ぷられん@第3の介護サービスで起業(介護保険外)

新しい分野の介護福祉サービスを実践して5年目。それは介護保険外のプラケアサービスです。…

ぷられん@第3の介護サービスで起業(介護保険外)

新しい分野の介護福祉サービスを実践して5年目。それは介護保険外のプラケアサービスです。略歴は障がい児の支援・介護保険での福祉用具事業所を経験後にプライベートケアサービスで開業。起業や転職希望のある介護士、看護師、福祉用具専門相談員等に向けた新たな働き方について発信しています!

最近の記事

「介護保険外」というネーミング

介護保険外サービスの依頼内容によっては、身体介護や生活援助など介護保険と同様のサービスを10割負担分の自費で対応することもあると思います。 個人的に介護保険で対応すべきサービスは、やはり介護保険内で対応するのが仕組み上、良いと思っています。(枠内でできない理由があるのも理解していますが…) そういう意味では「介護保険外サービス」というワードは広義すぎるのかもと思うことがあります。 介護保険の通常内容と同様の介護保険外サービスは「介護保険枠外サービス」と呼んでも良いのかな

    • 介護保険外!「誰がやるか・何をやるか問題」

      介護保険外サービスのサービス単価を上げるには4つの視点があると思います。 1.肩書きや資格がある。 2.サービスに特徴がある。 3.介護保険外の実績がある。 4.需要が高く依頼が多い。 私は1がほぼ無かったので、2で差別化を図り、保険外サービスを4年以上続けることで3を得て、4の状態になってきたので単価の見直しを検討しています。 介護保険外サービスを起業し、1の要素だけでいきなり高単価設定するのは、かなり危険だと思っています。 地域のサービスとして堅く定着するなら、1

      • 【介護保険外サービスと支払い方法】

        介護保険外サービスの支払い方法は様々ですが、某大手保険外サービスさんの例をあげると3種類のみとなります。 それは、クレジットカード、ペイジー、コンビニ支払いの3つです。(現金支払いは無し) また、どれもサービス提供時間前(1~120時間前)に入金しておく必要があります。 この例を見ると、サービスを依頼する方の想定としては、利用者の家族や遠方の息子さんや娘さんという感じでしょうか。 そして大規模かつ広範囲にサービスを提供すれば提供するほど、サービスを提供するスタッフには

        • 【個人事業では想定給与の何倍稼ぐべき?】

          会社員時代が長かったので、自分の給与の3倍を稼がないと(売上げないと)会社に貢献していないと言われてきました。 ちなみに2倍だとプラマイゼロということのようです。 個人事業主には、そっくりそのまま考え方を移行できないかと思いますが、それでも自分の想定給与の2倍は稼いだ方が良いことは理解できます。(個人事業なので会社としてかかる&残る利益を考えなければ2倍で良し) 私の会社員時代を思い起こすと、経費を考えないで月300~400万円くらいの売上げ実績がありましたので、月の給

          介護保険外サービスの適正料金とは?】

          介護保険外サービスの内容の多くは唯一無二の介護&福祉的なサービスです。そのため比較対象が少なく、適正な料金は事業者の意識によって変わってきます。 自分の提供サービスに自信がなかったり、保険外の経験が少ないからと言って安価な料金設定をする方も一部いらっしゃるかと思います。(経験があるのに安価な方も一部いる) この考え方はとても残念に思います…。という私も開業当初はこの考え方でした。しかし、その価格設定が後々自分の首を絞めることになるのです。 私は困っている方々からの依頼を

          介護保険外サービスの適正料金とは?】

          第3の介護福祉サービスとは??

          最近、SNS等で私が何を中心に発信しているかが分かりやすいように、プロフィールを小変更してみました。 今回、介護保険外サービスを「第3の介護サービス」と銘打っていますが、介護保険外サービス自体の意味合いが分かりづらく、サービスを受けようとする方も、サービスを提供しようとする方も、今までと異なるサービスだということを、勝手ながらお伝えさせていただきました。 そこで、介護保険外サービスが第3とは言うものの、第1と第2は何なのかを、こちらも勝手ながらまとめておきたいと思います。

          【介護保険外サービスで個人起業をするならコレ!】

          介護保険外サービス(プラケアサービス)を始めたい方が多くいらっしゃるようです。 そのような方にぜひ知っておいていただきたい、現役プラケアワーカーの主張があります!! どのようなサービスから始めてみようか迷っている方に、起業して7月1日で5年目を迎える私の意見は1つのみ。 それは「病院付き添いサービス」です!! 別名では通院同行や受診付き添いなんて言われたりしますね。 なぜ、このサービスを勧めるのかを以下にまとめます。 ・病院付き添いの需要がすでにある。 ・定期利用

          【介護保険外サービスで個人起業をするならコレ!】

          【病院付き添いのリアルな売上げって?】

           ~介護保険外サービスの実践を公開~ 私は様々な介護保険外サービスを提供しておりますが、「病院付き添いサービス」へ全てのパワーを注いでみたら?というテーマで勝手に考察してみました。 まず、大前提として、当店の簡単なプロフィールです。 ・開業4年目 ・人口9万人の地域 ・地域の介護業界に福祉用具で12年携わってきた ・介護保険外サービスとレンタル事業の2本柱 ・病院付き添いは時間単価3,000円(コミコミ価格) 取り上げるのは3月度の売上げとなります。グラフでお分かりの

