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#シンセサイザー
シンセ歴42年目で知ったHPFの魅力
シンセサイザーを始めて42年目に突入してしまいました。ぎゃあ。
実は最近になって、ようやくHPF(ハイパスフィルター)というパラメータの面白さを知ったので、恥を忍びつつシンセ遍歴とともに顛末を書き殴ってみます。
Roland SH-101
アナログシンセの特徴としてよく語られる、「ミヨミヨ」とか「ビヨーン」などの擬音で表現されるサウンドは、たいてい低周波を通して高周波を削るLPF(ローパスフ
Roland SH-4dを改めてレビューしてみる(追記あり)
今年も残り2ヶ月ということで、ベストバイ商品等を改めてレビューしようと思いたった次第です。
今回は5月に入手した、Rolandのシンセサイザーというかグルボというか、SH-4dでございます。
なんでこんなにあやふやなんだぜ。
在庫不足
今年2月、唐突に発表されてその筋の好事家から「うおおおお」的なリアクションが集まったこのシンセ。
ところが不思議なことに、3月10日の発売直後にあまりレビュ
どうして日本の電子楽器界隈は踏ん張れるのか。
ツイッターで知ったんですが、シンセサイザーの老舗メーカーMoog(モーグ)が、アメリカのInMusic社に買収されたようです。
InMusic社はAlesisを手始めに、M-AudioなどDTM界隈でおなじみのブランドを手中に収め、日本発祥のAKAI professionalやDenon DJなども吸収しています。
海外老舗シンセメーカーの苦境
またポリフォニック・シンセ”Prophet”シ
Roland S-1はやっぱいい。めちゃくちゃいい。
最近Rolandの勢いにはただただ唸らされます。
こどもからの夢だった「アナログっぽいノブやスライダーまみれのオールインワンシンセが欲しい」という夢をSH-4dで叶えられました。
最初の女は忘れない
SH-4dで「これで5年は戦える」と満足したところへ、”追い5年”されてしまったようなAIRA Compact S-1。
今度は「手軽に持ち運べる本格派シンセが欲しい」という、もうひとつの夢が叶
シンセの進化と真価(私観だョ)
今年(2023年)3月に発売されたローランドの新しいシンセサイザーSH-4dの価格は税抜きで70,000円です。
【24/2/27追記】最近価格が変わったようで、2月現在は税抜き80,000円が相場のようです。う~ん悲報。
シンセパート4つとリズムパートで最大60音ポリ。パート別シーケンサーとアルペジエイター、最大でマルチ含めて5種同時使用できるエフェクトも含めてこの値段です。
ネット上では
Roland SH-101のハナシ(2024/3追記)
SH-101は、ローランドが1982年の秋に発売したアナログシンセサイザーで、当時中学1年生だった僕が最初に所有したシンセでもあります。
日本においてシンセサイザーという楽器がティーンにまで普及したきっかけは、間違いなく1980年のYMOブームでしょう。うわ、40年も前か。
肩にかからない程度の長髪が許されていた中高生であれば、ちょいと刈りあげ、もみあげを落としたテクノカットを気取り、文化祭の