ニ四年
運営しているクリエイター

記事一覧

「痩」

「痩」

◇「ダイエット」昨年の下半期6ヶ月で8kg痩せた。

「1kg痩せた」だと殆ど誤差みたいに感じるけど、それだって積み上げると結構大きく感じると思う。

今回わかった事は世の中には珍妙なダイエットが溢れててそれが8割という事。

コレだけで痩せるたった一つの方法、太ってる人コレだけやって、毎日3分一週間で5kg痩せた驚きのなんちゃらとか、んなわけあるかい!

だから今回は自分がやったダイエットを今年

もっとみる
「離」

「離」

◇流行語。

先日、流行語大賞2024が発表され年間大賞は「ふてほど」だったそうだ。

全く聞いた事ない言葉なので「いよいよ自分も歳か」と思ったが毎日テレビを観る人からしても聞いたことがないようでズッコケてしまった。

つまり「流行語」という概念はオールドメディアによる情報が世の中の中心にあって成り立っていたもので、情報が多様化した現代では共通の価値観が存在せず、その為にどこか間の抜けた大賞になっ

もっとみる
「消」

「消」

◇「消すことができない」

オーストラリアにて16歳未満はSNSの使用を禁止する法案が可決されたという事で、ここ日本でも未成年に起きるSNSを巡る問題について、ある権威ある大学の教授が「SNSでの発言は消すことが出来ない」と述べ、その“危険性”を強調し、周りの人々もそれに同調し異論を唱える者はおらなかった。

成程。

“SNSの”と言う事は“現実では”消すことが出来る。というのが日本に置いての伝

もっとみる
「魂」

「魂」

◇「愛」

自分は音楽を愛している。

しかしながら愛しているという言葉はどこか日本に馴染まない気もするし、頻繁に使われる言葉でもないが、それでも誰しも知る言葉であり強い関心を惹く言葉であるから、使わないにしてもどこか日本人にとって本質的な何かを包括しているんだと思う。

◇「あれから」

美空ひばりの曲に“あれから”という曲がある。

いや、正しくはAI美空ひばりだ。AIに学習させボーカロイドし

もっとみる
「嫌」

「嫌」

◇「歩きスマホ」

一に動画
二にゲーム
三はSNS

最近の歩きスマホの民は進化しており、夜道を歩く際にスマホのライトを点灯しながら歩いてやがるのである。

そこのけそこのけわちきが通る。避けて歩けと言う事なんだな、天竜人か貴様。

しかしディスプレイの中が本当の世界なら、世界は「面」と捉えても当然だな。

二次元世界から三次元世界は認識できないわな、高次は低次を含むが逆はないもんな。それなら世

もっとみる
「腐」

「腐」

◇再選。

前知事の斎藤元彦氏が再選した。

◇メディアコントロール。

自分は自発的にテレビを観ることはないが目に入ってしまう事は当然あるわけで、今回のパワハラおねだり疑惑に関しても“ほぼ全ての局で同じ論調の報道を長期で続けている”という、この時点で相当キナ臭い空気がプンプンしていたので、これは明らかな偏向報道と確信し情報を追う事を止めた。

そしてそれは、その後SNSを通じて社会に明らかになる

もっとみる
「族」

「族」

◇「連続強盗事件」

実行役は40人程捕まえ、指示役はまだ捕まらないらしい。

今回の事件の特徴に“どこにでもいる人が実行役”という特徴がある。まともに考えればそこにある種の洗練されたスキームが存在する事に気が付く。

怒りの感情は冷静な判断を阻害する。

実行役にただただ怒りを向けるニュースに反応するのは良くない。斜陽業界の彼らもまた視聴率が欲しくビジネスをしているわけだ。

「衣食住足りて礼節

もっとみる
「年」

「年」

◇年賀状が発売された。

需要の減少を見込み発行部数は昨年から25%減少し10億7000万枚だそうだ。

正直、まだこんなに発行しているのかと驚いた。国民一人当たり8〜10枚といった所か。自分は数年前から年賀状の習慣をやめたから0枚だ。

減少の主な要因は人口減少を除けばSNS普及という事になっている。概ね正しいと思う。

現在の年賀状と言えば絵柄がプリントされたものに一言コメントを書くだけの簡素

もっとみる
「姿」

「姿」

◇「やる気はやり始めてから湧いてくるもの」

よく“やる気があるかどうか”を判断基準に置く場合があるが、これは根本的に、そして脳科学的に、間違いだと思っている。

やる気があると思ったら続かなかった、とか
やる気が見えなかったのに時間が経ったら案外良くなってきた、とか
やる気あって始めてみたものの最初のイメージと違った、とか

過去にそういう人を見たり、または自分がそうだったり、そういう事が誰しも

もっとみる
「選」

「選」

◇選挙、真っ只中。

恐らく今回ぐらいから選挙に行く若者は年々増えていくと思う。

今まで少ないと嘆く様に言われていたが、それは逆に言えば政治に何かを求めずとも平穏に暮らせたからだと思う。

つまりそれだけ日本が豊かで安心できる社会であったという事の表れであった。しかし、いよいよその“豊かさ”という思想も崩壊を始めている。

世界情勢、戦争、超少子化、超高齢化、人口超減少、急激な円安、世界的物価高

もっとみる
「犯」

「犯」

◇ご存じの様に首都圏にて連続強盗事件が起こっている

ニュースで事件現場の近所の人が「まさかここで強盗が起きるとは思わなかった」とインタビューに答えており、これで納得してしまった。

「自分は大丈夫」

そう思って油断している所に入る方が強盗としてはやりやすいに決まっているからだ。ここら一帯はリサーチされていたに違いない。

水道の点検させてください
屋根の梁(ハリ)が壊れてますよ
食器の買取させ

もっとみる
「中」

「中」

◇刀削麺

くの字に曲がった特殊な包丁を用いて生地を削り出し麺状にする中国の伝統的な麺料理であり、また最も一般的な麺料理でもある。

麺は幅が広く厚さはまばらで弾力があり食べ応えが強い。ゆえに咀嚼が多くなり麺は甘く感じる、また必然としてゆっくり食べる事になるので満腹にもなりやすい。

この「腹いっぱい」という感覚を中国大衆料理は大切にしてるのだろうという事が伝わってくる。

今でこそ分からないが、

もっとみる
「癒」

「癒」

◇久しぶりに絵の展覧会へ行った。

自分の感覚を使い作品を“直に”感じる事で初めて、山の様な宇宙の様な大量の情報が作品に詰まりおり、そして広がっている事がよく分かる。

それは作者の人生が作品として表れているのだから当然の事であり、またそれを芸術と呼ぶんだと思う。

筆使い、立体感、素材感、繊細さ、色使い、掠れ、滲みetc…

PCやスマホのディスプレイでは表現できないものがある。そもそもデジタル

もっとみる
「感」

「感」

◇「今っぽい日本酒」

ずっと意味が分からなかった言葉で、このワードが話の中で出てくると少々困った。

しかし先日ある日本酒イベントへ行き複数の蔵のブースで話を聞いていたら「こういうことか!」と腹落ちする出来事があった。

誰かに教えてもらった訳ではない。それぞれのブースを周る中でそれぞれオススメされた酒が「ある共通の特徴を持っている」それに気がついただけである。

とはいえ自分は“ソレ”を求めて

もっとみる