#24 人生、ダメな日もあるさ
定期的に来るダメダメモード
今日、仕事がうまくいき、納得のいく記事を書けて、全能感に満ち溢れた日であっても、次の日もそうとは限らない。
けれど、気持ちだけは昨日の全能感を引きずっているので、昨日のように家事や仕事に取り組んでいく。
しかし。
家にて——
お皿を割ってしまった……
スープを床にぶちまけてしまった……
愛猫を怒らせてしまった……(一番ショックである)
職場(図書館)にて——
運んでいた本を盛大に落としてしまった……
利用者の探している本が全然見つからなかった……
打っている途中のメールを間違って送信してしまった……
帰宅後——
筋トレにやる気が全く起きない……
noteを書こうにも全然言葉が思い浮かばない……(由々しき事態だ)
悶々と色々考えてしまって寝付けない……
もういやだ。
どんなに体調管理をしていても、風邪をひくときはひく。
それと同じでどんなに普段通り過ごしていても、何をやってもダメなときはある。
僕はこのダメなときを「ダメダメモード」と名付けている(ネーミングセンスは皆無である)。
一刻も早くダメダメモードから脱却したい!!
そのために僕が過去していたのは、
ダメな自分を徹底的に鼓舞することだった。
鼓舞がいつしか否定へ変わる
「自分はこんなものじゃない。もっとできる人間だ!」
自分ならできる、自分ならできる、もっとできる……
それがいつしか、言葉が変わっていた。
できない自分じゃダメだ、できない自分じゃダメだ……
こんなんじゃダメだ、落ち込んでいてはダメだ……
鼓舞がいつしか否定に変わっていたのである。
これはnoteで活動しているこの3週間にも起こった。
「もっといいものが書ける」と思い、消しては書くを繰り返す。
そして、だんだんと
「こんな文章じゃダメだ」と自分を否定しているのである。
これはあくまで僕の場合なのだが、
自己肯定というのは努力して継続するものであるが、
自己否定は気づけば続けてやってしまっている。
逆であればどんなに生きやすいだろうといつも思っている。
最終技法:受け入れる
自己啓発本によく書かれていることで
「受け入れる」
という言葉がある。
あらゆる本やネット記事に書かれてあるので、自分を前向きにするにはおそらく最強の方法なのだと思う。
そうなると、ダメダメモードに入っている自分をも受け入れることが、ダメダメモードから早く脱却するための方法なのではないかと考えた。
その結果が、まさにこの記事である。
noteで何を書くかを基本的には朝に考えている。
今日は朝からコンディションが悪く、完全なるダメダメモードだった。
この状態でnoteに向き合うとどうなるか。
まず何も思いつかない。
一応テーマのストックはある。
しかし「今じゃない」と思い、頑なに蔵出しをしたくなかった(頑固なのもダメダメモード特有の現象な気がする)。
そして、何も思いつかないことにイライラしてくる。
仕事前の時間というのは限られている。早くしないとと焦りも覚えてくる(意味なく焦るのもダメダメモード特有の現象な気がする)。
そこで、ようやく今自分がダメダメモードに入っていることを自覚し、
それを受け入れることにしたのである。
そのとき、思い浮かんだ。
「ダメなときもあるよねってことを記事にしてみるか」と。
ダメなときはいいときが始まる前兆
まだ人生を歩んで33年だけれど、経験上、下がった後は必ず上がっていくのものだと思っている。
なので、ダメダメモードの渦中にいるときは辛いけれど、
その後は絶対に上がるだろうと考えると、多少は落ち着けるようになった。
これが受け入れるということなのかもしれない。
もし、今「なんか調子悪いな」とか「今日は何やってもダメだな」とか思っている人がいたら、おそらく近いうちに調子も上がるし、何やっても満点な日がやってくるはずである。
僕もなんとかダメな自分を受け入れて、この記事を書ききった。
このままダメダメモード脱却となればいいのだが……。