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思う事・想う事

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僕の中に抱えているその日その日の言葉を綴ります。
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#エッセイ

後悔しない人生にできる

後悔しない人生にできる

あの時
あんなふうにすれば良かったのに
どうしてこんなふうにしてしまったのか・・・

あの時
もっとできることがあったのに
どうしてできることをしなかったのか・・・

それを後悔というのなら
後悔のない生き方をするのは何も難しいことではありません
これが正しいと信じることを
できると思えることをすべて
すれば良いだけのことですから

その時にはどうしてもそうするしかなかった
その時にできることはそ

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自分を見るということ

自分を見るということ

自分の事は
自分が一番よく知っている

若い時ほどその言葉を使っていた気がします
年齢を重ねるほどに
言えなくなりました
いつの間にか
自分の後ろ姿を決して自分では見る事ができない  と
気付いたからです

人と言うのは
自分の後ろ姿はもちろん
自分がどんな表情で人と話しているか
どんな目で人を見ているのか
どんな背中をしているのか
実は自分のことは何も見えていないし
生涯見ることはないでしょう

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自由に生きる

自由に生きる

自由ってさ
不自由があって自由なじゃないだろうか
何の縛りもなくて
何ひとつ強制されず
何の責任もなく好きなことができて
それは野放しになっていると言っていいんじゃないか

無理をして
無理をさせられて
嫌なことを我慢し
でも他人に対しては嫌な思いをさせないように
考えて工夫して
その先に初めて自由の入り口が見える
そんな気がするのは
ぼくだけなんだろうか?

生きるのは動物
心臓が動いて呼吸して

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長所は短所・短所は長所でもあるのです

長所は短所・短所は長所でもあるのです

『俺は短気で困る』 そういう短所って
決断が早いという長所があるでしょ?

『無口な人で、何を考えているかわからない』 そういう短所って
軽率にいい加減なことを言わないという長所があるんじゃない?

『仕事がとにかく早い』 そういう長所って
間違いが増えやすいしミスを見つけにくいっていう短所もあるよね?

『負けん気が強くて常に自分をしっかり持っている』 そういう長所って
頑固だったり意固地だって

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比べたがることの是非

比べたがることの是非

このところ雨の日が多くてバイクネタが枯渇しています(笑)
なんだか「オッサンの ぼやき」みたいな記事ばかりが多くなってしまいましたけど、少しお付き合いいただければありがたいです。

『僕は比べて比べてまた比べて、CBに決めました』
この文章だけじゃ、何の話だかわかりませんね(笑)
バイク復帰する時に、どのオートバイを買うのかを決める時には
迷うだけ迷い、悩むだけ悩みましたが、それはある意味で
『比

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幸せって漠然としてるけどね

幸せって漠然としてるけどね

幸せってさ
何でも願った事が叶うとか求めたものを手にするとか
物事が思い通りになる事じゃないと思うよ
叶わなくても思い通りにならなくても

やれることは全部やったし
上手くはいかなかったけど後悔はない
だから自分としては納得している

そういうのって、今その時じゃなくて
後になって思う事なんじゃないかな?
だから
今幸せに感じることも
後になってひっくり返るかもしれないし
今は辛くて大変でも
後に

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僕の知らない世界

僕の知らない世界

経験から学ぶことは沢山ありますし、
経験からしか学べないことも星の数ほど存在します。
特に僕のような勉強嫌いで頭のできが悪い者にとっては、
経験する以外に学ぶことも学習することもできないことは
いくつもあるのです。

この世に生まれたその日から還暦までの間、
幸なことに僕は病気らしい病気もせず
体だけは丈夫だったし健康優良人だったので
病気というものを経験しないまま生きてきました。
恵まれていると

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知識と知恵

知識と知恵

沢山勉強をして山ほど本を読んで
努力さえすれば
情報は無限に蓄えることができるけれど
蓄えただけの知識は脳に記憶され
使われることがなければいつの間にか
記憶から消去されていく
それが知識

僕は知識を蓄えることに
興味を持つことができない

蓄えた膨大な知識と知識をつなぎ合わせて
仕事にも遊びにも趣味にも生活の中でも
情報を生かし活かす
そしてそこに経験が付加されるとそれは
確固たる知恵となる

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テクノロジーの進化と人間らしさの退化

テクノロジーの進化と人間らしさの退化

昨今のテクノロジーの進化はすさまじいなと日々感じるこの頃です。
日進月歩のAIはもちろんですし、毎日使うパソコンやスマホに限らず、
世界中に張り巡らされたインフラも進化していて、
毎日の生活の多くの部分で欠かせないものになっていることは皆さんがご承知の通りです。

一方では、人間らしさが退化し続けているということも日々実感しているところです。
大袈裟な言い方かもしれませんが、システム化、IT化、テ

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大久保利通の借金

大久保利通の借金

今に始まったことではないけれど、
国会での議会中、居眠りに興じる議員達
町議会中にスマホゲームをしている議員が見学に来ていた小学生に見つかった事件
そうかと思うと国会には一度も来ない議員もいたりする

一方で
国の少しでも早い発展を願うばかりに
大久保利通が暗殺された後に、彼の遺産を調べて明らかになった
まだ当時の日本は安定した税収はなく、でも国の公共工事は急がれていた
だから大久保は私財を投じた

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「戦う」という表現

「戦う」という表現

僕の個人的な好き嫌いの話なので
正しいとか間違いとかそういう話ではない
「戦う」 という表現を安易に使われると
「それ違うでしょ?」 と言いたくなる

「戦」とは、戦争、戦場、戦士、交戦、戦死・・・兵士や武士が命をかけて
敵を倒すために攻撃をすること或いは自軍を守ること
とうぜん、「死」 がついてまわる
戦という字は、盾(たて)と矛(ほこ)を組み合わせたものだそうで
いずれにしろ倒すか倒されるかで

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50年前の方が近代的だった

50年前の方が近代的だった

僕が子供の頃には、ペットボトルなんてものは世の中には
存在していませんでした。
コーラやサイダーなどの清涼飲料水はガラスでできたビンに
入って売られていました。
飲料水が入ったビンは必ず回収されて洗浄後に再利用されるものなので、
ビンの保証代金として5円だったか10円だったかをお店に払い、
飲んだ後でビンを返すとそのお金が返ってくる、そういう仕組みでした。
そういう意味では牛乳もそうでしたね。

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自然に返ることの難しさ

自然に返ることの難しさ

東京で仕事をしているから思うのかもしれませんが、なんだか人工物には飽き飽きしているような面があります。
もっと簡単に自然に返ることはできないだろうかとも思います。

経済で成り立っている国に住んでいるので仕方ないことではありますが、
何をしてもどこへ行っても、人の手が入っていて純粋な自然というのはなかなか手に入れることができません。
・人工物から離れること
・自然の中に身を置くこと
これらが凄く凄

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人間てバイクみたいだ

人間てバイクみたいだ

新車で買ったバイクでも
5年、10年と長く乗り続けていくうちに
少しずつ故障や不具合は増えていくんだよね
どんなに大切に乗っていても、いつまでも新車の状態なんて
まずあり得ないんだ

僕自身は子供の頃からずっと
医者いらずというか薬さえロクに服用したことなんてなかったし
絵に描いたような健康優良児だった
成人してからも医者にかかるのは
骨折したとか高い所から落ちて頭を打ったとか
怪我でもしない限り

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