自律神経とは何か?
「自律神経(じりつ・しんけい)」という言葉をよく耳にします。あなたは詳しく説明できますか? 私は整体師ですので、日頃からこの言葉はよく使いますし、自分自身でも気にしています。
気持ちが安定していて、体に不調がなく、よく眠れる状態であれば、「自律神経が安定している」ということになります。そう言われると、もしかしたら安定している人なんて、いないのでは? と、思ってしまいます。また、コロナ禍によって「自律神経失調症」という病気を発症する人も多いらしいです。
私の整体院にも、季節の変わり目になると、自律神経が不安定だと感じる方が来られます。気候によっても自律神経というのは乱れるということです。
最近はスマホを使いますから、寝る直前まで見ていることが多くなりました。一日二日くらいなら問題なくても、それが続くと徐々に自律神経が不安定になっていき、睡眠障害が起こることもあると言われています。もしかしたら、この原因で自律神経失調症へ向かう人が、今は一番多いのかもしれませんよ。知らず知らずのうちに、ということです。
パソコンやスマホから目に入るブルーライトが原因で、脳を刺激しているので、寝つきが悪くなるらしいです。だから、入眠の一時間半前には画面を見ないようにするとか、部屋の明かりを暗くしておくなど、対策をするのが良いとされています。
そう、これね! わかってます! でも、できないのよ。どうすれば良い?
いつものことですが、結局、睡眠時間は思っているよりも、1~2時間は少なめになってしまいます。私は日付が変わるまでに寝ることはありません。今この文章を打っているのも、すでに深夜1時を回りました。ホント、他人ごとではないですよね。たまには目覚まし時計をセットせず寝てみたいものです。
私はYouTubeでかわいいワンちゃんねこちゃんの映像見てると、つい、時間が過ぎてしまいます。ダラダラとゲームをしている、テレビを見ている、ネットを見ている・・・というような人も多いことでしょう。この「なんとなく過ぎゆく時間」を、まず止めたいと思いませんか?
そこで、私が日常的に使っているのが、キッチンタイマーです。
今やっている作業を30分で終わらそう。という時には、30分のタイマーを入れます。ピピピッて鳴ってくれるので、可能ならば作業終了します。無理ならあと10分とか入れて延長します。
時間に支配されているように感じる人もあるかもしれませんが、これはもう慣れです。睡眠時間を確保するために、自律神経を安定化させるために、そしてピンピンコロリといくために、と考えればできると思います。どんなことでも、小さなことが積み重なって大きなものになっていきます。