          【病院付き添いのリアルな売上げって?】

          プラケア事業とライドシェア~保険外サービス

          メリットとデメリット ここ最近、ライドシェアの話題が多く聞かれるようになりました。 確かに時間帯や雨雪などの天候によってタクシーが捕まりにくいときが私の地域でもあります。 ライドシェアのように新しい斬新なことを始めようとするときには必ずメリットとデメリットが出てきます。 こういうときはメリットを最大化して、デメリットをいかに最小化していくことが大切なのだと思いますが、それがなかなか難しいんですよね。 ライドシェアを私のプラケア事業に当てはめてみると、一番のメリットは

          プラケア事業とライドシェア~保険外サービス

          【当店がプラケア事業で専門性に特化しない理由】

          私が行っているプラケア事業は「地域のお困りごとを家族の代わりにお手伝いをするサービス」というコンセプトで行っています。 そのため困ったことがあったら連絡をいただけるような、いわゆる相談窓口的なサービスを意識しています。 もちろん当店で解決できないこともありますが、そこは解決できる人材や機関につなぐ窓口として機能すれば良いという考え方です。 そういう働きかけもあり「テレビが映らない」や「トイレが詰まった」、「物置を解体したい」など様々な困りごとが寄せられるようになりました

          【当店がプラケア事業で専門性に特化しない理由】

          1日4件の受診同行&代行ができる秘密(介護保険外サービス)

          プラケア起業してから1日に4件もの受診付き添いサービス(1件は受診代行)を経験するのは初めてであり珍しい機会だと思います。 この機会を体験してみて、かなりギリギリな仕事量でしたので、noteにて共有し書き留めておきたいと思います。(Xにも同じ内容を共有中) ◎今回のスケジュール <午前> ・受診同行(120分) <午後> ・受診同行(60分) ・受診同行(130分)+薬配達(30分) ・受診代行(60分) ※すべて自宅からの付き添い(タクシー移動) 稼働時間 ◎9:

          1日4件の受診同行&代行ができる秘密(介護保険外サービス)

          プライベートケアサービス(介護保険外サービス) ~付き添い事業だけで成り立つか?~

          あくまでも個人で行っている私の場合となりますが、プラケアサービスを営む中で「付き添い事業」だけで成り立つかを考察してみました。 付き添い事業というと、今回では「通院付き添い」と「外出付き添い」の両サービスを指しています。 10月は付き添い事業の依頼が比較的多い月でしたので、10月をもとに考察をしてみたいと思います。 10月の私の事業における依頼割合を見ると、通院付き添いは28%で外出付き添いは2%でした。 合計すると占める割合は30%です。すべての依頼の3割分となります

          プライベートケアサービス(介護保険外サービス) ~付き添い事業だけで成り立つか?~

          【福祉用具】自費ベッドの考え方(令和更新版)

          自費ベッドに思うこと 福祉用具貸与事業所が行っている自費ベッドのサービスですが否定派が多い。 あえて自費ベッドを良いものと仮定し考察すると2つの視点が見えてきます。 結果として、経営者としては広告費としても十分に収益となって戻るものの、営業スタッフとしては安売り&タダ働きに感じてしまう相違が大きい…。 軽度の新規利用者を得るためのツールとしては、今のところ自費ベッドは最有力だと思います。包括営業にも有効です。 自費ベッドは利用者との接点を持ちやすい1つのツールであり、も

          【福祉用具】自費ベッドの考え方(令和更新版)

          プロになれ!福祉用具専門相談員!

          私は介護保険における福祉用具の仕事を過去に12年間続けてきました。 福祉用具の仕事は一見、誰でもできそうな役割に見えますが、実際に従事してみて大きく違うことを知りました。(介護保険の開始当初は頼まれた福祉用具を配達するだけの仕事と思われる時期もありました。) 私が考える「令和時代の福祉用具専門相談員」に必要なスキルを書いてみますと… ・福祉用具情報の蓄積と更新 ・利用者の理解と変化への気づき力 ・疾病や高齢者等の理解 ・住宅環境の改善知識 ・利用者の状態に応じた

          【更新】毎月の依頼件数は?~プラケアサービス(介護保険外)※2023年度1月~10月

          まえおき 私はプライベートケアサービス(介護保険外サービス)を北海道で2020年から開始しており、2023年7月で4年目に突入しました。 開始当初は認知度も低く、福祉用具専門相談員時代から馴染みのケアマネさんに紹介いただいたりするなどして、のんびりと活動してきました。 同時にプライベートケアサービス(以下プラケアサービス)だけでは十分な収入が得られず、複数の事業をプラケアと並行して営んできました。 その1つが車椅子のレンタルサービスであり、ありがたいことに現在まで事業

          ¥300

          【更新】毎月の依頼件数は?~プラケアサービス(介護保険外)※2023年度1月~10月

          ¥300

          介護保険外「営業は飛び込み?アポ取りは必要ですか?」

          タイトルのような質問をダイレクトメールで受けまして、なかなか面白い内容でしたので、その時の回答をお知らせしたいと思います。 質問の詳細を掲載させていただくと…。 ※質問者様には掲載許可確認済みです <質問内容> ご教授お願いしたくメールしました。 名刺やホームページも完成し営業まわりを開始しようと考えていますが、 営業経験が皆無なので😅 営業は飛び込みですか?それともアポは必要ですかね? まわるのは、居宅支援事業所と地域包括のどちらから、まわるのが効率いいですかね

          介護保険外「営業は飛び込み?アポ取りは必要ですか?」