心の病と向き合うための取扱説明書【仏教の教え×最先端の研究に基づいた方法】
※こちらの記事はエビデンスに基づいた実践法や新たな知見があれば随時更新していく形となります。
はじめまして、悟るくんと申します。
突然ですが、私は双極性障害を患っています。
この記事では、「当事者が双極性障害を患いながらも、向き合うための方法や実践した方法を東洋的な考え方と科学的根拠を用いてお伝えする」ことをコンセプトとしたものとなっています。
この記事を作ったきっかけとして…思い返せば2年前に病院で働いていたときに、臨床現場と大学院での研究を並行したいと考えてただひたすら目の前の患者さまと向き合ってきました。
そのなかで、
本当にやりたかったことってなんだったんだろうか
なんのために生きているのだろうか
とただひたすらに悩み続け、今でも悩んでいます。
そこで環境を変えてみたら考えが変わるんじゃないか、と思い転職をし今度は医療従事者の卵を育てるような立場となりました。
そこから時が進み、環境を変えても悩みは解決せず去年ついに心が壊れてしまい、心療内科に通い詰める日々となりました。
毎日のように湧き上がってくる
「もう消えてなくなりたい」
「死んだ方が楽になるのではないか」
「社会から必要とされているのか」
といった気持ちや日々悪くなっていく体調と闘っていました。
そんな中で支えてくれるパートナーができ、周りに少しずつ頼れるようになってきましたが、やはり自分の心との向き合い方がまずは重要なんじゃないかと思い調べて学び、実践することで段々と良くなり、今では寛解方向に進んでいます。
そういったことがあったなかで、日々悩みこの記事に辿り着いたみなさまにも心の病と向き合い、少しずつその病を手放す方法をシェアできたらと思いここに綴ります。
具体的な内容としては、
・仏教思想(特にブッダが説いた四聖諦・八正道・縁起・無常・無我など)
・現代の精神医学やマインドフルネス研究
を交えながら、実践的な方法をお伝えできればと思っています。
- ご案内:本記事は章ごとに詳細に解説している、いわば心の病の取扱説明書として使用してください。
長い文章ですが、一つひとつ無理せず、ご自分のペースで読み進めてください。
- 実践を重視:単なる哲学や理論に留まらず、具体的な20の実践法を記しています。
誰でも「今日から」実践しやすい方法をお伝えしています。
- 注意点:本記事は医師による診療行為を代替するものではありません。
治療の最終判断は専門医と相談のうえで行ってください。
それでは参りましょう。
【仏教の教え×最先端の研究に基づいた方法】
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