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短編小説たち

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私が書いた短編小説をまとめてます。
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記事一覧

In Paris...

In Paris...

主人公の水田 光(みずた こう)はオリンピックを観にパリへと向かった。
元々オリンピックに向けて有休とお金を貯めていた。
大好きなフランス、大好きな旅行。沢山の期待を抱いて、飛行機に乗る。
コロナ禍でなかなか出掛けることが出来ずに悲しかった日々。ようやく海外旅行に行けるんだ。
元々旅行好きで国内外問わずに旅に出ていた。友達や家族、1人で。新しい世界を見られるのが大好きだ。
乗り物酔い知らずの僕は、

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月よ星よと

月よ星よと

「今回のお見合いはうまくいかなかったけど、頑張って!皆川さんなら大丈夫だから!」
「15回目ですよ。まだ頑張らないといけませんか?辛いです。」
「じゃあメイク講座や食べ方のマナー講座を受けて自己研磨して見ましょう!」
「…わかりました。予約します。」
婚活アドバイザーとの面談は終わり、帰り道をぼんやりと歩いている。
婚活にことごとく失敗し、絶望していた。
私、皆川ゆりな(みながわゆりな)は35歳。

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小春日和

小春日和

私は小日向さくら。幼稚園に通う娘がいる母親だ。
「ひよりちゃんママー!こんにちは!今日って空いてる?」
この人は、娘のひよりと仲良しの子供のママである。
「蓮花ちゃんママ、こんにちは!空いてる!ランチ行こう!」
子供も親も仲が良く、度々遊ぶ仲になっていた。
子供を迎えに行くと、ランチへと向かう。いつも行くイタリアンのレストランだ。
この幼稚園のお母さんは専業主婦が殆どで、幼稚園が終わるとランチをし

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美しい森たち

美しい森たち

「カイ!こっちにも栗が落ちてるよ!」
「お兄ちゃん、待って!」
「よーし、誰が1番沢山拾えるかお父さんと競走だ!」
兄がニコラス、弟がカイで仲の良い兄弟である。ニコラスは真面目なお兄ちゃんタイプで、カイは活発で好奇心旺盛なタイプだ。
今日はお父さんとお母さんと栗拾いに森へ遊びに来ていた。この森はかなり広大な土地にあり、秋には栗が実る。栗を拾うとお母さんがモンブランを作ってくれるのが毎年の楽しみだっ

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彼女の描くストーリー

彼女の描くストーリー

彼女の描くストーリー
りー

僕、市ヶ谷 亜理斗(いちがや ありと)は、小説が好きな、見た目は短髪で身長は170センチのごくごく普通の高校1年生。
文学部に入部して今までは読む専門だったが、書くことの楽しさを日々学んでいる。
部員は2人で寂しくもあるが気楽に過ごせるので気に入っている。

唯一の文学部部員、真田 香恋(さなだ かれん)は高校2年生で僕の先輩だ。
見た目はボブヘアで栗色の髪の毛をして

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リアルな恋がしたい!

リアルな恋がしたい!

私は真壁 ハル、22歳でモデルの端くれとインフルエンサーをしている。
主な収入はインフルエンサーの広告費。
事務所所属で売り出す最後の機会として「リアルな恋がしたい!」という恋愛リアリティ番組の出演を促され、参加することになった。
全国ネットの放送で2話構成で放送される。
男女2名ずつでお気に入りの場所にデートへ行くというものだ。
2話の時点で告白をするルールがあり、緊張感に包まれている。
早速顔

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正夢

正夢

春になるといつも夢で逢う彼女。
綺麗な庭園のような場所で噴水に腰掛けている。
話しているが内容が聞こえずに目が覚めてしまう。

僕はリョウ、高校2年生。
朝起きたら顔を洗ってから制服に袖を通す。
犬のフレッドに挨拶をして餌をあげる。
お母さんに挨拶した後、朝ごはんを食べる。
歯磨きをして、髪の毛を整えたら
「いってきます!」
気合を入れて家を出る。

