みくばんP

らじみくの中の人業。老人会系ボカロP。人懐っこいクソコラ師。 名古屋国のラジオ局で日夜炭を焼きながら、雑感を発作的に書きます。 得意な楽器はテルミン(2024年2月現在)。 なお投稿については半官半民。都合の良い方で書いています。いちいち考えるな。

みくばんP

らじみくの中の人業。老人会系ボカロP。人懐っこいクソコラ師。 名古屋国のラジオ局で日夜炭を焼きながら、雑感を発作的に書きます。 得意な楽器はテルミン(2024年2月現在)。 なお投稿については半官半民。都合の良い方で書いています。いちいち考えるな。

マガジン

  • イラスト描いてみた

    2021年以降、音楽よりもクソコラよりもイラストを描くことが増えてきました。 主に『RADIO MIKU』(らじみく)の番組バナー向けですが、なんとなくバリエーションが増えてきたので、過去エントリーをまとめてマガジンにしてみました。

  • 霊感雑感第六感

  • らじみく界隈

    担当番組『RADIO MIKU』界隈のハナシを書いてる好事家向けマガジン

  • シンセサイザー界隈

    シンセサイザーだったりグルーヴボックスだったりレビューだったり考察だったり

  • 音楽作ってるマガジン

    はてなブログの転載。 ちょっとお小遣いを貯めればなんとかなるシンセを語るお題目。

最近の記事

画集を作ってみた。

音楽にせよイラストにせよ文章にせよ、自分にとっての創作の動機は、以前も書きましたが「俺メディア」を作りたいからです。 イベントや展覧会の図録や映画のパンフレットなどを購入するのも「俺メディア」の勉強のためです。 例えば楽曲制作であれば、1曲作って満足するわけではなく、いつかアルバムという形にしたいから、何曲も作っていくわけです。 もちろん本業があるので、ボカロ楽曲であれば『ボカコレ』投稿という動機がないと作れません。 でもいつかアルバムを出したいと思っているから、インタ

    • 悩んでも意味はない。

      あまり悩まない性格です。 というより、悩みに悩んでようやく出た結論も、数秒で出した結論もそんなに大差ないと思ってます。 もちろん結論を出してから他人に「こっちのがよくない?」と言われて「あ、じゃあそうするわ」とあっさり覆すこともあるし、後になって「あの結論でよかったのかなあ」と悔やむことだってあります。 ただ「俺はこの結論しか認めない」というほど頑固じゃないので、それなら悩む時間がもったいないと思うんですね。 みんなで話し合ったことが急に方針転換された時「あんなに時間を

      • MEIKO20周年で判明したV1の全貌

        11月5日に日付が変わったところでこの投稿をしたんですけどね。 その日、クリプトン・フューチャー・メディアさんも、MEIKO20周年記念ページにとんでもないものをアップされたんですよ。 公開されたのは、なんとV1の三面図だったのです。 Xの関連ポストは祭りとなりました。 2004年に発売されたMEIKO V1は、当時クリプトン社員だったわっしーさんが描かれたパッケージが唯一のイラスト。 しかも左後ろからのアグレッシブなポージングのため、全貌はまるでわからないという黎明期

        • MEIKO20周年の記念に描いてみた

          2004年1月、YAMAHAが開発したVOCALOIDの音声ライブラリーとして、1月にイギリスのZERO-Gが『LEON』『LOLA』、同年7月には『MIRIAM』を発売しました。 そして、同年11月5日には、日本のクリプトン・フューチャー・メディアから国産初の音声ライブラリー『MEIKO』が登場しました。 ボーカロイドが生まれてもう20年となるわけですが、このMEIKOが生まれていなければ、後の『初音ミク』はじめ、現在のようなバーチャルシンガー文化は生まれてなかったでし

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        記事

          教育とはなんだろう。

          娘が第一志望大学の総合型選抜に合格しました。 少なくとも、いま彼女が目指しているゲームシナリオライターという目標に近い学部なんだろうと思います。 そしてふと「オレ、親としてなんかしたっけ?」と振り返りました。 そもそも娘には「大学に行け」と言ったことなど一度もないのです。 中学生のある時、妻と進路について話し合ってるのを耳にして、「大学行きたいの?」と尋ねると、彼女は「○○大学に行きたい」と答えました。 それで僕は「自分で考えたのか」と理解し、進路に関しては尋ねられたら

          教育とはなんだろう。

          10年前と10年後

          今夜のオンエアで、清水藍がこの曲↓かけながら、急に昔のハナシをし始めたんですけども、ヒトの将来を「失業」言うな。 そういや10年前の今ごろ、2014年の秋に何してたのかなあと思い返すと、その清水を面接してたんですよね。 この稿の後日談を書いておくと、翌年4月に清水がレポーターとして「初鳴き」したのは、僕がPを担当していたワイド番組だったんですね。 スタジオに立ち会っていた僕は、素っ頓狂な声と火力の強いレポートに、桂三枝のごとく華麗に椅子から転げ落ちたのでした。 実はそ

          10年前と10年後

          KORG multi/polyに見るリファインの意味

          季節の変わり目恒例のギックリ腰により集中できないので、中身薄くてすいませんと先に書いておこう。 ああ、この流れになったかあ。 そんな思いで昨日、新製品ニュースを眺めておりました。 KORGから発表されたのは、あの名機Mono/Polyにインスパイアされたmulti/polyです。 キャッチフレーズは「デジタルならではの驚異的なアナログ・サウンド」! 一瞬ハテナがよぎりますが、つまるところバーチャルアナログ機です。 モチーフとなったMono/Polyは、1981年に登場し

