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自分で決めて、前に進む⑤
少し間が空いてしまいましたが、前回の投稿では、「自ら問いを立て、課題形成し、実現に動くこと」を支える側面のひとつとして、
個々人の視点を活かし、相互の連携を促して思考を拡げたり深めたりしながら、一歩先、さらにその一歩先へと背中を押していく職場環境へのアップデート
が必要になることを述べました。
その前提として、「自ら問いを立て…」という仕事のスタイルをとれるかどうかは、必ずしも組織内のポジシ
自分で決めて、前に進む④
前回の投稿では、「自ら問いを立て、課題形成し、実現に動くこと」ができるようになるには、職場環境や個人能力のアップデートが必要になる、と述べました。
これを受けてまず今回は、職場のなかに個々人の多様な持ち味の発揮を促し、育む環境があるのかという視点について。
マジョリティや声の大きい人とは違った考えとか、これまであまり目を向けられていなかった領域に触れるような情報や着眼点が提示されたとき、その声
自分で決めて、前に進む③
前回の投稿では、
「自ら問いを立て、課題形成し、実現に動くこと」こそが社会人としての真のひとりだちであり、そうした仕事のしかたに目覚めたところからキャリアの本番が始まるのではないか
という視点を投げかけました。
そして、そのような仕事に踏み込めるかどうかは、いまの環境、立場でそのような振る舞いが許されている(と思える)のかが大きなカギになるのではないか、とも。
ただ、この話の難しい点は、若
自分で決めて、前に進む②
「仕事は私自身が考えて、つくりだすものである」
本当のキャリアは、そんな気づきが芽生えたところに始まるのではないか。前回の投稿で投げかけてみた考え方です。
では、この感覚は、どこから来ているのか?
はじめにはっきりと認識したのは、学生時代のゼミで出会った化学分野の教授の言葉がきっかけでした。
「自分たちのような化学屋さんは、世の中の役に立つものをつくれてこそ存在価値がある」
当時はちょう
自分で決めて、前に進む①
私のキャリアは、大きなつまずきから始まり、その後も様々な紆余曲折の道が続いてきました。
転職を数えること7回。いまの会社は正社員として8社目。途中、業務委託なども挟んでいたので、経験社数で言えばさらに増えます。
40代半ばにして、ようやく自分を活かして生きられるところまでたどり着けたのかな、という感覚。
そんな自分ですが、若手の頃から一貫していたのが、自分の仕事を自分でつくるというスタンスで