shigaiya_memo

市街屋

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最近の記事

Blue

夏休みが終わっても楽しいイベントは続く。だが寒くて陽が短いのはどうも苦手だ。ウィンターブルーには罹りやすい方だが、既にその兆しが現れている。具体的に言うと、夏休みの間から少しずつ頭に浮かんでいたシリアスな考え事の種が、悲観的な方向へ芽を伸ばしつつある。なるべく身軽でありたいので、内に留めないようここに記すことにする。 ・物欲に駆られ本やCDを買い漁っている。近いうちに自室の改装や服の断捨離と購入にも取り掛かる予定だ。最近の傾向のお陰で読書や音は習慣化され、日々沢山の美しいも

    • 久し振りに訳もなく悲しい それに少しだけ安心する

      • さよーならまたいつか

        9/29 ・先日薬局で気になって購入した、花(ラベンダー?紫色のパッケージだった)の匂いがするスプレーを腕に噴射して外出。化粧品の匂いやキャンドルの匂いなど、「人工的な良い匂い」は苦手(特に夏場の制汗スプレーの匂いは大の苦手)だが、このスプレーはどことなくバーランの匂いに似ていて馴染む。周囲の人にはあまり伝わらないという程度の匂いだと思うが、自分から良い匂いがするというだけでかなり気分が良くなる。 ・スマホケースが壊れたので新調した。兼ねてより手帳型が気になっていたので、

        • つくつくぼうしが来た

          ・多賀城の万代と高砂のブックオフに行った。万代は3月に友達・先輩と一緒に行った時振りだった。あの時から数字上よりも長い時間が経っているような気がする。自分の身の回りや心の持ち様は6か月で何も変わっていないと言っても間違いでは無いだろうが、劇的に変わったと言った方が適切だと思う。万代では欲しいものが沢山買えた。最終兵器彼女の全巻やよつばとの続き、BURGER NUDSやGood Dog Happy Menを初めとするCD等。羽目を外し過ぎないように節制したが、あずまんが大王の漫

          大好きなものが増えるとそれと同じだけ盲目的に嫌いなものも増えてしまうような気がするから、無関心とは完全には一致しない、「どうでもいい」という感情が及ぶ範囲を大事にしたいと近頃思う。

          大好きなものが増えるとそれと同じだけ盲目的に嫌いなものも増えてしまうような気がするから、無関心とは完全には一致しない、「どうでもいい」という感情が及ぶ範囲を大事にしたいと近頃思う。

          夏が終わりそう

           ・夏Eはとても良い経験になった。同級生とは勿論、後輩と仲良くなれたことが手応えとして1番残っている。C4は皆良い人ばかりだし、同級生同士でも先輩とも素敵な距離感を築いていて尊敬する。人見知りな自分は賑やかで和気藹々としている場を前にすると萎縮して隅に行ってしまう性質がある(新歓の時がそうだったので反省している)が、この間は居心地が良く沢山の人と話せた。ライブという場だったことも大きかったと思う。言葉をやり取りするよりも、その人が実際に鳴らす音を一度聴いた方がずっと分かりやす

          夏が終わりそう

          ニコニコ動画に洋楽を教えて貰った

          サブスクに表示される関連ミュージシャンから洋楽のバンドを漁っても中々当たりが引けないため、ニコニコ動画で個人が纏めたプレイリストに当たったところ豊作だったので、備忘録。思い出しやすいように一言も。 ・death cab for a cutie サウンドメイクに幅があるがどれも聴きやすい。ギターが歪んでない曲の方が好き。 ・jim o'rourke ノスタルジックで時々エネルギッシュなおじいちゃん。 ・silversun pickups 適度な重みのあるコード感と透明感の

          ニコニコ動画に洋楽を教えて貰った

          boys in blue/オベリスク

           先日先輩とEBeanSのホビーステーションでヴァンガードをした。ヴァンガードを人とするのは数年振りで、互いにダイナミックにデッキを回すことができたので白熱して楽しかった。ショップには昔欲しかったけど高価で買えなかったカードが1枚50~200円ぐらいでストレージ売りされていたので、節制に気をつけながら帰り際に数枚見繕って購入した。  米津玄師の新譜を聴いた。事前にセットリストを見てアルバムとして整合性が取れているのか正直不安を感じていたが、聴いてみればそんな不安は一掃された

          boys in blue/オベリスク

          可視化

          ・最近頭が悪くなってきている気がしたので読書を始めた。1冊目としてブックオフで何となく買いをした「絵のない絵本」を読んでいる。少女が毎晩お月様の世界紀行を聞くというショート集的な形式の小説だ。月の語る話は閉塞的な世界観で物悲しさがあり、それでいてメルヘンかつロマンチックなので自分の好みのど真ん中だ。ハチとかGood Dog Happy Menの雰囲気にとても似ている(手っ取り早く言えば宮沢賢治っぽい)。もう少しで読み終わるので、次は「車輪の下」を読む。当初読む予定でいた「ライ

