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プラケア事業とライドシェア~保険外サービス

メリットとデメリット

ここ最近、ライドシェアの話題が多く聞かれるようになりました。

確かに時間帯や雨雪などの天候によってタクシーが捕まりにくいときが私の地域でもあります。

ライドシェアのように新しい斬新なことを始めようとするときには必ずメリットとデメリットが出てきます。

こういうときはメリットを最大化して、デメリットをいかに最小化していくことが大切なのだと思いますが、それがなかなか難しいんですよね。

ライドシェアを私のプラケア事業に当てはめてみると、一番のメリットは通院付き添いの際に利用者を自宅から病院、そして自宅まで一貫したサポートができることです。

また、衣類を合わせてみたいなど実際に自分自身で買い物をしたい方にもライドシェアで乗車いただくと、こちらも一貫したサポートができるかと思います。

ただし、これは地域の介護タクシーさんや一般タクシーさんと連携することにより、今でも可能となっていますし、すでに実現できている内容です。

逆にライドシェアのデメリットを考えてみると、事故のリスクにきちんと対応できるのか…という一点に尽きるかと思います。

いくらゴールド免許だからと言っても事故のリスクは取り払うことができません。この点はライドシェア専用の車の保険が充実されて、その事故リスクも承知の上でサービスを利用いただく方法しかないのかと思います。

そのようなリスクを常に心配しながらプラケア事業にライドシェアを取り込むかどうかは検討する必要がありますが、あくまでもオプション的なサービスになるのかと思います。

プラケア事業にライドシェアを取り入れるべきか?

ただ、いくらライドシェアが解禁されようとも、タクシーの代わりだけ(付き添いなし)に利用いただくのは私のサービスのコンセプトとして違うのかな…と思っています。
知っている顔で安心感は高いのかもしれませんが…。

なぜならば私のプラケア事業は付き添い時間や清掃等の作業時間など、ある程度のサービス時間が必要で、タクシーさんのような細かな送迎の希望を叶えることができないからです。

スキマ時間の送迎で収益を…というような考え方ならアリなのかもしれませんが、呼び出しの期待に応えられない送迎サービスは継続して依頼していただけないと考えています…。(期待に応えられないフラストレーションが溜まりそう)

そのあたりは介護タクシー事業を私のプラケア事業の追加サービスとしない理由ではありますが、それを解決できているのは連携できる介護タクシー事業所さんや、一般タクシー事業所さんが豊富な地域性だからかもしれません。

もし、サービス提供エリアの人口に対して明らかに送迎方法や地域資源が足りていない地域性であった場合は、介護タクシー事業をプラスすることも考えるかもしれません。

介護タクシー事業の起業について

多くの方のポストで介護タクシー事業について起業を検討されている方がいらっしゃいますが、需要のない地域で、いくら良い送迎サービスを展開されても苦戦するのは確実だと思います。

マーケティングの手法などを用いて、送迎サービスで戦っていけるのかを慎重に検討して欲しいなーと思います。(苦戦していたり撤退した事業所さんは、あえて情報発信をしていないことが多いため…)

それでも失敗することはありますので、ビジネスに絶対はないんですよね…。

それでも失敗の可能性を少しでも減らすことはできるかと思いますので、その点は私も慎重に、時には大胆に…プラケアでの戦略を練っていきたいと思います!

~自己紹介~

私は介護保険の福祉用具事業に12年携わってきましたが、その中で介護保険外でのお困りごとがあることを常に感じていました。

そこで、プライベートケアサービスという保険外の自費サービスで起業し、新しい介護ビジネスの中で個人事業主として戦っていたりします。(ただいま4年目)

そんな新しい働き方を応援していますので、今後も私の経験している生のプラケア情報をお伝えさせていただきます。

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