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「自律神経(じりつ・しんけい)」という言葉をよく耳にします。あなたは詳しく説明できますか? 私は整体師ですので、日頃からこの言葉はよく使いますし、自分自身でも気にしています。

自律神経とは、内臓や代謝、体温といった体の機能を24時間体制でコントロールする神経のことです。 心と体を活発にする交感神経と、休ませる副交感神経がバランスを取りながら、私たちの体を支えています。

気持ちが安定していて、体に不調がなく、よく眠れる状態であれば、「自律神経が安定している」ということになります。そう言われると、もしかしたら安定している人なんて、いないのでは? と、思ってしまいます。また、コロナ禍によって「自律神経失調症」という病気を発症する人も多いらしいです。

自律神経失調症とは、不規則な生活習慣やストレスなどにより、自律神経のバランスが乱れるために起こる、様々な身体の不調のこと。 はっきりした内臓や器官の病変によるものではないため、症状の現れ方もとても不安定です。

私の整体院にも、季節の変わり目になると、自律神経が不安定だと感じる方が来られます。気候によっても自律神経というのは乱れるということです。

最近はスマホを使いますから、寝る直前まで見ていることが多くなりました。一日二日くらいなら問題なくても、それが続くと徐々に自律神経が不安定になっていき、睡眠障害が起こることもあると言われています。もしかしたら、この原因で自律神経失調症へ向かう人が、今は一番多いのかもしれませんよ。知らず知らずのうちに、ということです。

パソコンやスマホから目に入るブルーライトが原因で、脳を刺激しているので、寝つきが悪くなるらしいです。だから、入眠の一時間半前には画面を見ないようにするとか、部屋の明かりを暗くしておくなど、対策をするのが良いとされています。

心と体のことを考えるなら、まずは7時間の睡眠を確保すること。ここから1日のスケジュールを組みましょう。仮に明日の朝、7時から活動したいのであれば、その日は23時までにはベッドに入ると決めます。そして、そのためには何時までに仕事や家事、入浴を終わらせればいいか逆算して1日を過ごしましょう。

自律神経が整う睡眠時間は?疲れがスッキリ取れる「最高の眠り方」

そう、これね! わかってます! でも、できないのよ。どうすれば良い?

いつものことですが、結局、睡眠時間は思っているよりも、1~2時間は少なめになってしまいます。私は日付が変わるまでに寝ることはありません。今この文章を打っているのも、すでに深夜1時を回りました。ホント、他人ごとではないですよね。たまには目覚まし時計をセットせず寝てみたいものです。

私はYouTubeでかわいいワンちゃんねこちゃんの映像見てると、つい、時間が過ぎてしまいます。ダラダラとゲームをしている、テレビを見ている、ネットを見ている・・・というような人も多いことでしょう。この「なんとなく過ぎゆく時間」を、まず止めたいと思いませんか? 

キッチンタイマー

そこで、私が日常的に使っているのが、キッチンタイマーです。

今やっている作業を30分で終わらそう。という時には、30分のタイマーを入れます。ピピピッて鳴ってくれるので、可能ならば作業終了します。無理ならあと10分とか入れて延長します。

時間に支配されているように感じる人もあるかもしれませんが、これはもう慣れです。睡眠時間を確保するために、自律神経を安定化させるために、そしてピンピンコロリといくために、と考えればできると思います。どんなことでも、小さなことが積み重なって大きなものになっていきます。

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★整体師/りょう★ピンピンコロリのいきかた(認知症予防と健康寿命を延ばす方法)
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