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【ざっくリサーチしき #16】 戦略:アンゾフの成長マトリクス

事業の成長・拡大の有名理論のざっくり知識

ビギナーの方々に、ざっくりとした知識をお届けするシリーズ の第16弾。

今回は、事業やブランドなどの成長・拡大における有名理論の1つを、ざっくり解説します。

リサーチは、マーケティング・プロセスに課題を解決する1つの大事なツールであるため、そもそも、リサーチが事業戦略やブランド戦略に、どう活用されるのかを理解する必要が必ずあります。

その事業戦略・ブランド戦略を考える際の1つの有名なフレームワークですので、ぜひ覚えておいてください。


Ansoff,I,(1957). Strategies for Diversification, Harvard Business Review, 113-124.
 を元に作成


アンゾフの成長マトリクスは、事業やブランドを成長・拡大しようとする際、大きな方向性を考えるのに役立ちます。

X軸:市場 → 特定のマーケットやカテゴリーのこと
Y軸:製品 → 自分たちの製品やサービスのこと

既存:今持っている製品やサービスなど
新規:今持っていない製品やサービスなど

これらの組み合わせの4つについて、色々とアイデアを出していきます。

ちなみに、「はじめから、これはやらない」と決めているセルについては、考える必要がありません。
例えば、「新しい製品を作るつもりは全くない」のであれば、「既存製品」の関わるセルは、はじめからグレイアウトさせておきましょう。


例えば、あなたが、チョコレートブランドAのブランドマネージャーの場合は、以下のようなマトリクスが考えられますね。

チョコブランドAの成長マトリクスの一例

また、例えば、あなたが、医院の経営者の場合は、以下のようなマトリクスが考えられるかと思います。

個人医院の成長マトリクスの一例

今回は、アンゾフのマトリクスについて、ざっくり解説しました。

繰り返しになりますが、リサーチは、マーケティング・プロセスに課題を解決する1つの大事なツールであるため、そもそも、リサーチが経営戦略やブランド戦略に、どう活用されるのかを理解する必要が必ずあります。

より詳細を知りたい方や、実際にリサーチを検討されている方で相談されたい方を、ぜひ、お気軽にお声かけください。

ご相談は、もちろん無料です!
https://www.tads-research-supports.com/

本記事も読んでいただき、ありがとうございました。


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