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夏が終わりそう

 ・夏Eはとても良い経験になった。同級生とは勿論、後輩と仲良くなれたことが手応えとして1番残っている。C4は皆良い人ばかりだし、同級生同士でも先輩とも素敵な距離感を築いていて尊敬する。人見知りな自分は賑やかで和気藹々としている場を前にすると萎縮して隅に行ってしまう性質がある(新歓の時がそうだったので反省している)が、この間は居心地が良く沢山の人と話せた。ライブという場だったことも大きかったと思う。言葉をやり取りするよりも、その人が実際に鳴らす音を一度聴いた方がずっと分かりやすい。その点においてE棟の事がとても好きだ。口下手でも何とかやって行ける気がする。

・JUNK SONAR REFLECTIONは久し振りのステージだった。改めてライブは良いものだ。前記した通り夏Eの間は人と沢山話してアドレナリンが出ていたが、ジャンソナの本番前はいつも通り神経を一度完全に沈めるために1人になって小説を読んだり鬱ロックを聴いたりした。生命活動と感性を停止させるイメージ。そこからスタートして音を鳴らす。メンバーが鳴らす音だけが空っぽの自分の動力源となって、そうして自分も音を鳴らしてメンバーの音の渦にぶつける。何の不純物も感じない。透明な酸素を吸って歌って、ギターを掻き鳴らす為だけに魂を使って、正常の感覚と生の実感がじわじわと湧いてくる。「異常じゃないから正常」「死んでないから生きている」という逆説ではなく、ありのままの姿をした正常と生だ。演奏をする上で感情を必要としない鬱ロックをやっているからこそ、その感触がより高い純度で、ダイレクトに飛び込んで来る。そういうライブを今後もやって行きたい。

・欅坂46の「夜明けの孤独」という曲の歌詞にある「生きるとは孤独になること」という一節が心に残っている。ここにある「孤独」は、ただ独りで寂しいという感情を指しているのではないと思う。精神的に自立するという、もっと前向きな意味合いであるように感じた。加えて、自分の内にある、他人の手が届かない感覚を大事にするというニュアンス。自己肯定と言っても良いかもしれない。今読み進めている「草の花」という小説にも、詳細な言い回しは覚えていないがそれに通ずる表現があった気がする。それは友情についての話だったが、他人の内にある孤独を理解しようとする事、そして他人と共に孤独になる事が真の有情、といった発言だった。違うかもしれないが。「夜明けの孤独」と「草の花」による孤独を合わせて考えれば、孤独というのも悪くない。寂しいのはいけないけれど。自分自身が揺るぎないのであれば何も問題ないし、その上で寂しいのであれば誰かの側にいればいいというものなのかもしれない。

難しい話はおしまい。

・東仙台の駿河屋に遊びに行った。仙台駅から歩いて1時間という距離感は小旅行気分を味わえて良い。東仙台の纏う空気感は旅行先の地方都市のようで、好きではあったが中々馴染むのに時間が掛かった。

写真には映りきっていないが、ダイシン・巨大なスーパー・コメダ珈琲・洋服の青山と並んでいるのが旅行先の国道沿いの風景っぽい。


syrup16gのcopyを聴いたらすぐにしっくり来た。それもよく分からないが。

syrup16gみたいな東仙台


道中見つけたイオンと巨大なガスタンクが気に入った。

ガスタンクや給水塔はロマン。鬱ロック。


駿河屋はグランドオープン前で立ち入れるコーナーが限られていたので、近いうちにまた覗きに行く予定だ。

魅力的な店舗しか入っていない


フロアマップ。楽器やバンドのCDは無いかも。ボークスとらしんばんとカードラボを足した感じなので極論EBeanSに行けば良いのかもしれないが、それでも駿河屋という名前だけでワクワク感がある。

不完全燃焼だったので、同じ建物に入っているヤマト屋書店で谷川俊太郎の詩集を衝動買いした。根源的なものを求めるような表現に大きなエネルギーを感じた。それから書店で小説漁りもした。サリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」、太宰治の「斜陽」、あとはムーミンの小説はいずれ買いたい。

・音源作りは足踏みしてしまっただが、ライブ直後で作曲のモチベーションが高かったので、今年中に形にする予定の分の曲のデモを全て作った。2曲だがどちらも気に入っている。タイトルは「World Oscillator」と「junk sonar overdrive」にする予定だ。2曲ともタイトル通りジャンソナの既存曲を意識して作った。ライブでやる日が待ち遠しい。

・北川&あそうぎとしゃぶしゃぶを食べに行った。数年振りのしゃぶしゃぶにテンションが上がりやや食べ過ぎてしまい、最終的に健康に良いのか悪いのか良く分からなくなったが、満腹中枢を思い切り刺激され非常に満足した。珍しいメンバー構成だったが話しやすくて会話も楽しかった。メインは文化祭の準備をしようという話だった。しないとな。2人とも年上のいとこみたいだなーと思いながら、北川が鍋に入れてくれた食材を末っ子のように(実際末っ子だが)パクパク食ってました。

・野球をすることになった。…野球?
投げる・キャッチする・走るの3動作にかなりの不安があるので練習したい。ついでにFLCLの野球会も見直したい。バットを振らなきゃ当たらない、のやつだ。八月先輩のフライングVを額から引きずり出してそれをバットにホームラン打てたらなー、とごろ寝してぼんやり考えているのが現状。

・よつばとと苺ましまろにのめり込んだせいでエヴァの視聴ペースは落ちているしジブリ映画もリリィシュシュも見れてない。夏休みはもうすぐ終わる。


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