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読書家・サザヱ

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読書家サザヱの読書録。常に手元に本がないと、落ち着かない。半身浴をしながらの読書が、至福のひととき。
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#読書感想文

「読書家・サザヱ」目次(保存版・随時更新)

「読書家・サザヱ」マガジンの目次です。2020年4月から読書録を書き続けてきましたが、記事の…

サザヱ
2年前
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【読書録】『SHOE DOG(シュー・ドッグ)』フィル・ナイト

今日ご紹介する本は、フィル・ナイト(Phil Knight)著の『SHOE DOG(シュー・ドッグ)』(201…

サザヱ
13日前
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【読書録】『天才たちの日課』メイソン・カリー

今日ご紹介する本は、メイソン・カリー(Mason Currey)氏の『天才たちの日課』(フィルムアー…

サザヱ
3週間前
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【読書録】『老後の家がありません』元沢賀南子

今日ご紹介する本は、元沢賀南子『老後の家がありません』(2024年、中央公論新社)。副題は『…

サザヱ
1か月前
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【読書録】『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅香帆

今日ご紹介する本は、三宅香帆氏の『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(2024年4月、集…

サザヱ
1か月前
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【読書録】『777(トリプルセブン)』伊坂幸太郎

今日ご紹介する本は、伊坂幸太郎の長編小説『777(トリプルセブン)』。 ベストセラー作家…

サザヱ
1か月前
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【読書録】『人間の証明』森村誠一

今日ご紹介する本は、森村誠一の長編推理小説『人間の証明』。私の読んだのは、角川文庫版。本作品が発表されたのは1976年。森村誠一の代表作であり、松田優作主演の映画をはじめ、繰り返し映像化もされているので、ご存じの方も多いだろう。 (以下、ネタバレご注意ください。) 舞台は、高度経済成長期の東京。高級ホテルの高層フロアへ向かう急行エレベーターに、ある夜、いかにも場違いな黒人青年が乗り込んできた。42階の超豪華ダイニングフロアに到着すると、その黒人青年が倒れ込み、間もなく死亡

【読書録】『「怠惰」なんて存在しない』デヴォン・プライス

今日ご紹介する本は、デヴォン・プライス著の『「怠惰」なんて存在しない』(2024年5月、ディ…

サザヱ
2か月前
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【読書録】『余命10年』岸博幸

今日ご紹介する本は、岸博幸氏の『余命10年』(2024年3月、幻冬舎)。副題は『多発性骨髄腫に…

サザヱ
2か月前
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【読書録】『マンション大全』三井健太

今日ご紹介する本は、三井健太氏の『マンション大全』(2019年、朝日新聞出版)。副題は『伝説…

サザヱ
2か月前
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【読書録】『20代で得た知見』F

今日ご紹介する本は、F氏著の『20代で得た知見』(2020年、KADOKAWA)。 著者のF氏は、プロ…

サザヱ
3か月前
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【読書録】『本音』小倉智昭/古市憲寿

今日ご紹介する本は、『本音』(小倉智昭/古市憲寿)(新潮新書、2024年2月20日発行)。 小…

サザヱ
4か月前
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【読書録】『影の地帯』松本清張

今日ご紹介する本は、松本清張の長編推理小説『影の地帯』。 私は子どもの頃から松本清張の推…

サザヱ
5か月前
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【読書録】『君たちはどう生きるか』吉野源三郎

今日ご紹介する本は、吉野源三郎著の『君たちはどう生きるか』。初出版は1937(昭和12)年。盧溝橋事件が勃発した年だ。私が持っているのは、岩波文庫の1982年改訂版。 著者の吉野源三郎は、1899(明治32)年生まれの編集者であり、児童文学者、評論家、翻訳家、ジャーナリスト。新潮社の「日本少国民文庫」の編集主任となり、本書をその1冊として刊行した。その後、岩波新書の創刊を主導し、雑誌『世界』初代編集長となり、岩波少年文庫の創設にも尽力した。明治大学教授、岩波書店常務取締役な