RolandはどこまでSH-101が好きなんだ
前々回のエントリーの最後で、「現時点ではRolandが一歩リードしているように思います」なんつって褒めたら、こりゃまた大変なものを発表しましたね。
破竹の勢いってのはこういうことを言うんでしょうなあ。
今年のアタマにJ-6を、そして先日SH-4dを手に入れ、我が家にはSHのPLUG OUT入りSYSTEM-1もZenologyもあるから、「SHもJUNOももういいかな」と思ってたら、これですもの。
このS-1、ACBによるSH-101をベースにした小型シンセです。
いいですか。
SH-101と言えば、僕ちゃんのファーストシンセであり、今や何度も登板する「シンセ界の権藤権藤雨権藤」ですよ。
今回発表されたS-1には、SH-101のすべてのパラメーターがしっかり収められています。
ちゃんとオリジナル同様にモジュレーションにNOISEもあるし、アルペジエイターも64ステップのシーケンサーもあります。
海外では、オリジナルのSH-101とそっくり度合いを検証する動画も公開されています。
あくまで動画で聴く範囲ですが、ACBだからなのか、やはり音がいいなと。
これは僕が持っているJ-6にも感じることなんですけど、音の明瞭度という点では、 AIRA Compactシリーズの方がZenologyやSH-4dのモデルよりも上だと思います。
さらにこのシーケンサーには、昨今のRoland製品ではおなじみのランダムのプロバビリティ設定やサブステップがあります。
さらにディレイ/リバーブ/コーラスとエフェクトがあり、おまけにノイズにはオリジナルのホワイト以外にピンクもあって、さらにオリジナル波形も作れる。
そしてSH-4dで搭載された、本体の傾きでピッチや特定のパラメーターを操作できるD-Motion機能も搭載。
さらに極め付けは4音ポリ。
こりゃもう氏家さんもゴキゲンです。
Nintendo Switchよりも小さいのに、SH-101の機能が省略されることなく、しかも音楽的にも高い水準のことができる。
布団の上にオリジナル機を置いて正座で弾いてた40年前のオレに見せびらかしてやりたいもんですよ。
その上、これで税抜きで2万円を切るんですから、なにしろ。
なんてことをしてくれるんだ!絶対買っちゃうじゃないか!んもう!
とりあえず今日はここまで!