【ざっくリサーチしき #16】 戦略:アンゾフの成長マトリクス
事業の成長・拡大の有名理論のざっくり知識
ビギナーの方々に、ざっくりとした知識をお届けするシリーズ の第16弾。
今回は、事業やブランドなどの成長・拡大における有名理論の1つを、ざっくり解説します。
リサーチは、マーケティング・プロセスに課題を解決する1つの大事なツールであるため、そもそも、リサーチが事業戦略やブランド戦略に、どう活用されるのかを理解する必要が必ずあります。
その事業戦略・ブランド戦略を考える際の1つの有名なフレームワークですので、ぜひ覚えておいてください。
アンゾフの成長マトリクスは、事業やブランドを成長・拡大しようとする際、大きな方向性を考えるのに役立ちます。
X軸:市場 → 特定のマーケットやカテゴリーのこと
Y軸:製品 → 自分たちの製品やサービスのこと
既存:今持っている製品やサービスなど
新規:今持っていない製品やサービスなど
これらの組み合わせの4つについて、色々とアイデアを出していきます。
ちなみに、「はじめから、これはやらない」と決めているセルについては、考える必要がありません。
例えば、「新しい製品を作るつもりは全くない」のであれば、「既存製品」の関わるセルは、はじめからグレイアウトさせておきましょう。
例えば、あなたが、チョコレートブランドAのブランドマネージャーの場合は、以下のようなマトリクスが考えられますね。
また、例えば、あなたが、医院の経営者の場合は、以下のようなマトリクスが考えられるかと思います。
今回は、アンゾフのマトリクスについて、ざっくり解説しました。
繰り返しになりますが、リサーチは、マーケティング・プロセスに課題を解決する1つの大事なツールであるため、そもそも、リサーチが経営戦略やブランド戦略に、どう活用されるのかを理解する必要が必ずあります。
より詳細を知りたい方や、実際にリサーチを検討されている方で相談されたい方を、ぜひ、お気軽にお声かけください。
ご相談は、もちろん無料です!
https://www.tads-research-supports.com/
本記事も読んでいただき、ありがとうございました。