ひとりきりで思いきり泣きたい。そんな時、寒さがありがたかった。
きょうは、どんより。理由なんかない突然の、「不安・恐怖」そして、「生きるのつらい」
きょうは、なんだか
どんよりしたてんき。
だから?調子の波?体調がわるいから?
理由はなんでもいい、
というかわからない。
理由とか原因とかきっかけとかわからないけれど、
ぼーっと過ごしていたら
とつぜん。急に。
なんだかわからない漠然とした、
大きな不安・恐怖…
それから、いつもお決まりの
生きるのつらい。 もうむりだよ。
泣きたくて、涙が溢れそうで。こらえるのに必死だった。
多分これらで頭がいっぱいになった。
どうにもならないつらさ。
どう対処したらいいかわからないつらさ。
生きていることがつらくて、つらくてたまらなくて、
泣きたかった。
泣きたかったけど、家族の前では泣けない自分。
理由なんか特にないけど、物心ついた時から、
泣きたい は我慢する。が当たり前だった。
どうしても我慢しきれない時に、
「我慢できなくて」泣く。
それでも、必死にこらえて、できるだけ静かに
はやく涙が止まるようにがんばる。
それが当たり前だった。
泣くのは「弱いこと」。思い返せば、泣いては怒られてばかりだった。その結果、じぶんは…。
たぶん、小さい時から、
「いちいちそんなことで泣かない」とか、
「すぐ泣くな」とか、
泣くと怒られていたからかな。
気づいたら、無意識に、反射的に人前では泣くことを我慢する自分が出来上がっていた。
家のなかには安心して泣ける場所がない、みたい。
自分の部屋はある。簡単なカギも一応ついている。
我が家ではなんの意味もないけど。
だから、いつ開くか、開けられるかわからない扉を閉めていても、
その空間は、こころから安心できる場所ではない。
だから、泣きたいとき、我慢できないときは
じぶんの部屋にこもるけど、
いつもひやひやしながら、我慢できない涙を
ひとりで必死に静かにこぼしている。
布団をかぶって。
泣いている様子がばれないように必死に気にしながら泣いている。
いまの事情。大切な2匹との、大切な大切な時間のために。
我が家にいる2匹のわんこちゃん。
大切な家族、愛犬。
最近、上の子が急激に衰えてきて。
下の子は、自分もかまってもらいたい、と
必死にアピール。
ほんとうは部屋にこもっていたい気持ちもあるけれど、
そんな大切な2匹のわんこちゃんといっしょに過ごす時間を少しでも増やしたくて、
少しでも一緒に居たくて、
なんとかリビングに出ることが増えた。
だけど。
そんな大切な愛しいわんこちゃんと一緒にいても
泣きそうな時 はわけもなく突然やってくる。
家の人の前では泣けないし、
人のこころに敏感な、大切なわんこちゃんの前でも泣けない、泣きたくない。
この期に及んで泣き顔なんか見せなくない。
だから、必死にこらえてこらえて、
目の奥はもう涙で溢れかえっているようで、
泣き腫らした後、みたいな感覚にさえなっているのに。
泣くために、お風呂に入った。シャワー全開で、やっと、泣けた。
夜、お風呂に入って
シャワー全開にして、思いっきり泣いた。
思いきり、というか、
我慢我慢した分、しばらく涙が止まらなかった。
お風呂なんて入る気力もなかったけど、
泣くために、お風呂に入ってシャワーを浴びた。
泣き腫らしてお風呂から上がったら
案の定、泣いた?泣いてる?今度は何?と、
おせっかいな質問。
泣いてない、のぼせたんじゃないかな、
って
メモ、テーブルに残して
じぶんの部屋に戻った。
すると、まだ続きがあったらしく
続きの涙を我慢することができなくて、
真っ暗な部屋で
布団にくるまって、部屋の一番隅で、ひとりで
流した。
泣き腫らした顔を、普通の表情に戻すのは容易ではないけど。
ひとりで泣くのはさみしい。と思うことも正直ある。だけど、じぶんはひとりだから。
ひとりで泣くのは、正直つらい。誰かそばにいてくれたら。って思うことも、ある。
さみしい。ひとりぼっちになれたけど、
やっぱりさみしい。って思うこともある。
でも、その「誰か」がいない。思いつかない。
し、
やっぱりひとりの方がいいかも。って思う自分もいる。
不用意に踏みこまれる怖さ。みたいなものも考える。
他人は他人。他人のすべてなんてわかるわけないから、
どんな反応が返ってくるかも正直、わからないから。
立場や関係性が変わったとき、
そんな不用意に見せた弱みを利用されることもあったから。
誰かに甘えたいけど、その誰か、もいなければ
人間不信の塊のいまのじぶん。
実にやっかい、面倒。
涙溢れて止まらないとき、寒さが静かに守ってくれているように感じた。❄️
でも、いま、この環境で
一番安心して涙を流せるのは、
あの、じぶんの部屋のすみっこ。かな。
布団かぶって、泣く。
布団かぶるのは、すごくあつい。当たり前だけど。
そろそろ涼しい季節になってきた。
こうやってひとりで泣くときは、
寒い季節のありがたさ。を感じた。
静かに、泣き終わるまでずっと、
守ってくれているように感じた❄️