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本の感想、書評、紹介

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良いと思った考え方、考え方が変わった文章、これはと思った知識とかまとめていこうかなぁ。 「難しい本はいやだけど、れーんの感想なら読める」というスタンスを目指す。
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2020年3月の記事一覧

本の感想43『果てしなき多元宇宙』筒井康隆

この世界は、幾重もの糸がタテヨコに織られた布のようなものだと考えてみよう。 タテ糸は、歴…

れーん
4年前
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本の感想42『ボッコちゃん』星新一

ロボットの女の子が、スナックで働いている。見た目は本物そっくりだし、簡単な受け答えもでき…

れーん
4年前
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本の感想41『灯台へ』ヴァージニア・ウルフ

結局、人は自分の本当の気持ちを言葉にすることなどできないのだろう。 言葉というのは便利で…

れーん
4年前
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本の感想40『命売ります』三島由紀夫

一度何もかもを捨ててしまえれば、人生とてつもなく楽になるだろうなぁ。何事にも動じなくなる…

れーん
4年前
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本の感想39『空想工房の絵本』安野光雅

絵本の紹介は初めてだ。絵本といっても読みごたえがあって、その世界観と、日常であまり触れる…

れーん
4年前
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本の感想38『羊をめぐる冒険』村上春樹

YouTubeのゲーム実況で、「ガラージュ」なる奇ゲームを知った。「三大奇ゲーム」と言われるも…

れーん
4年前
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本の感想37『逆ソクラテス』伊坂幸太郎

ピグマリオン効果「ピグマリオン効果」「教師期待効果」という言葉を初めて知った。簡単にいうと、先生の期待する生徒は成績が良い、という心理的な考え方。たしかに、先生が印象で「この子はこう」と決めつけてかかり、それに従って言動すれば子供もその通りに育っていきそうである。 同じようなもので、親とか周りの人に「◯◯は頭が良いね〜」と言われ続けて育つと、頭が良くなるみたいなのも聞いたことがある。 統計的にも、期待度と成績は相関すると考えられる。というよりも当たり前の結果な気がする。そ

本の感想36『三島由紀夫レター教室』三島由紀夫

この本は、レター教室というより「人間教室」だなぁ。後書きに面白い物があったので最初に紹介…

れーん
4年前
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