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夢の軌跡〜23の手紙と一つの詩〜

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夢を叶えるまでの軌跡を、過去の自分へのレターエッセイとして綴ってます。
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2021年4月の記事一覧

例えば、海が見たい。 そう思った時、 私は真っ直ぐ、海へと向かうだろうか。 私はこの街が…

Letter23 社会人二年目から学生へ〜出発の朝〜

4月はじめには、引っ越しもできることになった。 今更だが、実家に残る母は寂しいのではない…

Letter22 社会人二年目〜最後に職場へ行く私へ〜

実家の周りはしんと静まり返っていた。 犬の散歩で外に出ると、 車も、人もいない。 お店も…

Letter21 社会人二年目〜三日目〜

三日目の朝が来た。 私はまだ先輩の家にいた。 その日の午前中、 やっと電気がつくようにな…

Letter20 社会人二年目〜二日目〜

翌日になっても相変わらず電気はつかなかった。 外を見ると買い出しの行列。 家の中でラジオ…

Letter19 社会人二年目〜忘れられない日〜

私の送別会の日がやってきた。 支社全体の送別会で、ホテルを借りていた。 2011年3月11日。 …

Letter18 社会人二年目〜もうすぐ退職する私へ〜

月日は流れ、年が明けた。 私の退職は職員全員に知れ渡っていたが、 私は何も変わらない日常を過ごせていた。 会社の中で一番若かった私は、 まるで娘や妹のように接してもらっていた。 娘が辞めるようで寂しい。 遠い人になってしまうような気がする。 など、温かい言葉を沢山いただいた。 最終的に2つの大学から合格をいただいたが、 地元から通いやすい方に進学することにした。 2月。 まずは放射線の課内で、 私の送別会が開かれた。 最初は慣れなかった飲み会。 自

Letter17 社会人二年目〜職場に伝える私へ〜

10年越しに叶った夢。 私はやっとスタートラインに立てた。 7月に編入試験の合格がわかり、…

Letter16 社会人二年目〜合格発表〜

6月に一校目の試験が終わった。 できる限りのことはしたと思う。 ただ、手応えはよく分から…

Letter15 社会人二年目〜試験前日の私へ〜

地元では、まだピンクと緑に入り混じった葉桜を楽しめる6月。 大学編入試験の一次試験を通過…

Letter14 社会人二年目〜もう一度勉強を始めた私へ〜

大学の編入試験が減っていることを知り、 もう一度チャレンジすることに決めた。 私は、一年…