【書評】『SHOE DOG 靴にすべてを。』を読むと、走りたくなる。
ロッシーです。
『SHOE DOG 靴にすべてを。』を読みました。
この本は、かの有名なスポーツブランドであるNIKEの創業者である「フィル・ナイト」が自らその創業以来の歴史を語る本です(記事冒頭の写真が本人)。
本書を読んで、
「よく倒産しなかったな」
と思いました。
それくらい創業からずっと資金繰りに追われまくっているんですよね。まさに自転車操業。
何度も、「もう無理だろ?」と思うようなトラブルに陥りつつも、仲間とともにそれを切り抜けていきます。
まさに、勝利の女神ニケ(NIKE)が味方をしてくれたからじゃないか?と思うくらいです。
この本は、普通に読んでも面白いこと間違いなしなのですが、若い人や起業を考えている人は絶対ハマると思います。
「俺もこんな生き方をしてみたい!」
とショックを受けるでしょう。
ちょっと仕事にマンネリ気味の人なんかも、ある種の「カンフル剤」として読んでもらいたいですね。
「俺もまだまだやれる!」
と思うかもしれません。そういう意味で「やる気をブーストしてくれる」本だと思います。
私は、普段はこういったいわゆる「成功物語的な本」は読まないです。
というのも、成功というのはあくまでもその人だけの話であって、誰にでも通用するものではないからです。
成功者のやり方をマネしても成功者にはなれません。再現性がないんですよね。
でも、読みたくなるときがあります。
それは、仕事で「壁」が立ちふさがっているときです。
そういうときには、成功者の生き方や情熱を、書籍経由ででも「チョイ借り」したくなるときがあるわけです。
今、ちょうどそんな状態だったのでこの本を読んだのですが、当たりでしたね。
多少なりとも、壁をぶち破る力を得られたと思います。
ありがとう、フィル・ナイト。
ごちゃごちゃと書いてきましたが、一言でいえば
「読むとNIKEのシューズを履いて走りたくなる。」
そんな本です。
次にシューズを買うときにはNIKEにしようかな。
JUST DO IT.