「生きづらさ」の正体とは。
漠然とした不安。
心の底から笑えない悲しさ。
そういった「生きづらさ」って
一体どこからきているのでしょうか。
みなさん、こんにちは!
【子供の能力を高める】子育て研究者kotoです!
前回の記事では
自分自身の「人生の土台」とは、
生きていく中での基準となる思考や行動であり
「生きづらさ」も「生きやすさ」も
どちらも土台からきている感覚である。
ということをお伝えしました。
▼前回の記事はコチラ!
「土台」とは長年の間に培われた
自然にしてしまっている思考や行動のクセ。
私たちはこのクセを元に物事を見ているために、
同じ出来事が起こったとしても
人それぞれ捉え方が違ってくるのです。
できるなら、より強い土台をつくって
ささいな困難でも乗り越えていける自分、
人生を豊かにするために挑戦していける
自分になりたい。
そう願ってやまないのですが、
元々そんな強固な土台をもっている人は一握り。
多くの人は
自分の土台の揺らぎと葛藤しながら、
よりよい土台をつくろうと
努力を重ねている最中だと思います。
そこで今回の記事では
「生きづらさ」という感覚は
いったいどこからやってくるのか。
その謎について考えていきたいと思います!
◆揺れ動く、私たちの「土台」。
ささいな衝撃にはびくともしない強い土台は、
そもそも揺れることがあまりありません。
自分に自信があるので
周りからの批判や嫌味を受けても
さらりと受け流すことができるのです。
反対に、ちょっとした風でも
揺らいでしまうような土台は
自分に自信がないため
常に誰かにOKをもらっていないと
不安でしょうがない。
何かを選ぶ、決めるにしても、
いつも周りをキョロキョロ。
ぶれぶれの毎日です。
これらの土台の違いの大きな特徴は、
ずばり、「自分の感覚」の取り扱い方に
表れています。
強い土台を持っている人は
自分が感じたことを否定せず、
そのまま受け止めることができています。
もろい土台の人は
自分の感覚よりも、
「世間の目」を優先しています。
「世間の目」とは違うことを感じた場合、
「そんなこと、思っちゃダメ!!」
と自分自身が感じたことを否定しているのです。
皆さんも似たような経験はありませんか?
特に、子供の頃から
「いい子になりない」
「人様の迷惑になってはダメよ」
と繰り返し言い聞かせられて
「いい子」にならざるを得なかったタイプの方に
多いように感じられます。
でも自分の感覚というのは、
自分自身を表すもの。
それを否定し続けていると、
「自己否定」そのものが
その人の土台になってしまっているのです。
これはちょっと危険な状態ですよね。
◆ネガティブな感情はいけないもの?
今の日本では、ちょっと変だな〜と思う
自己啓発の流れがあって、
「ネガティブなことは考えないようにしよう!」
「言葉はいつもポジティブに!」
みたいな謳い文句を聞くことがよくあります。
でもこれって、よくよく考えて取り入れないと、ちょっと危険。
確かに、ネガティブなことを
ずっと考え続けているのは
人生のエネルギーの無駄遣い。
どこかで気持ちを切り替えなければなりません。
それに、グチばっかり言うよりも
穏やかで前向きな話ができるように
心がけたいもの。
けれどもこれらのことは、
自分が感じたネガティブな感情を
悪いものだと思って
否定したり、見ないふりをしたりすることとは、まったく別のものなんです。
どういうことかというと…
ネガティブだろうがポジティブだろうが
本来は自分が感じたこと
それ自体には、「良い、悪い」といった
価値付けはないのです。
例を挙げるなら
ホラー映画を観て
怖い、気持ち悪い、こんなの二度と観たくない!
と感じても、
普通は味わえないスリルを感じて、
とっても楽しかった!
と思っても
どちらの感情の方がいい、悪い
なんてことはないですよね。
「感じ方は人それぞれ」とは、
つまりそういうこと。
ある出来事に対して
自分がどのように感じたか。
それは人と比べてどっちがいいなんて
言えるようなものではないはずなのです。
ただそう感じた。それだけでいいはず。
◆自分の感覚を否定するということは、自分自身を否定するということ。
感覚というのは、
自分個人が感じたものです。
つまり、自分自身ともいえる存在。
それなのに、その感覚を
多数派や、親や先生、上司など
目上の立ち場の相手と違うということで
自分が感じたことを否定していくと
自分の感覚にいつも自信がない
つまり自分自身に
いつも自信がもてない状態になってしまいます。
なぜだか分からないけど、
自分に自信がないから
新しいことにチャレンジできない…
ママ友の中でどうふるまえばいいか分からない…
そんな悩みをもっているなら、
自分の感覚を否定する土台に
なってしまっているのかも。
自分でも気付かないうちに
考え方や行動のクセになっている
可能性もあります。
まずは自分の感じたことを否定せずに
見つめてみるということをやってみてください。
↑とは言っても、
これ自体にピンとこれないほど
自分の感覚が埋没してしまっている場合も
あるのですが(T_T)
それについては、今後の記事でまた
深掘りしていきますね!
◆まとめ
今回は、
「生きづらさ」の正体とは
「自分自身の感覚の否定」である
ということについてお伝えしました。
次回はこの「生きづらさ」が
どうして生まれてきてしまったのか
それをひもといていきたいと思います(^^)
今回も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました!
次回もお楽しみに♪♪
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!
興味をもっていただけた方は、
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