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毎日襲ってくる国語の1時間の流し方

いつぞや,Xで流れてきたこの言葉……
教職経験の浅い先生のようです

「国語の時間が襲ってくる」と言われると少し心苦しいですが,集中が長く続かないのであれば,うちにある本……
古川光弘先生が言われる10分パーツで授業を組み立てることが必要かもしれません

しかし時代は令和です。
NHK for Schoolにアップされている最近の番組動画は,10分間になっています
さらに,パーツに分けた数分間の動画もたくさん上がっています
そしてYouTubeなどの動画サイト,動画が主体のSNSになると,1,2分間のショート動画や秒単位の動画が流行っています
ということは,10分間でも長いかもしれません
45分間を分けてみると……

  1. 新出漢字の学習

  2. 課題の確認

  3. 音読

  4. 書く活動

  5. 話す活動(聞く) 

  6. まとめる活動

※聞くを活動レベルにするのは中・高等技術になるでしょう

と,大きく6つのパーツに分けられそうです
45分間÷6=7.5 平均7分半ごとに活動の仕方を変えれば,空白の時間を無くすことができるでしょう

国語は,体育学習のように,単元開始のオリエンテーションが重要ですね
この単元で,
何を学ぶのか
何ができるようになるのか
どのように学ぶのか
を明確にして,単元のゴールを視覚化します
また,

言語活動で表現するものが第3次
そのために,精査・解釈などの活動を第2次
学習計画づくりや読むための漢字や言葉の学習が第1次

になります
そう,だから素材研究は,教材の最初から最後までを見て,教材研究の単元計画立案は,第3次から行うと進めやすいのです

光村図書の教科書であれば,教材の後ろに,学習の流れが掲載されています
それを参考にすることもよいでしょう
昨今,教科横断的な指導や総合的な学習との兼ね合いでの計画であれば,それも加味します

また令和の時代は,個別最適な学び協働的な学びに取り組み,主体的・対話的で深い学びへと進めます

私なら……
新出漢字の学習で漢字の読みや書き取りのポイントを示し,各自の課題の確認を終えたら,
各々の課題の進行を支えるために歩き回っているような感じがします
そのためにも,子どもたちの学習計画,つまり単元始まりのオリエンテーションが大事です


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