Daisuke Imai

“湖畔吟歌”式武六弦

Daisuke Imai

“湖畔吟歌”式武六弦

マガジン

  • 湖畔吟 弍

    ニ○ニ四年

  • 夢の中。

    現実と夢を行き来する毎日 顔を知らない親友が夢の中 二人の交流で 決まっていた未来が徐々に変わり始める

  • 失敗の再現性。

    「成功」は再現性低く「失敗」は再現性が高い。失敗しまくった経験からくる成功の為ではなく失敗しない為のマニュアル。店舗ビジネス版。

  • 随感随筆

  • 随感随筆

最近の記事

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文章を書くという事①

たまに文書についてお褒め頂く事がある。大変ありがたい限りだ。 しかしながら文章の書き方について学んだ事があるかと言えば、全くない。なんなら勉強が苦手だった為に学校の成績も平均点以下。基本的な文法も頭に入っていない。 じゃあ何が文章に影響しているのかな?と考えた。すると何点か思い当たる事があったので今回は誰の役に立つかも分からないが自分の文章作成について意識的に行なっている事を何回かに分けて書いてみる事にした。 とその前に結論を先に。 「自分の特徴を活かす」これに限る。

    • 「魂」

      ◇「愛」 自分は音楽を愛している。 しかしながら愛しているという言葉はどこか日本に馴染まない気もするし、頻繁に使われる言葉でもないが、それでも誰しも知る言葉であり強い関心を惹く言葉であるから、使わないにしてもどこか日本人にとって本質的な何かを包括しているんだと思う。 ◇「あれから」 美空ひばりの曲に“あれから”という曲がある。 いや、正しくはAI美空ひばりだ。AIに学習させボーカロイドしたものが本作品。“川の流れの様に”を手がけた秋元康を中心に2019年に作成された

      • 「嫌」

        ◇「歩きスマホ」 一に動画 二にゲーム 三はSNS 最近の歩きスマホの民は進化しており、夜道を歩く際にスマホのライトを点灯しながら歩いてやがるのである。 そこのけそこのけわちきが通る。避けて歩けと言う事なんだな、天竜人か貴様。 しかしディスプレイの中が本当の世界なら、世界は「面」と捉えても当然だな。 二次元世界から三次元世界は認識できないわな、高次は低次を含むが逆はないもんな。それなら世界は裏と表、白と黒、善と悪の二元論になるわね。 そうしてリアルから酷く乖離した

        • 「腐」

          ◇再選。 前知事の斎藤元彦氏が再選した。 ◇メディアコントロール。 自分は自発的にテレビを観ることはないが目に入ってしまう事は当然あるわけで、今回のパワハラおねだり疑惑に関しても“ほぼ全ての局で同じ論調の報道を長期で続けている”という、この時点で相当キナ臭い空気がプンプンしていたので、これは明らかな偏向報道と確信し情報を追う事を止めた。 そしてそれは、その後SNSを通じて社会に明らかになる。 今回の件のロジックは非常にシンプルで、地方の腐敗してる醜悪な利権を解体する

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        文章を書くという事①

        マガジン

        • 湖畔吟 弍
          70本
        • 夢の中。
          7本
        • 失敗の再現性。
          33本
        • 随感随筆
          1本
        • 随感随筆
          6本
        • インドの思い出
          1本

        記事

          「族」

          ◇「連続強盗事件」 実行役は40人程捕まえ、指示役はまだ捕まらないらしい。 今回の事件の特徴に“どこにでもいる人が実行役”という特徴がある。まともに考えればそこにある種の洗練されたスキームが存在する事に気が付く。 怒りの感情は冷静な判断を阻害する。 実行役にただただ怒りを向けるニュースに反応するのは良くない。斜陽業界の彼らもまた視聴率が欲しくビジネスをしているわけだ。 「衣食住足りて礼節を知る」実行役もまた冷静な判断ができない状態にある可能性は高く、そういう彼らに「

          「年」

          ◇年賀状が発売された。 需要の減少を見込み発行部数は昨年から25%減少し10億7000万枚だそうだ。 正直、まだこんなに発行しているのかと驚いた。国民一人当たり8〜10枚といった所か。自分は数年前から年賀状の習慣をやめたから0枚だ。 減少の主な要因は人口減少を除けばSNS普及という事になっている。概ね正しいと思う。 現在の年賀状と言えば絵柄がプリントされたものに一言コメントを書くだけの簡素なものが主流ではなかろうか? 家族に小さな子供がいれば成長した写真をプリントす

          「姿」

          ◇「やる気はやり始めてから湧いてくるもの」 よく“やる気があるかどうか”を判断基準に置く場合があるが、これは根本的に、そして脳科学的に、間違いだと思っている。 やる気があると思ったら続かなかった、とか やる気が見えなかったのに時間が経ったら案外良くなってきた、とか やる気あって始めてみたものの最初のイメージと違った、とか 過去にそういう人を見たり、または自分がそうだったり、そういう事が誰しもあると思う。 だから“やる気があるか”なんてのは基本的に当てにならない。 つ

