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ストリートアートの先駆者RICHARD HAMBLETON
MUCA展京セラ美術館(京都)2024.1.8.まで。
RICHARD HAMBLETON 1952-2017
FROM VANCOUVER, CANADA
カナダ・バンクーバー出身
✴︎写真はオッケーです。
リチャードハンブルトンをご存知でしょうか?
彼はストリートアートの先駆者とされているらしく、バンクシー、ブレック・ル・ラット、JRといった著名なアーティストに今もなおインスピレーション
風の音。木々のそよぎ。
服が掠れる音。カラスの騒めき。水の流れ。人々の足音。恋人たちの交わす会話。包丁で野菜を切った時の刻みよい音。コーヒーを淹れた時の雫がコップの底に落ちる音。そして時計の針が時を刻み、今日もぐるぐる周回していく。
✴︎
今回、坂本龍一+高谷史郎さんの音楽と映像が折り重なった展覧会に行ってきました。
坂本龍一+高谷史郎・AMBIENT KYOTO・12/24までが→12/31ま
奇才の写真家、深瀬昌久をご存知ですか?
『私はみめうるわしい可愛い猫でなく、
猫の瞳に私を映しながら、その愛しさを
撮りたかった。』
今じわじわと深瀬昌久の再評価が
高まって来ている・・・気がします。
彼は土門拳さんの31歳年下で、荒木経惟さんと
森山大道さんの4つ年下である。そう言うと
だいたい年代はイメージ出来るかもしれません。
ただ残念なことに上記のビッグネームの
陰に隠れてしまい、あまり世間的には有名では
ないというのが
ここちよい孤独につつまれ
海外へ行った時に誰かとカフェで話すことになったり、まあ、ちょっと散歩でもしながら観光でもしましょうかと街並みを眺めながら話したりすることがたまにありますが、でもそれはほとんどがアクシデントでたいていは孤独な日々がたんたんとゆるやかに、けれどここちよく続くというのがほんとうのような気がします。
そのようなここちよい孤独につつまれ日々の生活を送っていた時のことです。街中にあるパン屋でパンを、肉屋でハ
ムンクとピカソの共通点
さて、2016年のピカソのゲルニカ展と2018年のムンクの叫び展に共通する気づきがあったのでシェアしたいと思います。
まず結論から言うと、『ピカソもムンクも抽象画を描くときは、段階的に描いていた』ということです。
ん?どういうこと?と思われるかもしれません
。というのもですね。ピカソもゲルニカのたとえば上のurlに出てくるような顔を描く時も、最初に書く段階ではあのような抽象的な絵では無いという
ゲルハルトリヒターの絵画
昨年のつまり2022年の展覧会を振り返ると、ゲルハルトリヒターの絵画、『ビルケナウ(アウシュビッツ収容所)』が印象に残っています。
東京国立近代美術館で開催されていました。↓
クリックしたら4枚の連作の絵が見れます。
ビルケナウは計4枚の連作になっています。
アウシュビッツ収容所にてナチスが写真で収めた写真をベースにこの絵画は描かれています。このビルケナウの隣にそのベースになった白黒の写真が4
土門拳の仏像@東京都写真美術館
その「仏像」の写真からはビリビリとした
妙な気配を感じた。ふと気がつくと耳の上に
スズメバチがとまってた感じで。
それは土門拳の写真で、僕は彼の写真を
生で見たのはそれが初めてだった。
恵比寿駅で降り、しばらく歩くと
東京都写真美術館がある。用事があった
のでそれが終わると、せっかくだからと
中に入った。するとすぐ目に飛び込んで来
たのが冒頭の奈良の大仏の写真だったのだ。
彼はライティングと
エジプト美術、青いカバについて覚え書き。
以前仕事の関係でとある学芸員の方に
展覧会を案内していただくことになった。
彼女はアートに愛と情熱を持った方で
曾我蕭白の絵や、白洲正子旧蔵の
信楽壺の前、尾形乾山の陶器、桃山時代の
織部の陶器等の前で語っていただくと
延々と話せるくらいの知識量に僕は完全に
打ちのめされてしまったのを覚えている。
ただ事実を話すのでは無く、その作品の
ストーリー(物語)を語られるのだから
ずっと聞いていて、とて
『ピータードイグ』の絵画の側面にご本人が落書きしてる件について
ピータードイグという画家をご存知ですか?
彼はスコットランドのエディンバラ出身
の現代画家です。彼の個展が2020年に
東京国立近代美術館で開催していました。
皇居のすぐ近くです。武道館の近くと
言った方が分かりやすいかもしれませんね。
彼の書いた絵に
『Gasthof zur Muldentalsperre』
という絵があります。
さて、どうもその宿の居酒屋からの景色を
描いたアンティークの