【介護保険外サービスと支払い方法】
介護保険外サービスの支払い方法は様々ですが、某大手保険外サービスさんの例をあげると3種類のみとなります。
それは、クレジットカード、ペイジー、コンビニ支払いの3つです。(現金支払いは無し)
また、どれもサービス提供時間前(1~120時間前)に入金しておく必要があります。
この例を見ると、サービスを依頼する方の想定としては、利用者の家族や遠方の息子さんや娘さんという感じでしょうか。
そして大規模かつ広範囲にサービスを提供すれば提供するほど、サービスを提供するスタッフには支払い関係までを求めることは避け、提供サービスのみに注力してもらうことに留めていることも分かります。
逆を言えば上記のような大規模サービスにおいて現金で集金してしまうと、その現金管理や集金額の間違いなど、別の問題が発生してしまう可能性があります。
しかしながら、多くの利用者は困りごとに対して早急に対応してほしいことが多く、また借金みたいに後払いが嫌いな方も多いので、そういう意味では当日支払い(特に現金支払い)は現代の高齢者サービスには必須であると考えます。
郵便局のペイジー支払いやコンビニ支払い用紙制は、料金を支払うために外出して別の場所へ出向く必要があり、自らサービスを頼みたい高齢者には優しくない方法かと思います。
その点ではサービス提供の終了後に現金等をその場で支払いできるメリットはかなり大きいと思われます。
また、個人事業であれば支払いを管理するのは代表の自分ですから、現金管理という点でも双方にとって安心材料となるでしょう。
※ここ5年くらいは現金志向の状況が継続すると思います。
このように支払い関係における保険外サービスを小規模(個人事業)で行うメリットは大規模(大勢のスタッフ体制)で行うデメリットに通づることになりますね。
サービスを広げたいけど広げられない課題が、そこにあります…。