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NoteパルプマガジンMexico

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Noteで連載されているパルプ小説をピックアップする事を目的としたマガジンだ。 このマガジンをフォローすればNote上での豊かなパルプ生活が認可される。
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#毎日更新

青空、ヒグラシ、お肉仮面 #第一回お肉仮面文芸祭

お肉さんを初めて見たのは、確かヒグラシが鳴き始めた夏の暑い日だったと思います。その日は特…

粘体怪盗怪死事件~冥竜探偵かく語りき~ 第一話 #DDDVM

怪盗は死んだ。 その事実を私が知ったのは、私の助手を務めてくれているワトリア君が、刷り上…

千竜一夜の夢 #DDDVM

色とりどりのステンドグラス、宝石のランプに囲まれている、ぼんやりとした視界ではそう感じた…

辛い麺メント:アザーサイド『辛紅』 #AKBDC

紅い、唐辛子の紅さだ。辛紅<からくれない>の第一印象はそういうものだった。 「ここかぁー…

だから私はエルフじゃないの! -1- #胡乱エルフ

死んだ、と思った。けど死ななかった。 痩せこけた緑肌のゴブリンを前に尻もちをついたネクロ…

冥竜探偵かく語りき~生体迷宮停滞事件~ 第一話 #DDDVM

あなたは、迷宮というものを体験した事はあるだろうか。 ない?実に結構。迷宮とは、暗く、複…

イドラデモン・アニヒレイト -1- #ppslgr

永久凍土でもあり得ない速度で生じた氷柱が、開けた光の差し込むNoteの商業ストリート上で、虚ろに徘徊するショーウィンドウマネキンめいたボット群体を一撃の元に凍結させる。 「カッカ!」 猛禽の如く鳥かごの様に閉ざした氷柱に飛び掛かるのは、焔色と藍色の手斧を双手に握り、長いケープをたなびかせるインバネスコートをまとった灰の髪とあごひげの壮年の男だ。 つば付き帽をかぶった彼が右手に握った焔色の手斧を刈り取る様に振るえば、一瞬で氷柱を煉獄が塗りつぶす。当然、氷柱は瞬時に蒸発し水

Happy!Book!Making! -1- #ppslgr

「R・V!本を作ろう!」 時は既に月が傾く深夜、場所は都市型創作物売買施設「Note」の片隅に…

夢に舞うは胡蝶、現に横たわるは蚕蛾 -1- #ppslgr

月光さえない新月の闇の中、俺が茂みに投げ込んだ石つぶての音に反応し複数の矢が射込まれた。…

いざなうはワールド・コーン・ラビリンス -1- #ppslgr

鋭く突き出されたグラディウスの一撃をスウェーにて上体を逸らし避ける。 続いて超接近戦から…

パンドラ・イン・ジ・オーシャン -1-

「R・V、二匹目の喋るマグロが発見されたの」 しかるに、常識というのは覆されるためにある。…

走れ、穿て、守れ -1-

 俺の目の前で、チャラくて色黒のいかにもなナンパ男が鼻から血を噴きながらぶっ飛び、木床を…

賽を振るは、神か人か -1-

「おはようございます、マスター。戦闘行動を開始します」 「頼むぜ、クリス」  爆炎渦巻く…

ガイズ・ミーツ・怪獣 -1-

 緑満ちる山々の中、子供が誤字を誤魔化す時のノイズをウルトラサイズにしたような奇怪なる巨人が名状しがたい咆哮をあげた。  だが、目にすれば己の正気を疑う様な黒い巨人は、直後に自身に向けて放たれた太陽の如き光球を身に受け、絶叫する。地上の太陽を放ったのは城塞を下半身にしたかの如き重厚なる人型兵器。  太陽を逸らす事さえ叶わぬ怪奇黒巨人だったが、さらには真後ろから蒼光満ちるスフィアが飛来、無防備な背後に無慈悲に衝突。黒い巨人は陽光と月光に押しつぶされれば地上から完全に消滅した