BFC5落選展感想「ダダダダダ」まか
「鈍く汚れた鉛よりも美しくあたたかい言葉をたくさん撃ちたいよ」という一文の通り、言葉が濃密な作品。幻想的であると同時に力強い、原始的であると同時に電子的な描写が、現代社会の地獄につながっていく展開が素晴らしいです。これが、計算されたものだとしても、感覚的にできあがったものだとしても、すごい力量の方だなと思いました。
まかさんのX(旧Twitter)によると「ガザや戦争のことを取り込まずにはいられなくて途中で書き直した。 このタイミングで無視はできなくて」ということらしいです