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右肩の鈍痛
重くのしかかる右肩に
成す術はなく
今日を生きながらえる
何かを唱えるように
響く鈍痛が
それでも私を生きさせる
蒸し暑い夜に
右肩の重さが増していく
夜の虫の音色が
耳に残り心ざわつかせる
鈍痛はまるで錘の如く
いつもそばに寄り添い
蝉の声が鳴きやまない
ただの疲れか、憑かれているのか
夏の夜風が窓を叩くとき
痛みの意味を教えてくれと問いかける
応えてくれることはなく
それでも私を生きさせる
理由を見つけ出すために
あとがき
右肩が痛みます。寝違えたのかなー、運動不足かなー。
そんな状況を、何かに取り憑かれたのかという目線で書きました。
ホラーよりの詩がここんとこ多くなっちゃうのは
きっと夏のせい
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