【書評】サマセット・モーム『雨』は、エロティックな妄想力を鍛えてくれる秀逸な短編だった
ロッシーです。
最近、サマセット・モームの短編にはまっています。
今読んでいるのは、光文社古典新訳文庫の短編集です。
まずは有名な『雨』を読みました。
傑作と言われているだけあり、とても面白かったです。あらすじは、ざっくり言うと、以下のような感じです。
※以下ネタバレ注意
この作品のオチは、読んでいてすでに予想していたとおりでした。というより、上記あらすじの「彼の理性をかき乱してしまう……。」を見れば簡単に想像はつくのではないでしょうか。
宣教師はいかがわしい女