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あいうえおエッセイ

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暇な産休を経て、娘を出産。 娘が現れてからは、エッセイを書くヒマ(という名の心の余裕)があまり無く、更新が滞っております。 タイトルがあいうえお順になっていますので、 「次のタ…
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記事一覧

理想の『子どもとの暮らし』を神戸で考える

理想の『子どもとの暮らし』を神戸で考える

神戸の長田に行ってきました

大好きなお友だちであり、保育士起業家としてこれまでわたしに大きな影響を与えてくれた小笠原舞ちゃん。
彼女が神戸の長田に移住してから数年が経ち、
2023年8月以降には本格的にゲストハウスを始めるという話を聴いて、早速泊まりに行ってきました。

長田のそのゲストハウス『とまりぎ』は、商店街があり、車も入れないような細い路地にある長屋です。バー『サカヅキ』も同じ長屋で、飲

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ランドセルを背負う意味

ランドセルを背負う意味

最近のランドセルの人気色は、水色と薄紫だそうだ。
アナ雪の影響だろうか。
小学生まであとまだ二年ある娘も、薄紫が良いと言っている。

わたしが小学生の頃は、ランドセルと言えば、男子は黒、女子は赤だった。
時々茶色のランドセルをしょっている女の子がいた。
どんな子かは覚えていないけど、茶色のランドセルがこの世に存在することもしらなかった私にとっては当時衝撃的だった。

多分小学校に入学するころだった

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ようやく二歳差育児が落ち着きました

ようやく二歳差育児が落ち着きました

保育園の勤務が週4になり、週1の休日を謳歌しながらも、
パートなので休みの日分の給料が減ったことに若干焦ってしまうワタシ。

家計心配すぎるつぶやきうちは夫婦共々お金の管理あんまりできないタイプで、だから自動的に貯蓄できる方法で毎月勝手に貯まっていってる他は全く貯金できてないため、家計のことが心配すぎる今日この頃…。

私があまりにもアナログなやりかたでイラストを描いてアップしているものだから、

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YouTubeを制限しない?

YouTubeを制限しない?

子育ての中のYouTube

以前Instagramでね、「うちの子育てでは、YouTubeを制限していません」という投稿をしたら、
「詳しく聴きたい!」と言ってもらえたのでね、
「じゃあ今度記事にします!」とお答えし、そのままになって早数か月。
まじでズボラすぎて申し訳ない。
そんなんだからコンタクトをシンクに流してえらいこっちゃになるんだよアンタ(独り言

ところで、うちの娘は3歳9か月で、も

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やる気のあるママ保育士を生かしてほしい

やる気のあるママ保育士を生かしてほしい

やる気のあるママ保育士を生かしてほしい。

と自分で言うのは私のことです(キリリ)。
昨年愛知に引っ越してきて、保育園でパート勤務をしているけど、
責任がない(と言ったら語弊があるけど)。
だからラクなんだけど、もちろん担任も持てないし保護者対応もないし、会議も出ないし、だけど保育はする。なんだけど責任とれない立場だから「これやってください」「これはだめです」に従うしかない。もっと楽しい保育がした

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もっと発信したい

もっと発信したい

あいうえおエッセイを始めて、4年ほどたちます。
あいうえおエッセイというのは、「あ」から初めて、その頭文字でタイトルを決めて記事を書くというものでして、
もちろん誰から頼まれたとかじゃありません。
わたしが、自分のためだけに設定した自分へのミッションなのですね。

しかし、この頭文字の縛りが、意外ときつい!
書きたい内容はあるのに、
頭文字の縛りのせいで、
書き始められなかったり、
タイトルと内容

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めんどくさいよね家事って

めんどくさいよね家事って

保育士なんだけど、子育てに向いていない。
そんな気がする。
厳密にいうと、子育てと家事の両立に向いていない。
仕事と子育ての両立なら出来る。

1歳男子の不機嫌やばい1歳児の息子が風邪を引いて、二日間専業主婦をした。
全く無理だった。

まず第一に、1歳児は風邪をひいているため機嫌が悪い。
そして第二に、彼は3歳のお姉ちゃんが保育園に行っていて不在のため機嫌が悪い。
さらに第三に、イヤイヤ期にやん

