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『戦後新聞広告図鑑: 戦後が見える、昭和が見える』読了
かろうじて昭和生まれですが、全然知らない世界の広告でした。
著者である町田忍さんが、個人的に収集した昭和20〜30年頃の新聞広告を紹介した本です。
ジャンルごとに半ページほどの解説文が載っており、ごろごろしながら読むのにちょうどいい。
書評を読むと、同年代を生きた方の「こんなのあったなー」と懐かしむ声が多かったです。
なので、まるで違う世代の視点から感想を書いてみようかなと思います。
興味を持
トレースして気付くプロ意識と己の怠慢
世の中はゴールデンウィーク。
混んでいるところにわざわざ飛び込む元気もなく、自宅から半径1駅以内をうろついて過ごしました。
今日のイベントは本の返却。する前に、組版が心地よかったのでちょっとトレース。
『学芸員しか知らない美術館が楽しくなる話』
ちいさな美術館の学芸員 著 産業編集センター 2024年
noteで記事を書かれてる方だったんですね。
本屋で見かけて、気になる書名とかわいらしい表紙
2週間に一度の図書館で偶然出会った美しい本
借りる量と読むペースを掴めてきた今日この頃。
たまにはデザイン目線で美しい本を探してみるか、とキョロキョロしたとき目に入ったのがこれでした。
2.5cmの厚い背に、整然と配置された文字に引き寄せられました。
棚から引き出してカバーをうっとりと眺める。
長時間見ていてもイヤな感じがしない。バランスが心地良い。
ページをぱらぱらめくる美しい縦組。
見出しやコラムのデザインもスタイリッシュ。
ちょっ
東京の電車混みすぎぃ
まるで新社会人の叫びのようだが、そうではない。
年に数回しか朝の電車に乗らなくなった私が、改めて実感したはなし。
たまに通勤ラッシュに揉まれると、あまりの人の多さに「東京の朝はどうかしているぜ…」と冷静に思う。
通勤通学で毎日乗っていた頃は、最初こそ辛くてもいつの間にか慣れたもの。
同じ時間、同じ車両、同じ場所を確保してルーティーン化すると不思議と何も感じなくなる。
「慣れる」という現象は、生き
文章を書くためのお作法があるらしい
作文を避けてきた人生植え付けられた苦手意識
子供の頃から文章を読む、書くが苦手でした。作文課題は平気で忘れたりそれっぽいものを写したり、適当にやり過ごしてきました。
読書感想文の存在が作文嫌いを加速させたと思っています。とにかく人から読むことを強要されている、書かされている感覚が強かったのです。
大人になると日記を書いたり作品の感想を残したり、SNS投稿も人並みに楽しくするようになりました。自発
大人になってから行く図書館
普段、図書館を利用する人はどのくらいいるでしょうか。子供のころは課題図書を探したり、夏なら涼みに行ったりする身近な場所だったと思います。
私は去年末くらいから地元の図書館に行くようになりました。貸し出し期間の2週間ごとに2〜3冊借りるサイクルが定着してきたところです。今は電子タグがついていて、ユニクロのセルフレジのように置くだけで登録ができるようになってとても楽。数は多くないものの電子書籍がある