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Photo by
kanakoozeki
からだの感情をほぐしてきた
首・肩・肩甲骨。
わたしのからだのコリがひどかった箇所には、感情が溜まっていた。
真面目にならなくては。
変に思われないようにしなきゃ。
評価されなくては。
怠惰に思われたくない。
働かなくては。
休むなんてとんでもない。
しんどくてもやらなきゃ。
何十年分もの感情が、重りのようにつり下がり、鉄板のようになっていた。
からだを動かし、ゆっくり時間をかけて、ほんの少しずつ少しずつ解していった。
コリが少しずつ解れると同時に、忘れていた昔の感情を思い出し。
泣き。
感情を抑圧していたことを思い知り。
少しずつ、わたしは手放していった。
"深い"コリにアプローチするほどに、わたしの感情の"深い"ところに触れて。
"深い"自分を思い知り、もういらなくなったものを手放して。
わたし自身を理解していく。
いつの間にか、精神面の不調は少しずつ影を潜め。
(まだまだしつこい。でも、あって良いものと思う)
たのしいという感情を、少しずつ手に取り出した。