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難しいようでシンプルな子育て支援システム、ご近所付き合いについて語る。

難しいようでシンプルな子育て支援システム、ご近所付き合いについて語る。

社宅のおとなりさん
愛知に引っ越して、
古い社宅に住んでいる。

内装はある程度リフォームされているのである程度綺麗だが、いかんせん断熱材がしょぼすぎるため、夏は暑くて冬は寒い。
エレベータが無いので、階段で子ども2人と筋トレの毎日だ。

家賃は激安だが、電気代とガス代は高くついている。
全く省エネじゃない。

しかし保育士であり母親であるわたしは、社宅に住むのが結構楽しみだった。

子育てするに

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見事なほどにカオスな自粛期間、私たちはどう乗り越えたか。

見事なほどにカオスな自粛期間、私たちはどう乗り越えたか。

この物語は、
2020年の5月。
世界が新型コロナウィルスに襲われ、日本が緊急事態宣言を出したころの話。
外出できず、2人の子ども(2歳女児、8ヶ月男児)を抱えてあたふたする1人のズボラ保育士母ちゃんが、
当時その辛さを書き殴ったまま、こんなものは世に出せんと、封印した。

その半年後、同一人物が再び読み直し、世に出すことを決めた。

家に子どもと一緒にいるという日常を、保護者代表としてここに記し

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まあ大変、生理が再開した

まあ大変、生理が再開した

卒乳したので生理が再開した。

ワンオペ育児家事両立というマルチタスク

妊娠出産を繰り返していた少し前(?)の時代の女性は、生理が15年くらい来ないのが当然だった。
それが元々人間の動物としての自然な姿なのだろう。
それを考えると、2人なんかで満足するべきではないのかもしれないと思う自分もいるけれど、
今の時代の母親たちは、親や兄弟が同居しているわけでもない。
だけど未だに(少なくともうちは)毎

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報告:愛知に移住しました

報告:愛知に移住しました

世界中がコロナウィルスと戦争中だ。

東京の人々が特に気を緩めてコロナの感染が一気に拡大したと言われる3月中旬の三連休。

私は東京から愛知へ移動した。
世界中がコロナウィルスとの戦争で特にてんやわんやしていた(しそれはまだ続いているのだが)この1か月間。
私は自分自身のライフラインを整えるということで精一杯であった。

ようやく家も片付き、落ち着いたところで愛知にも緊急事態宣言が出され、私はバタ

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平日ワンオペに慣れた

平日ワンオペに慣れた

2ヶ月ほど前、「2人育児の現実」というかっちょいいタイトルで綴りましたね。わたし。

息子が3ヶ月になり、読み返してみました。

ふむふむ、ふむふむ、、、
…そんな大変だった?

…え!

…既に忘れている!!!!

おかしいぞ、、いや、確かあの時は死ぬほど大変だった!毎日17:00が来るのが怖かった!

「大変だった」というのは覚えている。
なのに、なぜそんなに大変なのか、文章を読んでもいまい

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2人育児の現実

2人育児の現実

2年前、わたしは母親になった。
初めての育児に奮闘していた。
当時赤ちゃんとの暮らしを始めていかに育休が大変なのかを書き綴った記事があるが
『そう、育休とは何か』
https://note.mu/satona/n/ne0a473d5f0ff

今読み返すと、ちゃんちゃらおかしいぜ!…とまではいかなくても
「1人ならまだ楽勝ですよ」と突っ込みたくなる。
そのくらいには今お二人様育児をエンジョイしてお

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疲労感と達成感からの任務完了感が既に勘違い。

疲労感と達成感からの任務完了感が既に勘違い。

ついに、31歳の夏休みが終わった。

40週2日。
心を落ち着かせるためのブログを昼に書いて、夜に突然スクワットや小走りを部屋の中で始め、さらに非妊娠時レベルの軽快なリズムでマンションの階段を往復。

そんなことで産まれるわけないと思っていたら、

産まれた。

胎児的にはさぞ迷惑だっただろう。
「ギリギリまで無干渉だったくせに急に追い立てられたので、嫌々下りてきました。」
彼の心の声が聞こえてく

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