          「選」

          ◇選挙、真っ只中。 恐らく今回ぐらいから選挙に行く若者は年々増えていくと思う。 今まで少ないと嘆く様に言われていたが、それは逆に言えば政治に何かを求めずとも平穏に暮らせたからだと思う。 つまりそれだけ日本が豊かで安心できる社会であったという事の表れであった。しかし、いよいよその“豊かさ”という思想も崩壊を始めている。 世界情勢、戦争、超少子化、超高齢化、人口超減少、急激な円安、世界的物価高、エネルギー問題、格差社会、自然災害、増えに増えた不安材料。 そして昨今の連続

          「犯」

          ◇ご存じの様に首都圏にて連続強盗事件が起こっている ニュースで事件現場の近所の人が「まさかここで強盗が起きるとは思わなかった」とインタビューに答えており、これで納得してしまった。 「自分は大丈夫」 そう思って油断している所に入る方が強盗としてはやりやすいに決まっているからだ。ここら一帯はリサーチされていたに違いない。 水道の点検させてください 屋根の梁(ハリ)が壊れてますよ 食器の買取させてください etc… 古典的な手法だが無条件で信じる人が多いから 古典はずっと

          「中」

          ◇刀削麺 くの字に曲がった特殊な包丁を用いて生地を削り出し麺状にする中国の伝統的な麺料理であり、また最も一般的な麺料理でもある。 麺は幅が広く厚さはまばらで弾力があり食べ応えが強い。ゆえに咀嚼が多くなり麺は甘く感じる、また必然としてゆっくり食べる事になるので満腹にもなりやすい。 この「腹いっぱい」という感覚を中国大衆料理は大切にしてるのだろうという事が伝わってくる。 今でこそ分からないが、中国では顧客に食べきれない程の量の料理を提供し、また顧客は食べ残す事が礼儀であり

          「癒」

          ◇久しぶりに絵の展覧会へ行った。 自分の感覚を使い作品を“直に”感じる事で初めて、山の様な宇宙の様な大量の情報が作品に詰まりおり、そして広がっている事がよく分かる。 それは作者の人生が作品として表れているのだから当然の事であり、またそれを芸術と呼ぶんだと思う。 筆使い、立体感、素材感、繊細さ、色使い、掠れ、滲みetc… PCやスマホのディスプレイでは表現できないものがある。そもそもデジタル化とは0と1の組み合わせの事だから極めて単純化した表現ともいえる。 そうやって

          「感」

          ◇「今っぽい日本酒」 ずっと意味が分からなかった言葉で、このワードが話の中で出てくると少々困った。 しかし先日ある日本酒イベントへ行き複数の蔵のブースで話を聞いていたら「こういうことか!」と腹落ちする出来事があった。 誰かに教えてもらった訳ではない。それぞれのブースを周る中でそれぞれオススメされた酒が「ある共通の特徴を持っている」それに気がついただけである。 とはいえ自分は“ソレ”を求めている訳ではないのでオススメとは別のお酒をお願いする事が多かった。 実のところ流

          「数」

          ◇約100m先、スーパーの目の前。 路駐された車の横で地面に寝そべって何かしている人が見えた。車の故障か?自分はメガネをかけていても視力は0.7ぐらいだからよく見えない。 何やってんだろう?そう思いながら近づいていくと爺さんが駐輪場の器具に足を引っ掛けたようで倒れ立ち上がれなくなっていた。 すぐ起こしたが、それと同時に自分の前を歩いていた人は爺さんを無視して立ち去った事が分かり「いやこれは大変な時代になってきたな」そう思わざるを得なかった。こんな暑い日のアスファルトの路

          「 i 」

          ◇新しいiPhoneが発表されたが例年通り何が変わったんだか全く分からなかった。 だから「同じiPhoneを6年間も新商品として発売している」の言葉を聞いた時には笑った。 マニアにはそう見えないかもしれないが少なくともジョブズおよびAppleが持っていた「直感的」の考え方は大分身を潜めた。 ジョブズありし日までは「作品」だったが今では立派な工業製品だ。 別にそれに良いも悪いもないのだけど当時の面影が今も少しだけ残っているから自分はiPhoneを使っている。感動した当時

          「雑」

          ◇先日いつもの酒場に行き、いつものように隣り合った方と話をした。 酔って詳細は忘れてしまったが、運動やダイエットの話をする中で「身体は全部繋がっている」という結論に落ち着いた。 どういうことか。トレーニングにせよストレッチにせよ何か治療にせよ、意識した箇所とは別の箇所にも効いて調子が良くなる事がある。確かそんな感じの結論だった(結構酔っているからニュアンスしか覚えてない)。 つまりそれだけ身体は複雑であり、そして正直であり、それでいて自然そのものである。 健康志向やジ

          「愛」

          ◇以前noteの記事に書いた、ある有名人が愛する“世界一の焼肉定食”を提供するお店が突然閉店した。1969年創業だから55年営業した事になる。 田舎の住宅街にある昔ながらの定食屋さんである。まだ有名人になるずっと前の事。通う学校のほど近くにあるこのお店で焼肉定食をよく食べたのだという。 その後、有名になってからも不定期に通っていたようで店内には店主と共に撮った写真が飾ってあった。 出来上がる料理の一つ一つに店主は我が子の様に愛でる眼差し向け、ホール従業員に渡された後お客