          LOST CORNER

          最初に見たのはモノクロのゴーストタウン。 瓦礫の山の姿をしたそれは、 生活の残骸なのか、 捨てられた祈りとイメージの亡霊なのか、 はっきりとは分からなかった。 道端の壊れかけのラジオから 途切れ途切れの声が聴こえた。 「この街は 生まれてきただけで意味はなく」 「愛されたい そこら中に散らばる夢のように」 「ささやかな日常だけが残る」 有り合わせのスプレー缶で 街中に沢山の色を塗った。 不格好な色調でも構わずに 薄汚れたトタンの上に 夢中になって色を重ねた。 沢山の生活を思

          色々

          ・ジャンソナの新曲のデモを作った。今までと少し毛色が違うので皆で音を鳴らしてみるまで分からない。最近好きな音楽(特にboaとFoursidewalkgs)の影響をかなり受けている。あと結構メロディック寄りかもしれない。 ・アンビエントにハマっている。今までは空間を切り取る音楽だと思っていたが、どちらかと言うと特定の時間を切り取る音楽としての特徴の方が強いように思う。それがジャンソナの音楽性と一致している。ギターロックをやりたいという気持ちは変わらないが、フレージングとかでエ

          正しい孤独

          音楽において「刺さる人にだけ刺さればいい」という文言を頻繁に目や耳にする。自分もとても大事にしているし、普遍的な音楽を作る上でも寧ろ必須となる意識だと思っている。 しかし、この意識を手放しに崇高なものだと思ってしまう自分がいて、そうではないだろうと思い直すことが頻繁にある。 「刺さる人にだけ刺さればいい」と、「刺さらない人には刺さらなくていい」は同義だろうか?パッと見で刺さらなそうな人には刺しに行こうとすらしない(逆に言えば刺さりそうな人にだけ刺そうとする)創作者の姿勢は真っ

          「鬱ロックとは何か」という問いに対する自分なりの答え

          最近人に「鬱ロックとは何か」をよく問われる。正直自分も分からなかったので解答に困っていたが、今日自分の中で答えが見つかった気がするので記しておく。 自分が思うに鬱ロックとは、「二分法から逸脱した概念」である。 happinessとsad、光と闇、熱と冷気、loveとhate、あらゆる二項を結ぶ直線の外に位置する概念。 演繹的かつ個人的な考えであるが、鬱ロックに付随する概念であるものを取り上げてもそうであると考えられる。アンドロイドの少女は生命と非生命の呪縛から逸脱するし、du

          「鬱ロックとは何か」という問いに対する自分なりの答え

          daydream(小説)

          不可解(おかし)な夢を見ている。 「こんな世界、私が壊してしまうの。」 扉の無い、薄暗い部屋には、中央にテーブルと向き合う2つの椅子があるだけ。4人で食事を取れる程大きなテーブルの上には、23時を表示するデジタル時計のみが置かれている。 「こんな世界、私が壊してしまうの。」 部屋の西側の大きな窓から見える原色のような青色の空が、自分が明晰夢の内にあることを明確に主張している。まるで夢の側から覚醒を所望するかのようにも感じられるが、それに応じる程私も正気ではなかった。 「こんな

          daydream(小説)

          いろいろ(~6/14)

          ・音楽をアルバム単位で大量に聴くようになったので、備忘録。 boa→lainの曲が入っているアルバム。マイナーコードが多く初めはウッとなったが、古い時計を想起させるような湿っぽい世界観がしっかりしていて好きだと思った。dull coreっぽい。 Duster→多分1番有名なアルバム。こっちもdull coreぽいけどboaより霧の濃度が高い感じ。安眠に良い。 Weezer→青いアルバム。イメージよりもハツラツとしていた。歪みの音色がとても綺麗。リンキンパークみたいで苦手だな

          いろいろ(~6/14)

          valon

           先日noteで話題にした新曲の歌詞が書けました。これから歌い込んだり皆と合わせたりして、微調整していきます。言葉が強い上に英語の歌詞を和訳したような堅い語調なので今の自分に歌えるか不安ですが、内容として自分の内にある色々な意識の総意なので責任をもってどうにかやります。 explorer 小さな願いの始まりをあなたは憶えている? 掌の中で眠る宇宙と 鳥籠で目覚めた日 見つけて欲しいのか 見つけたいのかさえ 分からずに泣いていた僕等は まだ夢の中に居た 嵐の中 電波の海に