44.「自信」ってなんだろう
「自信」にも、種類がある
皆さんは、自分に自信がありますか。
もし自分にそう問いかけるとするなら…
正直、答えはNoです。
私は、自分に自信がある、と公言することができません。
そしてこれは、今に始まったことではない悩みでもあります。
「自分に自信を持ってね。」と言われるたびに、自信が持てない自分がやるせなくなります。世間一般では「自信」を持つことが必要とされていることを、身を持って感じてきました。
最近では、就活をしたり、noteやSNSで誰かに何かを発信する中で、
「自信がないのに」という感情が行動の妨げとなっていることも痛感することが多くなってきました。
ただ、それと同時に私にとっての「自信」とは何かという存在意義についての問いが、ふと、生まれたのです。
そして考えてみた結果、私にとっての「自信」とは、
その名の通り自分を信じることであり、その中でも細分化すると
大きく2つに分けられるのだということに気がつきました。
そこで今回は、2つの「自信」について、気持ちをリセットする意味でも、それぞれ思うことをただただ綴っていこうと思います。
【自分を守りたい】内向きの自信
「この作業できる人いる~?」
「いや……自信がないので、私はやめておこうかな。」
自信がない。
これを言い訳に、何かから逃げたくなる時ってありませんか?
こういう場合に出現する「自信」を、
私は、”内向きの自信”と勝手に名付けました。
内向き、というのは「自分を信じることで、自分にとってのメリット・デメリットがあるかどうか」を考えようとする…
つまり、自分を信じる目的を自分の中で完結させようとする力が強い状態だと思っています。
自分が作業をするかしないか、一旦は誰かにとってどうなるかを考えると思います。
でもそれを考える過程で、「自分にできなかったらどうなるだろう」という不安が出てきてしまいます。
そして、「自分にできないかもしれないのに、できると言って引き受けて、うまく出来なかったら……相手にはよく思われないよね」という結論に着地します。これは、無意識である場合が多いのではないでしょうか。
相手のために、引き受けないことを選択しよう
(それに、その方が失敗した時の責任も無くて安心だから)
”内向きの自信”をイメージする時は、この()の中身を考える力が強く働いていると思います。これが主に、行動の妨げになってしまうことが多いです。「プライド」に近いものなのではないでしょうか。
でも、この「自信」も全くなくす必要はありません。
自分を守るのは、自分しかいません。
ですので、適度な正当防衛のために使うのはOKなのではないかと思っています。あくまでご参考までに…!
【誰かのためにしたい】外向きの自信
あの人を笑顔にしたい。そのために、私には何ができるかな?
私は、自分を持って何かをしなくてはならないような時、
大好きな人たちの顔、笑顔になってほしいと思う相手を頭に思い浮かべるようにしています。
たとえば、友達の誕生日プレゼントのリップを選ぶ時。
私はいつも、しっかりと妄想したうえで購入をします。
「あの人は、落ち着いた上品な色のリップを付けたら、きっと気軽にオシャレができると喜んでくれるだろう。そのために、この明るすぎないレッドカラーのものを選ぼうかな」といった感じでレジに向かう。
……と、こんな感じに。
この時、私は「これから笑顔になる誰かを信じている自分を信じている」状態にあるからこそ自信を持って買い物ができた、といえます。
このように、
誰かにプラスの影響を与えることを目的に動く時の自分には、
自信を持てた着地点を自分の外側に置こうとする力が強い、
”外向きの自信”があるといえます。
だからこそ、「誰かのために何かがしたい」という目的を持って動けた時には、自然と自分を信じることができているのです。
誰かのために、自分を信じたい
いかがだったでしょうか。
今回、私はこれを機に自分を振り返っていくうちに、
”外向きの自信”の存在を忘れてしまっていたことに気づけたので、書いていて心が整理されたような安心感が生まれました。
皆さんのおかげです。ありがとうございます…!
就活も、「あの人たちのために、私には何ができるかな?」という純粋な気持ちを忘れずに色々準備していけば、もう少し落ち着いて前に進んでいけるのかな、なんてことも思いました。
そのために、自分がどんな人に笑顔になっていてほしいか、ということを今後は定期的に見直していこうと思います…!
どんなに忙しくても。ときどき振り返ってみよう。
それでは、また明日🌛
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