文章を書くためのお作法があるらしい
作文を避けてきた人生
植え付けられた苦手意識
子供の頃から文章を読む、書くが苦手でした。作文課題は平気で忘れたりそれっぽいものを写したり、適当にやり過ごしてきました。
読書感想文の存在が作文嫌いを加速させたと思っています。とにかく人から読むことを強要されている、書かされている感覚が強かったのです。
大人になると日記を書いたり作品の感想を残したり、SNS投稿も人並みに楽しくするようになりました。自発的に取り組むようになると、意外と文章が嫌いではないし、上手にできるようになりたいと思っていることに気付きました。
トレーニングとしてのnote
コミュニティ内で思いまま脳直で書くのも良いですが、しっかり意識して文章を作りたいと思い始めたのがこのnoteです。
人に読んでもらうためではなく、文章作成に慣れることを目的に利用しています。
やり方を知る
本やWeb記事を読んでみた
自然にすらすら書ける人もいるので、もともとの向き不向きだと思い諦めていました。しかしどうやらテクニックがあるぞと気付き、下手なりに取り組んでみることに。
文章術やプレゼン資料の書き方に関する書籍は、いつの時代も平積みにされてます。ダイエット本くらいの効果だと思い、流してたものに興味を持ち始めました。読みしないで判断するのは良くないのではないか。
コツがあることを知る
文章は才能が必要だと思ってましたが、どうやらお作法があることを知りました。
重要なことを備忘録も兼ねていくつか書いておきます。
主語を省略しない
主語と述語をセットにする
修飾語は修飾される語の近くに置く
一文一義
最初に構成案を作る
結論を先に書く
主語が抜けててわからない、は聞いたことがある。しかし改めて意識すると難しい。修飾語と被修飾語の距離感は気にしたことがなかったので、ああそれでおかしくなってるんだと気付きました。変だと思いつつ、何故わかりづらいかがわからなかった。
構成案を作るというのも新鮮でした。この方法を自分で発明するのは難しいかもしれません。絵だって、じっくり描こうとしたらラフは必要。
結論を先に伝えるのはビジネスシーンの会話でもよく言われますね。
実践してみる
この記事がそう
とりあえずこの記事で試してみることにしました。簡単的ですが、最初に見出しを決めるということを初めて試みました。なるほど、アウトラインを決めておくと確かに迷わない。書きながら校正しないことにも気をつけて、なるべく一気に書き上げる。
書きながら考えるのが普通だと思っていたので、こんな進め方があるのかと新鮮な気持ちです。そして初期の労力が大きいのも感じる。デザインするとき、事前に十分リサーチした方が完成度が高まるのと似たようなものでしょうか。
とにかくたくさん書くのが上達への道だそうなので、文才を授からなかった私は練習でカバーするしかなさそうです。
今回参考にした情報
藤𠮷 豊、小川 真理子著『日本人のための「書く」全技術【極み】』(翔泳社) https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798179551
株式会社サービシンク 名村晋治『誰がどう見てもそうとしか受け取れない文書術2024版』
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