台東区/ 「浅草橋」について
〈目次〉
1.浅草橋の名前の由来
2.なぜ問屋が多いのか?
1.浅草橋の名前の由来
江戸時代。浅草橋がある台東区は、江戸幕府によって開発され始めました。
開発の一環として江戸幕府は、武蔵国冨嶋郡江戸(現在の東京都千代田区千代田)にあった江戸城の外堀に沿って見附(みつけ)を設置しました。
見附とは、見張り番所のこと。堀にかけられた橋と、一体となって設置されていることが多かったようです。
その見附がこの土地にも、寛永13年(1636年)に「浅草見附門」として設置されました