世界中の旅行、活況呈する。
■2024年旅行・観光開発指数ランク。
・最近のニュース、「世界経済フォーラム(WEF)発表、『2024年旅行・観光開発指数ランク』119ヵ国中ベトナム59位、日3位、米首位」。
・WEFの同ランクは「旅行・観光に関する環境、政策と実現可能な諸条件、インフラストラクチャーとサービス、資源、持続可能性の5分野の17項目を指数化」し算出されており、数値が高いほど魅力的であることを示す。
■各国のランキング。
・同ランクTop10は以下の通り(カッコ内はスコア)、米国首位(5.24)、スペイン2位(5.18)、日本3位(5.09)、フランス4位(5.07)、オーストラリア5位(5.00)、ドイツ6位(5.00)、英国7位(4.96)、中国8位(4.94)、イタリア9位(4.90)、スイス10位(4.81)。2019年比で日本の順位は変わらず、スコア▲0.3%低下している。
・また『東南アジア各国の順位』は、シンガポール13位(4.76)、インドネシア22位(4.46)、マレーシア35位(4.28)、タイ47位(4.12)、ベトナム59位(3.96)、フィリピン69位(3.84)、カンボジア86位(3.57)、ラオス91位(3.48)、となっている。ちなみにベトナムは2019年比で順位は+4ランク上昇、スコア+3.2%上昇した。
■国連観光バロメーター。
・同ランクは「旅行や観光業の回復力や持続可能性のある開発の評価」を目的としている。同報道とは別で『国連観光バロメーター』では「短期的な観光動向を定期的に監視し、世界の観光関係者に国際観光に関する最新の分析を提供」する事を目的としている。
・『国連観光バロメーター』データより「2024年第1四半期の海外からの到着者数(宿泊客)は、2019年水準の97%に達した。中東では到着者数の相対的な伸びが最も力強く、アフリカとヨーロッパはパンデミック前の水準を上回った」と示される。
・余談、世界中の観光がパンデミック前の水準に戻りつつある事は大変に喜ばしい。また上述ランクにおいてベトナムは世界Top国へ近づく事を視野に入れつつ、まずは東南アジアでの上位ランカーを目指して欲しいものだ。ベトナムには美味しい郷土料理、世界各国の食事、目を見張るコロニアル建築、史跡、天国のようなビーチ、大自然等の観光資源が数多くあるのだから。