今後リスク管理が必要な業界って?
こんにちは、佐々木正人です。
本日のテーマは『リスク管理が必要な業界』についてです。
リスク管理はなぜ必要?
リスク管理が不十分だと、取引先から代金を回収できない「焦げ付き」または「貸し倒れ」が発生してしまいます。
与信(リスク)管理は、焦げ付きを回避するために必要なのです。
ーーー【リスク管理が必要な業界】ーーー
『リスク管理が必要な業界について』と勢いで書いてしまいましたが、このコロナ禍においては、どの業界もリスク管理が必要になってきていますよね。
・与信リスク
・感染リスク
・テレワークに伴う情報漏洩リスク
・経営リスク
など、リスクは様々です。
その中でも、「与信リスク」に関しては、先日、銀行に勤めている友人から話を聞く機会がありました。見た目は以前と比べてすっかり変わってしまっており、かなり大変な思いをしているとのことでしたので、今回は『銀行業界』について調べてみました。
ーーー【銀行業界について】ーーー
「銀行」と言えば、融資をして、その利息で収益を得ています。
その「利息の推移」について調べてみました。日本銀行のホームページによると一時期2.5%(2006年頃)近くあった利息が、ここ最近では、1.0%前後までなんですね。
出典:日本銀行 長・短期プライムレート(主要行)の推移 2001年以降
ちなみに長期プライムレートというのは、 金融機関が企業に対して期限1年以上の融資をする際に最低限度となる金利です。平たく言うと、1年以上融資するときの一番安い金利です。
収益の柱となる利息が、一時期と比べると半分以下になっている計算になります。。これは確かに大変そうですね。
一方で、「貸出額」と「リスク管理債権(信用リスク)」はどうでしょうか。こちらは金融庁のホームページによると、貸出額はここ10年で約245兆円から約315兆円と増える一方で、リスク管理債権は約4.8兆円から約1.9兆円と大きく減っていました。
出典:金融庁 (表6) リスク管理債権額等の推移
なるほど、『利息』は下がっていますが、その反面『貸出額』は増え、『リスク管理債権』が減っている(≒貸倒額が減っている)ため、利益が保たれているわけですね。
ーーー【これからの銀行業界について】ーーー
ここまで「利息」は減っているが、その分「貸出額」が増え、「リスク管理債権」が減っているというのがわかりました。ここでコロナ禍ですよね。
現時点では、倒産はそれほど大きく増えておりませんが、企業へのダメージというのは、大きいと思います。「貸出額」が増えている分、その影響は大きそうですね。
また、「利息」が低い状態であるため、「貸出額」が増えているにも関わらず『審査コスト』を増やすのも難しい状況です。すなわち
審査業務を効率的にしながら、精度は高く、
でもコストは下げる必要がある。
なるほど、なかなかの無茶ぶり。。確かに大変そうな感じがしますね。
私共で、お手伝いできるところがないか考えてみたいと思います!
本日の内容は以上です。
次回もお楽しみに!では!
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