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NoteパルプマガジンMexico

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Noteで連載されているパルプ小説をピックアップする事を目的としたマガジンだ。 このマガジンをフォローすればNote上での豊かなパルプ生活が認可される。
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#スーパーロボット

ウルフズ・ワンナイト・スタンド 目次  #ppslgr

 スーパーロボット、ソウルアバター(略称:SA)乗りロックミュージシャンのリキヤと護衛のア…

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ウルフズ・ワンナイト・スタンド ep-1 #ppslgr

◆前回までのあらすじ◆  ふと男性が彼方を見やる。  砂の海は起伏に富み、其処此処に砂丘…

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イドラデモン・アニヒレイト -1- #ppslgr

永久凍土でもあり得ない速度で生じた氷柱が、開けた光の差し込むNoteの商業ストリート上で、虚…

Happy!Book!Making! -1- #ppslgr

「R・V!本を作ろう!」 時は既に月が傾く深夜、場所は都市型創作物売買施設「Note」の片隅に…

夢に舞うは胡蝶、現に横たわるは蚕蛾 -1- #ppslgr

月光さえない新月の闇の中、俺が茂みに投げ込んだ石つぶての音に反応し複数の矢が射込まれた。…

いざなうはワールド・コーン・ラビリンス -1- #ppslgr

鋭く突き出されたグラディウスの一撃をスウェーにて上体を逸らし避ける。 続いて超接近戦から…

パンドラ・イン・ジ・オーシャン -1-

「R・V、二匹目の喋るマグロが発見されたの」 しかるに、常識というのは覆されるためにある。つい最近覆された俺の常識の一つは、マグロは日本語を話せるという事だ。だがそんな体験はもう二度とないだろうと脳裏に刻まれた深い傷を忘却の砂で埋めて忘れ去ろうとしていた矢先の、彼女の言葉だった。 夕暮れの光差し込む黄昏時の、荒くれ文筆家ことパルプスリンガー達が集うここは、超巨大創作売買商業施設”Note”の片隅にある古びた西部劇風のバー・メキシコ。 今日一日の執筆ノルマを何とか乗り越え

走れ、穿て、守れ -1-

 俺の目の前で、チャラくて色黒のいかにもなナンパ男が鼻から血を噴きながらぶっ飛び、木床を…

論理仕掛けの偶像は自由を夢見る-1-

「『助けて』、とな」 「ああ、こいつをどう見る、R・V」  西部劇めいた誂えのバー・メキシ…

賽を振るは、神か人か -1-

「おはようございます、マスター。戦闘行動を開始します」 「頼むぜ、クリス」  爆炎渦巻く…

ガイズ・ミーツ・怪獣 -1-

 緑満ちる山々の中、子供が誤字を誤魔化す時のノイズをウルトラサイズにしたような奇怪なる巨…

ヒトよ、ネコと和解せよ -1-

「この一週間で行方不明の届け出が急増しており、警察が現在捜査を行っています」 「物騒だな…

デスペラード・カレー

「で、一体なにがどうなってこうなったんだい?」  俺にかけられた年若い男性の声に改めてバ…

ライフ・イズ・エンターテインメント!-1-

 閃光、そして消滅。それが俺が見ていた試合で起こった事実だ。バー「メキシコ」で視聴した人型機動兵器「ソウルアバター」同士での試合。そこであったことはまさに、瞬殺だ。  古代ローマのコロシアムを鋼鉄で再現したかのような会場内。メタリックブルーに輝くあたかもマッスルマンめいた装甲をまとう巨大人型兵器が、試合開始からいきなり胸部装甲を展開。装甲内部より解放されたプラズマ反応炉から放たれた光線が、対戦相手である密林色のこれまた筋骨隆々を想起させる厚い装甲をまとった人型兵器を一瞬で消