エンジニアが年収とスキルを同時に上げるために必要な職業ポートフォリオという考え方
職業ポートフォリオという言葉が個人的に好きだったりする。
職業ポートフォリオというのは、一つの仕事をするだけではなく特徴の異なる複数の仕事を同時にこなすことで、仕事から得られる学びや収入を最大化することだ。
私はこの考え方を自分のキャリア構築に使いだしてから、年収アップ・技術力向上を実現することができた。
今回は私の職業ポートフォリオを紹介したいと思う。
特徴の異なる様々な仕事
プレイヤーとしての仕事
私の職業ポートフォリオの一つ目はプレイヤーとして働ける仕事だ。
これは本業が当てはまるのだが、一人のプレイヤーとしてプログラミングに集中することになる。
プレイヤーとしての仕事になるため報酬が桁違いに高くなることはないが、優秀な人と一緒に働くことができるため、技術力向上にとてもいい働き方だ。
この仕事はエンジニアとしての技術的成長にフォーカスを当てて、報酬はあまり気にせず選んだ方がいい。
なぜなら、プレイヤーとして働くことでスキルを向上させることができ、そのスキルを活かして他の働き方で年収を大きく上げることができるからだ。
マネージャーとしての仕事
私は副業で法人を経営している。
そこではマネージャーとして複数のエンジニアをマネジメントしなければならない。私の場合はエンジニアとして働いているためエンジニアと近い距離でマネジメントすることができる。
プレーヤーとしての仕事で培った技術力がエンジニアに対するマネジメントで発揮されるのだ。
もちろん、この仕事は自分の労働時間に関係なく収入を得ることができる。プレーヤーとしてのスキル向上には寄与しないが、労働集約型のプレーヤーの仕事よりも報酬は大きくなる。
アドバイザーとしての仕事
私はエンジニアとしてのスキルを活かしてコンサルタントとして働くこともある。
コンサルタントの時給はエンジニアの5倍-10倍近くになることも多く、報酬面でメリットの大きい働き方だ。
もちろん、破格の報酬をもらうということもあり、それなりのパフォーマンスを求められる。
そのパフォーマンスを出すための修行がプレーヤーとしての仕事であり、マネージャーとしての仕事なのだ。
それらの仕事でエンジニア・エンジニアマネージャーとして成長した結果、アドバイザーとして好条件で契約を結ぶことができる。
年収を上げたがるエンジニアはプレーヤーとしての仕事で年収を上げたがる傾向があるが、私から言わせると、それは遠回りなやり方だ。
桁違いの報酬が得られる可能性がある仕事
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