春は好きな季節だ。
桜が満開で風が吹くと花びら

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ハッピーホリデイ -Café yorumachi-

ハッピーホリデイ -Café yorumachi-

初めまして、ラウラと申します。
私はドイツ人で、日本の文化を学ぶため日本に住み、Café  yorumachiの店長として働いています。日本に移住して15年が経過しました。
このお店はドイツをコンセプトにしています。

「こんにちは。」
このダンディな白髪交じりのおじ様は常連のお客様の田辺さんです。
とても上品でお洒落な雰囲気で、お客さまとの交流も積極的にしてくれます。

「こんにちは、素敵なゲス

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ラタルネの光 -Café yorumachi-

ラタルネの光 -Café yorumachi-

初めまして、ラウラと申します。
私はドイツ人で、日本の文化を学ぶため、日本に住み、Café  yorumachiの女店長として働いています。日本には20歳から住んでいて、もう15年が経過しました。
このお店はドイツをコンセプトにしており、食べ物や飲み物もドイツ料理を提供しています。

「コーヒーを1杯ください。」
このダンディな白髪交じりのおじ様は常連のお客様の田辺さんです。
とても上品でお洒落な

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RESTART -Café yorumachi-

RESTART -Café yorumachi-

私はマコ。大学4年生で就活中だ。おばあちゃんに話があると言われて玄関からリビングへと向かった。
「おばあちゃん、お店を引退しようと思うの。私のお店を継いでくれない?」
おばあちゃんは現在70歳。おじいちゃんと2人で経営してきた。
一昨年、おじいちゃんが亡くなって1人で頑張る気力がなくなったと言われた。
「突然そんなこと言われても困るよ。」
3社ほど就職試験に進んでいて割と順調な中での話だったので、

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Mode d'automne〜秋のおしゃれ〜

Mode d'automne〜秋のおしゃれ〜

一人旅が好きな西巻 彩乃(にしまきあやの)は、会社の昼休みに紅葉を見に行こうと行きたい場所を調べていた。

「どこ行こうかなぁ。ご飯が美味しくて紅葉が綺麗な所に行きたい。」
「西巻さん旅行良いねぇ!こことかどう?ワインも美味しいし良いよ。」
独り言を呟いていると、同じ部署の先輩である丸川 花美(まるかわ はなみ)さんが話しかけてきてくれた。
丸川さんはグルメで酒好きなので度々教えてくれる趣味友のよ

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夏コミと女神

夏コミと女神

俺は23歳の何の変哲もない、むしろキモオタといわれる部類の人間だ。ハンドルネームはじゅんたそ。
本名は井伊村 純太(いいむらじゅんた)。
アニメが好きでそのアニメが好き過ぎてコスプレイヤーにまで手を伸ばし、最近ではコスプレイヤーのカメコをしている。
カメコというのは専門用語で、コスプレイヤーを撮影するカメラマンという意味である。
カメコ歴は長く、5年くらいになる。元々はコミケやゲームショーなどのイ

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ancestor

ancestor

私の名前は赤川 彩子(あかがわ さえこ)。
小学校4年生で、これから夏休みにおばあちゃんの家へ遊びに行く。お母さんがお盆休みにおばあちゃんの家に行こうと提案してくれた。
新幹線で3時間くらいの場所で、旅行気分も味わえてとても楽しみ。
新幹線に乗る前に駅弁やお菓子を買ってもらった。お父さんとお母さんはビールやチューハイを沢山買って飲むのを楽しみにしているようだった。
「ようやく夏休みだわー!おばあち

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猫とギター

猫とギター

今は夜10時。
町は駅に向かう人やお酒を飲んで酔っ払って騒いでいる人、楽しそうに話しながら散歩をしている人など、皆が好きな時間を過ごしている。

僕はこの時間になるとギターと機材を持って、町に演奏をしに来ている。
ギターは僕の長年の相方だ。

今日演奏する楽譜を開き、販売するCDを置いて、準備を整えた。

足踏みをしてリズムを取り、演奏を始める。
街ゆく人達は少し演奏に耳を傾けては、自分達の会話に

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