          KORG multi/polyに見るリファインの意味

          初音ミクさん、ガンダムとコラボすると聞いて。

          初音ミク「マジカルミライ 2024」が終わった途端に、こんなリリースが来ましたよ。 そんなわけで、ついついこんなイラストを描き上げました。 ご笑納くださいませ。 今回は以上です。

          初音ミクさん、ガンダムとコラボすると聞いて。

          初音ミク「マジカルミライ 2024」in OSAKA行ってきた

          恒例行事となっている初音ミク「マジカルミライ」ですけど、大阪遠征は2019年以来6年連続となってます。 幕張メッセで開催される in TOKYO には2020年と2021年に出展者として参加しましたけど、やっぱり千葉は遠い。 でもこの時はハイエースの運転という業者ならではの副産物もあって、ドライブ好きの僕にはこの上なく楽しくて。 一方、インテックス大阪で開催される in OSAKA。 こちらには大阪グルメ堪能と近鉄特急乗車という副産物がございます。 天六あたりの路面店も

          初音ミク「マジカルミライ 2024」in OSAKA行ってきた

          「地元感」は何から生まれる?

          HTB北海道テレビ『水曜どうでしょう』のディレクター・藤村忠寿さんが何かのエッセイに書かれていたことです。 他県から札幌に来たカメラマンに「北海道らしい画を撮ってこい」というと、みんな『北の国から』の富良野みたいな風景を撮ってきちゃうとのこと。 そんな映像を北海道に暮らす人たちに見せてどうするんだ、という話でした。 また北海道には竹林がありません。 だから他県で撮影した竹林や瓦屋根の家々を道民に見せると興奮するし、北海道生まれのカメラマンは道外に出るとそんな画ばかり撮っ

          「地元感」は何から生まれる?

          マシンライブに見るKORGの貢献

          最近シンセ界隈では「マシンライブ」というものが話題にのぼります。 この20数年、アナログ/VA問わず小型シンセサイザーやグルーヴボックスが多数発売されています。 1〜4小節のシーケンサー内蔵という機種も多く、何台かをシンクさせながらノブやフェーダーを弄り、ミニマルテクノが演奏されるのがマシンライブです。 またEU圏から流行り出したモジュラーシンセも入手しやすくなり、パッチケーブルまみれの強面なパネルも見せ物のひとつとなっています。 機材自慢とか、音楽的に面白みがないとの

          マシンライブに見るKORGの貢献

          同期3コンテンツ、5年目に。

          まずは祝辞。 今日9月30日は、スマホ音楽ゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』(以下「プロセカ」)がサービスを開始して4年となる記念日です。 おめでとうございます。 こちらの記事によれば、今年7月時点で、海外版『Hatsune Miku: Colorful Stage!』などを含む全世界でのダウンロード数は、なんと3,900万を超えたそうです。 数字、寄せてきたなあ(笑) プロセカと言えば、2022年2月から我らのリーサルウェポン清水藍

          同期3コンテンツ、5年目に。

          相手の目を見ずに話すのは悪いことか?

          公には「月に1回」とありますが、だいたい2ヶ月に1度のペースで、生配信番組に出演しています。 ラジオ番組の配信とは言えどカメラも使い、一応は動画配信の体裁となっています。 ただし、パーソナリティの清水藍の正面下方に、広角のWebカメラをフィックス(固定)で置くだけでズームもしません。 また相方となる僕は、彼女に向かって斜め左に座っています。 配信はふたりの会話に終始するため、清水の目線はずっと画面の左上にあり、カメラに目線を落とすことはほぼありません。 また僕はWebカ

          相手の目を見ずに話すのは悪いことか?

          KAITOでカバー曲作ってみた。

          去年の12月、「1枚絵動画投稿祭」向けに「Peppermint Rainbow」を作っていた時、急な思い付きでKAITO V3をお迎えしました。 以降コーラスや掛け声に起用したものの、まだ単独では歌わせていませんでした。 夏のボカコレも中止となったことだし、なまった腕磨きとKAITOの学習も兼ねてカバー曲に挑みました。 まあ「MEIKOソロも早よ」という声があるかもしれませんが。 今回選んだのは、『ウルトラマンレオ』(1974)の挿入歌として、主演の真夏竜さんが歌った「星

          KAITOでカバー曲作ってみた。

          4年間、白旗を振り続けています。

          初めて仕事で初音ミクと関わった番組のオンエアから、今日でちょうど4年となりました。 もっと時間が経ってる気しかしないんですけども。 この頃には翌2021年からのコラボも決まってましたが、よりによってコロナ禍の真っ只中。 クリプトンさんも我が陣営もリアルイベントのオンライン化などで、毎年のルーティンが一変してしまい、定期的なミーティングもできず、「2本のレギュラー番組を放送する」以外、何も決まっていない状況でした。 そもそも我々にどの程度の番組を作れるのか保証がなく、また

          4年間、白旗を振り続けています。

          誕生17年を祝して「初音ミク」描いてみた。

          ピアプロキャラクターをパワードスーツ化してたんですけど、8月31日の『初音ミク』発売17周年に向けて慌てて描き始めたのがこちら。 モデルにしたのは言うまでもなく、発売当初のV2(VOCALOID2)バージョンですけど、最新のNTに至るまでの『初音ミク』って、他のキャラクターに比べ意外と色数が少ないんですよね。 ほとんどが黒、グレイの濃淡と青みの強い緑、そして肌色で成り立っていて、アクセントとなる赤寄りのピンクは髪飾りだけなんですよ。 実はモノトーンに近い配色のため、パワー

          誕生17年を祝して「初音ミク」描いてみた。