長所は短所・短所は長所でもあるのです
『俺は短気で困る』 そういう短所って
決断が早いという長所があるでしょ?
『無口な人で、何を考えているかわからない』 そういう短所って
軽率にいい加減なことを言わないという長所があるんじゃない?
『仕事がとにかく早い』 そういう長所って
間違いが増えやすいしミスを見つけにくいっていう短所もあるよね?
『負けん気が強くて常に自分をしっかり持っている』 そういう長所って
頑固だったり意固地だっていう短所も持ってないかな?
人には色んな長所があるし、いろんな短所も持っています
でも、長所も短所も定義は曖昧で、
考えようによっては
長所は短所にもなるし短所が長所にもなります
何故なら
どちらも必ず表裏一体で
長所と短所は必ず一対、つまりセットになっているからで
僕はよくこんなことを言われました
『優しくてくれて、思いやりのある人ですね』
そう言ってもらえるのだから、人は僕をそう思うのかもしれません
僕はいつも、人に対してはできるだけ愉快でいてもらいたいし
ホッとしてもらいたいと思うから
言葉遣いや振る舞いも自然と優しいものになります
でもね、これを裏返して言うなら
思ったこと、考えていること、自分の主張
それをはっきりと言わなければいけない場面でも
相手にはっきりと伝える事ができない人間だということでもあるのです
こんな風に
長所の数と同じ数の短所が
短所と同じ数の長所あるのです
だから
短所があるからと言って幻滅したり残念に思ったりしてはいけないし
長所があるからと言って自慢に思ったり優越感を持ってもいけない
なかなか難しいですけど
そういうことを心がけたいなと思っています