あなたの身体の取扱説明書8_誰でも分かる簡単過ぎる解剖学_骨盤
こんばんは、みろひらです。
身体のトリセツ、前回の記事は、
インナーマッスルについて書きました。
今日は、骨盤について書きますね !(^^)!
最近、新しくグループレッスンに加入されたクライアントさんに、レッスンの時に、骨格模型を示しながら、骨盤の説明をしました。
「へぇ~、骨盤って、『骨盤』という1個の骨だと思っていました」と、新しいクライアントさん。 なかなか、骨格の説明を受ける機会なんて、ありませんからね~ (^▽^) 私も、ピラティスの先生になるまで、自分の身体 なのに、知らないことだらけでした!(^^)!
私のアシスタント:骨格模型のサムドン の写真💛
サムドンは、韓流ドラマ「ドリーム・ハイ」の主人公の名前からいただきました💛 10年ぐらい前、骨格模型を購入時にハマっていたドラマ(^▽^)♪
身長 1m、かわいいでしょ ! (^^) !💛
それでは、ご一緒に、骨盤についてみていきましょう~!
骨盤について
骨盤は、左右一対の寛骨(かんこつ)と、背骨の下の方にある仙骨(せんこつ)、尾骨(びこつ)という3つの骨で形成されています。
では、骨を見ていきます (^▽^) ♪
まずは、寛骨から (青い部分が寛骨です)
ウエストの下の方で、「腰骨」に、触れられますよね!
これが、寛骨です。
パーソナルトレーニングでは、左右の寛骨の高さの差をチェックしたりします。(前からも、後ろからも)。
続いて、仙骨(青い部分)
仙骨は、左右の寛骨の間にあります。
仙骨と寛骨のつなぎ目が、「仙腸関節」です。
この左右差の歪みを整えると、骨盤が調整できます。
続いて、尾骨。(下の図は、後ろから見た姿です)
仙骨(青い部分)の下に、尾骨があります。
私が、長男出産時に骨折したのが、この尾骨(;'∀')
骨盤の角度は、前に傾いていても、後ろに傾いていても、姿勢が乱れて、身体に負担がかかります。
骨盤の正しい角度は、前後に傾かず、中立=ニュートラルなポジション。
骨盤の角度は、この3か所で確認できます。
左右の腰骨(前側の出っ張っている部分)と、前側の真ん中にある青い部分の恥骨(ちこつ)。
この3点を結んだ三角形が、骨盤の傾きを見る時に、確認する重要な部分です。
骨盤の角度のチェックの仕方
◆背筋を伸ばして立っている時に、この三角形の面が、床と垂直になっていればOK!
◆仰向けに寝転んだ状態で、この三角形の面が、床と水平なら、OK!
猫背気味の方は、骨盤が後ろに傾いていることが多いです。そんな場合は、三角形は、上の方が、背中側に傾いた「骨盤後傾(こつばんこうけい)」の状態になっています。
骨盤後傾は、ヒップダウン、バストダウン、見た目年齢はプラス〇歳?! 第一印象が良くないなど、見た目で損するという外見上の問題はもとより、肩こり、首こりなどの不具合が起こりやすい状態です。
反対に、反り腰気味の方は、骨盤前傾(こつばんぜんけい)の状態になっているかもしれません。バレリーナの方は、ヘルニアになる方が多く、ピラティスでお腹周りのインナーマッスルを鍛えることで、ヘルニアを改善する例が多くあります。
どちらにせよ、骨盤がニュートラル(中立)の状態でない=姿勢の崩れた状態は、全身への悪影響しかありません。
若い頃は大丈夫だったとしても、年齢を重ねるごとに、どうしてもトラブルが起こりやすくなってしまいます。
腰という字には、「要」という文字が入っています。
骨盤は、上半身と下半身のつなぎ目ですから、腰が辛いと、寝ても立っても座っても辛いですし、やはり重要です。
重要でないところは、全身、どこにもないんですけど (;'∀')
骨盤の傾きが、全身に影響を及ぼします。
ということは、
骨盤を正しいニュートラルポジションで維持できると、それだけで、全身に良い影響がある!
ということです !(^^)!
良い姿勢は、見た目だけの問題ではなく、機能的にも必要です。
人生100年の時代。
老後も、生活の質を向上、維持し続けるためには、美しい姿勢を作ることが、実は、目の前の筋トレに励む以上に重要なポイントになると、私は思います。
本質的に、身体に良い状態を作るためには、美しい姿勢 が必須です。
整える順番、①〜③
①ガチガチに歪んで固まった状態をゆるめる
②正しい骨格の位置に整える
③インナーマッスルを活性化して、正しい骨格の状態を維持する
ことが、他のスポーツを楽しんだり、日常生活を快適に過ごすための土台になります !(^^)!
今日の結論:骨盤のニュートラルポジションを意識しよう!
情報として、頭の片隅に置いていただければうれしいです(^▽^)
次回は、背骨について。引き続き、姿勢づくりのお話になりますので、お楽しみに~(^▽^)
ここまでお読みくださり、ありがとうございます(^▽^)💛